台湾一週間、台北から高雄、駆け足の旅。
ほとんど国内を旅しているような流れ行く風景、違いは田園の緑の中のバナナ、椰子の林、
そして街中のガジュマル、あふれる大陸の略字漢字と違う正字の漢字看板。
大きく感性を刺激される事もなく淡々と過ぎゆく時・・・
そんな感動の少ない旅の中で残った事、
日本の若者たちで溢れた細い道幅の急階段、夜の九フンの街、そして圓山ホテル。
シノワズリの真骨頂、その異様な外観、ラウンジ、廊下、室内装飾・・・
若者が台湾を旅していたのは宮崎駿の世界、千と千尋の神隠しのイメージを追っての旅だったのか・・・
だがジジイもババアも大した違いはない。帰国してやったことは千と千尋のDVDを観ることだった。