雪が深くならないうちに薪を運んでしまおう。
9時半、気温3°c、暖かい。力仕事をすると汗をかく。
40mほど離れた薪置き場から一輪車を使ってポーチに運ぶ。ソリを使った作業と比べ、ずっと楽な運搬作業。
2時間ほどでポーチに3列の薪が積まれた。これで2月いっぱい薪運びの重労働から解放される。
薪を置くスペースをポーチに大きくとってくれたこの家の設計者、建築士の木村真理子氏に感謝しなければならない。
24時間燃え続ける薪ストーブはダイニングルームを暖かく快適にするだけではない。
厳寒、休館の家を温め続け、使用しない部屋の水回りの凍結を防ぐ大切な役目を担っている。
妻が積み上げた薪は丁寧で綺麗、私の仕事と大違い。
この薪が燃やされ、なくなる頃、季節はだいぶ春めいていることだろう。
12月2日
4つの峠、トンネルを越え、抜け、一日ドライブそして買い物。
最後の土湯トンネルを抜けた頃には箕輪スキー場はたぞが時、夕日は山陰に沈み、磐梯山の上空の雲は見事な夕焼け。
車から下り、寒さに震えながら冬の暮れゆく風景をじっと眺める。