気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

世田谷の高放射線量

2011-10-13 20:44:41 | 印象的な世の中の出来事
世田谷で高放射線量を計測し福島原発の放射線の影響が疑われた。
夕方のニュースではそうではないらしい。

「東京都世田谷区の住宅街で高い放射線量が検出された問題を巡り、
同区は13日、区道に隣接する民家の床下にあった段ボール箱付近が、
発生源の可能性が高いと発表した。
この段ボール箱の中には瓶類が詰められており、同区では今後、
国などに依頼して原因物質の確認などを行うとしている。」
(2011年10月13日19時14分 読売新聞)

このことで某ブログでは13日時点のNHKニュース「10月13日 4時11分
東京・世田谷区の区道で、1時間当たり最大で2.7マイクロシーベルト
という高い放射線量が検出されました。
世田谷区は、道路の表面を除染しても放射線量が下がらないため、
専門家に相談して対応を決めることにしています。 」から福島原発とは
違う可能性について言及している。

一方、東北地震が発生するまでは無名に近かった武田邦彦氏のBLOGOSでの
記事「世田谷の高線量率と福島の新米(緊急)」はとんだ勇み足だったようだ。
自説を裏付ける新事実と思い込み飛びついたとしか思えない。
もう少し事実関係を慎重に判断するなり自分なりに現地調査をすべき
だったのではなかろうか。ここでも机上の空論評論家の一端を垣間見た
気がする。

原発事故は国民に対する犯罪だが事実に基づかずに断定してはいけない。
むしろ情報を持つ者の情報の小出し、矮小化、隠蔽について注意を払って
いく必要があろう。
「セシウム汚染地図」も長野県が未公表であり小出しの例であろうし、
都市部の汚染がないような表示も「ほんとかな」と思わせる。
実は測定対象外でした、は無しにしてほしい。
そのそも事故直後からの行政からの発表にうさんくささが漂うのだ。

「ただちに影響はない。」で在職中さえ切り抜ければ、という魂胆が
明白で責任感が全く感じられない。とりわけ放射線被害の場合、
長期間たってから顕在化することもあるので責任がうやむやになる。
日本の東半分は、何らかの放射線被害、影響を受けていると考えるのが
妥当だろう。なぜなら、全地域を全期間にわたり計測できていない
のだから。




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