裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

一日 春樹とベートーヴェン

2020年12月25日 | 本を読む

野鳥に餌を与えるために朝一回外に出ただけ。

朝10頃から自室に閉じこもり『海辺のカフカ』を読み始める。

部屋に流れるは本を読むに邪魔にならぬベートーヴェン、MP3で焼いたCD、3枚。

一枚で通常のCD6枚,6時間以上収録できる。フルニエ、グルダのチェロソナタ、

イッセルシュテット、ハイティング指揮の2種の『シェリングのバイオリン協奏曲』

そしてグリュミオー、ハスキルのバイオリンソナタ、モノラル録音、いずれも古いベートーヴェン。

メガネを外して降り続く窓外の雪を眺めるたり、美しいベートーヴェンの調べに思わず聴き入り、本を閉じてしまったり、

昼食、夕方のルーチン、長い入浴時間までに読んだページ、150ページほどか。読書スピードの落ち、驚く程。

だが、長い持て余す時間、オムニバス風に展開される、おそらく青年期の春樹の投影、創造された田村カフカの成長、成り行き、

展開された物語の絡合をゆっくり楽しもうと思う。


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