日本ではアミガサダケ フランスではモリーユ 春を告げるキノコとして非常に人気の高いキノコ セップと並ぶ高級食材である 通常 手に入るものは乾燥させたものがほとんどで干し椎茸のように水で戻して使う 今日はフレッシュモリーユを使った料理の一皿でも作ってもらおう(庭にて)
ワスレナグサが咲き始めた いつの間にかこぼれダネが散らばり 庭中ワスレナグサが広がってしまった かわいい花なので抜き取る事ができない 植えたわけでも種をまいたわけでもないのだが どこからやってきたのだろうか といっても日本原産のエゾムラサキではなくヨーロッパからやってきた園芸種であろう(庭にて)
庭の片隅に生えているノイバラ 都合よくまっすぐに1メートルほど伸びている 今回はスタンダード仕立てに かわいそうだがすべての枝 芽を切り取ってしまい 上部をカット 80センチほどの台木にセントセシリアの小枝を接木する すでに芽が大きくなっているので果たして うまく成長してほしいのだが(庭にて)
早くもオオヤマザクラの花びらがひらひら散っている庭 バラの鉢にキビタキが止まっている 今日は薄ら寒い小雨 南国マレー半島やインドシナ半島からやってきたキビタキにはやりきれないほど寒いことだろう 雨の森からは夏鳥たちの歌声はまったく聞こえてこない 元気なのはウグイスのみ 昨日はカッコウの初音が聞こえてきたのになー 寒い (窓越しに)
庭で今年初めてのワラビを見つける このところ暖かい日が続いたからだろうか ワラビをポキッと摘むときの気分は特別のものがある これから食べきれないほど 足の踏み場所もないほど 次から次 顔を出すのだ 今日はほんの少しの収穫 おひたしにでもして春の香りを楽しむとしよう(庭にて)
リスが庭のあちこちを掘って何かを探している そう埋めたクルミを探しているのだ 庭仕事をしていて穴を掘ると 時々クルミが出てくる 中にはリスの忘却によって食べられることなく発芽しているものもある クルミはリスの助けを借りて種を遠くに散布しいる リスとクルミは巧みな相利共生関係にある (庭にて)
家の近くのオオヤマザクラが満開 秋元周辺ののヤマザクラの中では一番大きく立派 幹周り2メートルは超える銘木である 窓から眺めるこのサクラが好きである オオヤマザクラは花や葉がヤマザクラより大きいところから命名され 花色のピンクが濃くベニヤマザクラとも呼ばれる 裏磐梯の山肌をピンクに染めるのはこのサクラであり 新緑のエメラルドグリーンとのコントラストはうっとりするほど美しい(庭から)
木々がいっせいに 爆発的に芽吹き始める 裏磐梯の風景がセピア色からエメラルドグリーンの世界に変わって行く そんな大きな変化の中の小さな世界 間近で見る芽吹き ハウチワカエデの芽吹きの美しさ つぼみのかわいらしさを知る人は少ないことだろう (庭にて)
今日も暖かい 20℃を越す 遅れている春を一気に取り戻すかのようだ オオヤマザクラのつぼみはふくらみ 開花間近 カラマツも芽吹き始めている いよいよ裏磐梯がもっとも美しく光り輝く極上の季節を迎える (庭にて)
春らしい陽気 気温も18℃ 林の中のシュンランも開花 人間は貪欲 目で楽しむだけでは満足せず 胃袋でも楽しもうとする このシックな美しい花には淡い芳香があり、塩づけにして蘭茶として楽しむという 付近にシュンランの群落があるがほとんどの株の葉が上半分ほどくいちぎられている ウサギもシュンランが好物のようである(庭にて)
オオルリの大きなうたごえが聞こえる 心躍らせてデッキに出る 芽吹き始めたシロヤナギの梢で盛んにオオルリが歌っている 時々枝から枝 こちらを見ながらまるで今年もよろしく と挨拶しているかのようだ 子育てが始まるまでしばらく この森で美しい歌声を響かせてくれる事だろう 幸せなことだ (庭にて)
温暖地では一年草として扱われているデルフィニュームは ここ裏磐梯では本来通りの宿根草としてある よほど気候的に合うらしく背丈を越えるほど成長し ほかの花とのバランスがとれず 困る事があるほどである デルフィニュームがいっせいに咲きだすころ それはバラの香りがあふれ 庭が一年中で最も輝かしく美しいときである(庭にて)