ダイニングルームの窓が落雪で塞がれてしまった。この時期にしては雪がとても多い。
雪はいらない、雪を忌々しく思う、そんな今の自分が悲しい。
雪が降り始めるとウキウキしていた初心の自分はどこに行った・・・
半日費やして駐車場、家周りの除雪を行う。
1991年暮れ、カーティスクリークはオープンした。26年の歴史とともにこの除雪機はここにある。
なれない初めての操作、誤ってダイニングルームのガラス戸を突き破ってしまった苦い思い出も今では遠い甘美な記憶になってしまった。
この除雪機無しの裏磐梯の冬の生活は考えられない。感謝を忘れ、ディーゼルエンジンの騒音と黒煙に文句など言えないのであるが・・・
冬の生活でなくてはならないもう一つのもの、それは24時間燃え続ける薪ストーブ。
外作業で冷え切った体を温め、そして雪で湿ったスノーブーツ、オーバーズボン、手袋、マフラー・・・
それらを直ちにカラっと乾燥させてくれる。