さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空 今日もきのうも 雪の空・・・
今日も朝から雪が降っている。昨日、春の野を疾走した車は雪の下。
私は童謡、早春賦が好きだ。早春賦そのものの世界を歌って気を晴らすしかない。
昨日、3月8日は-5°c、雪が激しく降りしきる早朝、2年ぶり、片道150kmの長距離ものともせず、一路水戸偕楽園に向け、車を走らせた。
青空の下、梅の香満ちる偕楽園は別世界、気温は10°c、満開の紅梅の下で広げる宴、吹く風もなんと心地よいことか。
園内の孟宗竹林、取り囲む垣根の美しさに暫し見とれていると、たまたま通りかかったインストラクターが説明してくれる。
孟宗竹は京都嵯峨野から取り寄せ、そして垣根は園内の萩を刈り取って使っているという。
この庭を設えたガーデナーの美意識の高さ、ああ、日本庭園、なんと素晴らしいことか。
日本の美しい文化を誇りに思う。