半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

SB(スモールボア)ライフル射撃、まだ止めてません!。

2018-05-25 18:01:13 | ライフル射撃、ライフル銃


最近あまりブログに書いていないので、既に私がポジション・シューティングからすっかり足を洗ってしまったと思っていらっしゃる方が多いようですが・・・・・・まだ、止めてません(笑)。




私のSB(スモールボアライフル)は相変らずこれ、27年前に買った旧~いアンシュッツ(笑)。でも私と同世代の皆さんの中には、いまだに14~/18~系のアンシュッツを使っている方が珍しくありませんね。先日、射場で非常に珍しいターナーのスタンダードSB(まだアクションが黒い頃のヤツ)を撃っている方からお話をうかがったら、何と40年!も使っているとのこと。私なんか足下にも及びません。



一時はこのアンシュッツをワルサーKK200用ストックに載せ替えようか?と思っていたのですが、最近は別にセッティングを変えることもないので、いっそ可動部分が少ないスタンダードのストックに戻しちゃおうか?などと考えています。
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.22LRのリローディング、できないわけじゃありません(笑)。

2017-11-22 16:51:53 | ライフル射撃、ライフル銃


たまたま以前書いた記事にご質問を頂いたので、今回は急遽それと関連した話題をUPさせていただくことにします。

私を含めて、センターファイアの競技用ライフルを所持している皆さんの大半は弾を自作します。その方が銃に合った良く当たる弾が作れますし、市販の弾よりも割安ですからね。

しかし、同じ競技用ライフルの弾でも、リムファイアのSB弾(.22LR)を自作しようとする方はほとんどいません。一般にリムファイアはリローディングできないと思われていることはもちろん、練習用の安い弾なら22~24円で購入できるので、わざわざ面倒な手間を掛けて、市販品より当たるとは到底考えられない弾をハンドロードする必然性なんて皆無なのです。


私は以前、旧いアメリカの少年雑誌で、ロウマッチや玩具用の紙火薬、空気銃弾を使ってリム・ファイアの.22をリローディングする記事を読んだことがあり、知識としては可能であることを知っていました。しかし、いかに “実験好き” の私でさえ、それを実際に試してみようとは気にはなりませんでした。精度的にも価格的にもメリットはないし、銃身内で停弾でもされた日にゃ、目も当てられませんからね。ところが・・・・・・









・・・・・・最近、こんな物が販売されていることを知り、思わず入手してしまいました。.22LR用のリローディングキットです。




中身はこんな感じ。クリンパー兼用の2キャビティのモールド、リムをクリーニングするための耳かきのようなツール、小さな計量用のディッパー、ファンネル、スポイトのついたボトル、マニュアルです。



まぁ現実問題として競技用SBでは使えませんが、最近弾の入手で悩んでいる.22散弾銃オーナーの皆さんにとっては朗報じゃないかな?。テスト結果に関してはいずれまた。
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学生時代の銃砲店のカタログ、懐かしいなぁ・・・

2017-09-20 20:07:49 | ライフル射撃、ライフル銃
先日、昔読んでいたライフル射撃競技関連の書籍が色々出てきたという話を書きましたが、それと一緒に旧い銀座銃砲店やライフルショップ・エニスのカタログやセールのダイレクト・メールが沢山出てきました。高校~大学生の頃は毎日のようにこれを眺めては、次は何を買おうか?と悩んでいたなぁ。




銀銃のカタログを見たら、バウのエアはまだスプリング式の300Sユニバーサル(何故か銀銃では “スーパーマッチ” と呼んでいました)、アンシュッツのフリーはまだM1413の時代でした。私のSBはいまだにコレなんですけどね(笑)。




エニスのカタログには装薬拳銃のページもありました。ご存じない方が多いと思いますが、日本国内でも一定の条件(AP4段など)を満たせば民間人でも装薬拳銃の所持許可を受けることができるんですよ。私も大学3年生でAPを始めた当初から、いずれはFPの推薦を受けて、TOZ-35を手に入れたいと思っていたなぁ。




