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富久娘、「純米酒」に醸造アルコール…自主回収

2013-11-12 17:11:12 | 印象的な世の中の出来事
商道徳というのがある。それが蔑にされたということだ。
多くの企業は不祥事が明るみに出れば企業の存続を危くすることを承知している、と思う。
個人ではなく組織としてやってはならないことに手を染めてしまう。地に落ちたものだ。

記事のタイトルを見て「無法松の一生」のあるシーンが目に浮かんだ。
無法松の住いの入り口付近の壁に「富久娘」の大きなポスターが貼られていた。
大酒のみで喧嘩早い無法松にも「純」な気持ちが心を満たしている。
それを象徴するようなシーンだ。

なんだか老舗の醸造家がそれを自ら穢しているように思え悲しい。



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富久娘、「純米酒」に醸造アルコール…自主回収
読売新聞 11月11日(月)23時59分配信

 神戸市灘区の酒造会社「富久娘酒造」は11日、「純米酒」に醸造アルコールを混ぜたり、規格外の酒米を使った安い酒に「純米酒」などのラベルを貼ったりするなど、国税庁の基準に違反する日本酒を販売していたことを明らかにした。

 同社は該当する38銘柄の自主回収を始めた。今年1月~10月末に一升瓶換算で約25万本を販売したという。

 同社によると、不正表示は10月下旬、大阪国税局の指摘で発覚。国税庁の基準では純米酒の原料は米と米こうじだけだが、醸造アルコールを加えたものがあった。また、品質の劣る規格外の米を使った酒に「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」といった高級酒のラベルを貼って販売していた。

 同社が原料を記した書類などを調べたところ、少なくとも4~5年前から不正表示は始まっていたとみられるといい、詳しい時期を調べている。読売新聞の取材に、小島久佳社長は「結果としてお客様をだましたことになった。原因究明を徹底し、再発防止に努めたい」と話した。

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