半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

山口昌男氏の著書、まだ残っていたのか・・・ お気に入りの本 その26。

2013-03-11 12:41:35 | 
昨夜、Webのニュースで文化人類学者の山口昌男氏が亡くなられたことを知りました。昨年、3月に亡くなられた吉本隆明氏に続き、また一人、“知の巨人” の称号にふさわしい方がこの世を去られてしまったわけですね。大変残念です。

私はある意味 “知” の対極、 “痴” の世界に住む人間です (笑) 。しかし、そんな私でさえ、学生時代には山口氏の著書を貪るように読んでいた時期がありました。

実は 『 「敗者」 の精神史』 辺りから、私の興味と異なるテーマが多くなってしまったこともあり、しばらく著書を買うこともありませんでしたが、つい先日、何となくまた読んでみようか?と思っていた矢先のことでした。


数年前、書庫の整理をしたときに大半の著書を処分してしまったものの、昨日、念のため書庫を確かめて見たところ、まだ何冊か残っている本がありました。











それにしても……あの頃は食費を削ってまで本を買い、寝る間を惜しんで読書に勤しんでいたはずなのに、最後まで私の前に “知” への扉が開くことはなかったなぁ (笑) 。トホホ~。いっそ開き直って、 “痴の小人” とでも名乗ろうかな?。

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