まぁそっちの方は早々と挫折しちゃったものの(笑)、火縄の短筒やパーカッション・ピストルなど、前装銃の片手系の方はその後も細々と続けています。




学生時代には競技銃以外にはあまり興味がなかったので気付きませんでしたが、この頃は最近では許可が下り難いような銃も普通に売ってたんですね。







以前に一度、金子銃砲店さんからルガーミニ30ステンレスを買ったことがあるんですけど、結局私には使い道がなく、一度も更新せずに手放してしまいました。グリュンネルがシングル・ショットのスポーターを出していたことは、このセールの案内を見直すまでまったく気付いておりませんでした!。もしターナーのスポーター持ってなかったら、現行モデルのMKB Ⅲを買ってたかも知れないなぁ。


これは学生の頃に作った銀銃とエニスの会員証。今でも年に2回のダイレクト・メールを楽しみにしています。



でも最近では、私よりも若い番号の人はかなり少なくなっているかもしれませんね。
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私の射撃の教科書達。まだ残っていました!。

2017-09-16 23:22:29 | ライフル射撃、ライフル銃
さすがに収拾がつかなくなってきたので、不要な本を処分するために書庫の整理をしていたら、昔よく読んでいたライフル射撃競技関連の本が色々出てきました。と、いうわけで、今回はその話を書かせて頂くことにしましょう。

私が15歳で最初に買った射撃の教本はこの『Position Rifle Shooting』でした。当時世界最強だったアメリカの射撃チーム、MTUのコーチであったビル・パラムとフランクT.ハネンクラートの共著です。当時はまだこの英語版しかなくて、青山のガソリンスタンドの隣にあった嶋田洋書で取り寄せてもらったなぁ。あの頃はまだ洋書を読んでいると驚かれるような時代だったのですが、ジュニアの種目はスタンディングだけだったこともあり、実はその部分だけしか読んでませんでした(笑)。




その次に手に入れたのは、アメリカのライバルであるソ連の射撃理論書、A.A.ユーリエフの『ターゲット シューティング』。もちろん最初に買ったのは講談社で出していた日本語版の方です。その後、かなりた経ってから日本語版には省略さているページがあることを知り、英語版であるこの『COMOETITIVE SHOOTING』を手に入れました。




さすがに当時ですらすでに時代遅れの部分が多かったものの、弾道学の基礎等々、この本から学んだことは少なくありません。また大学3年生でAPを始めた時には、まだ他にピストル射撃競技の本格的な解説書がなく、色々参考にさせていただいた記憶があります。かなり後になって旧いMTUのマニュアルを入手してみたら、ほとんどこの内容そのままであったことを知って驚きました。ビル・パラムがコーチになる以前は、USAチームもソ連の技術を流用していたんですね(笑)。








大学生の頃、パラムとハネンクラートが再び共著でライフル射撃競技の本を出したと聞いて、迷わず手に入れたのがこの『Successful Shooting』でした。私のは1981年の初版でした。正直、テクニカルな内容に関してはあまり大きな進歩はなかったものの、トレーニングの章には、初めてメンタル・マネージメントの重要性を意識させてくれるような内容も含まれていて参考になりました。 




その後、ドイツのジークフリート・アーノルトの『スポーツ射手のトレーニング』を買ってそのトレーニングプログラムをそのまま真似してみたり(笑)、この日ラのライフル射撃教本を読んでメンタルマネージメントはまったりしていた時期もありますが・・・・・・



・・・・・・前装銃を撃つようになり、正しいはずの射撃技術が有効に活用できない世界があることを痛感し、新しい理論や技術を吸収することに対する意欲が大きく減退してしまいました。というわけで、私の射撃理論はいまだに80年代半ば、つまり30年前!で止まったままです(笑)。さすがにそろそろリニューアルしないとマズいよなぁ・・・・・・
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雪の中、西富士ライフル射撃場に残弾処理に行きました。

2017-02-10 18:24:07 | ライフル射撃、ライフル銃
今年の猟期ももうすぐ終了です。というわけで昨日は出猟の後、残弾処理を兼ねて、学生時代からの射撃仲間と二人で西富士ライフル射撃場に行きました。標高750m以上の人里離れた山奥にあるので、射場周辺はご覧のような雪景色。でも私達二人だけじゃなくて、次々に人がやってきたのでビックリ。





ハンターの皆さんにとっては、この程度じゃ雪が積もったという範疇には入らないのかも知れませんね。


こんな感じで標的なんかよく見えません。




さすがにこの寒さの中でプローンで撃ったら凍え死んでしまうので (笑) 、お気楽にベンチから撃ちました。ゴメンナサイ。



残弾処理なので、パカスカ撃って、銃身の熱で暖をとりました。


西富士には監的壕などはないので、この雪の中、山あり谷あり?の中、100mも歩いて標的交換に行くことになります。



途中で遭難するかと思った (ウソ) 。


標的の方から射座を見るとこんな感じ。凄い地形ですね。



長居をすると途中の道が通れなくなりそうで怖かったので、昨日は早々と退散することにしました。でも普段はインドアに近いような射撃場で撃つことが多いので、たまにはこういう所で撃つのも楽しいなぁ。
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千葉県射撃場でアキュラシー・インターナショナルの大口径ライフルを撃ちました。

2016-12-17 19:29:54 | ライフル射撃、ライフル銃
学生時代からの射撃仲間に誘われたので、千葉県射撃場に大口径ライフルを撃ちに行きました。100メートル射場が再開してから初めての訪問です。




今回撃ったのはこれ。アキュラシー・インターナショナルのスタンダードの方。口径は6mmBRです。




射座から100m先の標的をみるとこんな感じ。今回も利用者は私達二人だけでした。ほんと、贅沢だよなぁ (笑) 。




 以前 グルーピングをお見せすると約束していながらすっかり忘れていたので、今回はグルーピングのチェックをすることにしました。さて、結果はどうかな?。スコープを載せ替えたので、まずはその調整を兼ねて軽く20発ほど流して撃ち・・・・・・




・・・・・・その後、慎重に狙って撃ってみました。で、これがその結果。100m/5発のグルーピングです。



データは以下の通りです。

弾頭    : ラプア スキャナー “L”105グレイン
ケース   : ラプア 6mm BR
パウダー  : IMR 4895 30グレイン
プライマー : ウインチェスター

ベンチレスト・ライフルと較べたらお話にならない精度でしょうが、ポジション・シューティング用としては十分だと思います。


ライフル撃たない方には分かりにくいかも知れないので、比較用に1円玉を置いてみるとこんな感じ。



余談ですが、私の場合、グルーピングのチェックをするときは、わざと狙点と弾着点がずれるようにレティクルを調整しています。そうしないと、狙点を打ち抜いてしまって狙う場所がなくなってしまいますからね。以前はちゃんとピッタリ合わせて2発目以降は弾痕を狙って撃ってましたけど、面倒なので最近はそこまではやりません (笑) 。

ちなみに、この標的では9時方向の9の数字の○の部分を狙って撃っています。標的の中央には目印がないので、そこを狙うことはありません・・・・・・というか、狙えません (笑) 。
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千葉県総合スポーツセンター射撃場に25mピストル用電子標的が設置されました。

2016-07-19 16:59:54 | ライフル射撃、ライフル銃
先日、ちょっと用事があって千葉県総合スポーツセンター射撃場まで行ってきたところ・・・・・・




・・・・・・あれれ、奥の方の射座に何だか見慣れない物が設置してありますね。アレは何かな?。




正解はコレ、25mのピストル用電子標的です。こういう物が設置されているのを見ると、東京オリンピックが近付いていることをヒシヒシと感じますね。恐らく私達も何らかの形で出役することになるんだろうなぁ。




射座から見るとこんな感じ。私は前装銃の短筒やパーカッションピストルで25mを撃つのであまり違和感を感じません。ヨーロッパ選手権では前装銃でも電子標的を使用することがあるものの、日本でそれをやったら機材を壊すトラブルが多発しちゃうでしょうね(笑)。



まぁ飽くまで個人的な意見なんですけど、古式大会を除く前装銃射撃競技に関しては、文化財の保護という観点から考えても、将来的にはノプテルのようなシステムをベースにしたシミュレータを導入することにより、実弾を発射せずに実施することも視野に入れた方が良いのでは?と考えています。幸い自宅の敷地は直線で25mの距離がとれるので、もし家を改築することができるとしたら、短筒の練習用にシミュレータを設置したいなぁ。
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千葉県射撃場で大口径ライフルを撃ちました。

2016-04-01 20:38:06 | ライフル射撃、ライフル銃
久々に千葉県射撃場まで行ってきました。




利用者は私一人。贅沢ですね。






今回の主役はこれ、アキュラシー・インターナショナルのフリーの方。スタンダードの方は今時の6㎜BRですが、フリーはクラシカル?な,308Winです。






実はちょっと考えている計画があって、ターナーに引き続き、このアキュラシー2号のグルーピング・チェック用のスコープも300mから50mに調整しました。もちろん本来のマイクロサイトの方は300mのままですけどね。50mなら楽勝でワンホールかと思いきや……




……ありゃりゃ、これじゃ100mで撃ったのと変わらないというか、むしろ悪いくらいですね(笑)。普通の黒点の標的はベンチレスト用のファインクロスのレティクルじゃ狙い難くいので、電子標的用の丸いレティクルのスコープが欲しくなっちゃいましたよ。大口径でSBと同じ50mじゃ全然面白くないかな?と思ってましたが、別にそんなことはありませんでした。




現在100m射場は再開のための工事を行っていました。



ここで100mが撃てるようになったら、ニッコーまで遠征する機会はかなり減るだろうなぁ……
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趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その5

2016-03-28 21:46:22 | ライフル射撃、ライフル銃
大口径ライフルを撃ちに行こうと思ったら、弾が全然残っていないことに気付きました。というわけで、急遽弾を作ることにしたのですが・・・・・・あっ、そういえば前回の“趣味の弾作り?”は、まだ話が途中のままだったよなぁ。というわけで、今日は久々に続きを書くことにしましょう。




ライフル銃の場合、弾頭をシートする位置が命中精度に大きな影響を与えます。昔は弾頭がライフリングにタッチする位置がベストといわれていたのですが、現在は一定のクリアランス(フリー・トラベルとかジャンプとか、色々な名前で呼ばれています)をとるのが良いとされています。

しかし、ここで難問が発生します。元々ライフリングの始まる位置は銃によってすべて微妙に違いますし、たとえ同じ銃であっても使っている間に徐々に変化してきます。当然のことながら、使用する弾頭の形状によっても大きな違いが出てしまいます。つまり、たとえ同じ弾種であっても、使用する銃や弾頭に合わせて調整しなければならないというわけです。

高い精度を追求するためにハンドロードしているような皆さんは、非常に精密なゲージを使用して計測し、そのシート量を決めています。しかし、以前にも書いたとおり、私がリローディングしているのは純粋に経済的な理由(笑)。市販の弾と同じくらい当たれば満足というレベルです。というわけで、最近はホーナディが出しているこんな簡単なツールを使用しています。




ご覧のように、シャフトを内蔵したゲージの先に、ダミーの薬莢が取り付けられるようになっています。



このダミーの薬莢、本物の薬莢を使用して製作してあります。私は市販の物をそのまま使用していますが、自分の銃で使用した薬莢をベースに自作すれば、より正確な物が作れると思います。


ネックの部分はユルユルなので、そこに使用する弾頭を差し込みます。




それを使用する銃に差し込んでシャフトを押し込み、動かなくなった位置がライフリングにタッチした位置ということになります。




次に側面のネジを締め込んでシャフトの位置を固定し、ゲージを抜き出します。このとき、弾頭は銃身の中に残ってしまうので、銃口側からナイロンのロッドなどを入れて押し出します。そして再度弾頭をゲージの薬莢に装着して全長を測れば、ライフリングにタッチしたときの全長が分かるというわけです。



正確に計るためのアダプターもありますが、私はノギスで直接計ってしまいます。


弾頭をシートするときに使用するシーティング・ダイは、シート量を微調整できるようになっているので、タッチした位置から一定のクリアランスがとれるように調整します。クリアランスの適正値は弾種はもちろん、弾頭や使用する火薬の種類や量などによっても異なりますが、一般的には0.020~0,040インチの範囲内のどこかで最良の結果が出ることが多いようです。私の場合は安全のためにやや多めのクリアランスをとるようにしています。




シーティン・・ダイをプレスに装着し、弾頭を装着します。最初は何度も確認しながら適正値になるように微調整します。






はい、できあがり。完成した弾はすべて全長と重量を再チェックします。法規で1日に製造できる数は100発以内なんで、大した手間じゃありません。



最初は“こんなアバウトな作り方で大丈夫か?”と思ったものの、実際には市販の競技用の弾と比べて遜色ない精度が出せました。

前述のように、私は“ハンドロードで究極の精度を追求する”といったことにはあまり興味がありません。でも私はビンボーなんで、とてもじゃありませんが高価な市販の競技用の弾を買うのは無理。これから先もコツコツ弾を作り続けることになるんだろうなぁ・・・・・・


■関連記事
趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その1

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その2

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その3

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その4

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その6

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その7

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その8

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その9
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ワルサーKK200用アルミ・ストック、使ってみようかな?。

2015-08-18 15:58:19 | ライフル射撃、ライフル銃
ちょっと縁があって、私の所にこのワルサーKK200PM用アルミ・ストック、初期型の削り出しタイプがやってきました。今から20年程前の1996年夏、私が最初に出会ったアルミ・ストックがコレだったなぁ。その2~3年後、エニスでアンシュッツ用のKK200ストックを見たときには喉から手が出るほど欲しかったけれど、当時は数台のクルマの維持費で首が回らない状態で、まだ評価が定まっていなかったアルミ・ストックに18万円のお金を出せる余裕はありませんでした。トホホ~。



もちろんその後もジェミニだとか、MECだとか、アンシュッツ純正だとか・・・新型のアルミ・ストックが登場する度に気にはなっていましたし、2003年に初めてブライカーを見たときには本気で銃ごと買い替えを検討したこともありました。しかし、当時は前裝銃射撃が面白くなってきた時期でもありSBは後回し。いつの間にかチャンスを逃してしまいました。


今から3年ほど前、もう一度ちゃんとSBを撃ってみようかな?と思ったことがあり、アルミ・ストックへのアップデートも検討はしたけれど・・・残念ながらどれも複雑すぎて、単純な頭の私には使いこなせそうにないので却下。唯一、このサークス(MECプロジェクト)のGE600は気に入ったものの、子供達の受験やなんやかやで経済的な余裕もなくなり、結局は “生涯木スト” のままで射撃人生を終えようという結論に達したのでした。




ところが、このKK200ストックが手元にやってきたとき、試しにアンシュッツのアクションを仮留めして構えてみたら・・・ “あれ、これ、何だか妙にしっくりくるなぁ” 。GX-1用のイメージでワルサーはプローンでは使いにくいという先入観があったんですけど、これはそんなことはなさそうです。



実際に使用するためにはアンシュッツ用のアダプターを削り出しで作ってもらわなければならないし、全長変わるから記載事項の変更も必要だけど、このストックをこのまま使わないのも勿体ない気がします。やはりこれ、試してみようかなぁ……
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