東京都美術館で 『エル・グレコ展』 を観ました。

昨日は家族４人で上野まで出掛けました。娘の受験も終わったので、久々に美術館、博物館のはしごをしようと思ったのです。

と、いうわけで、まず最初に訪問したのはこちら、東京都美術館。




お目当てはこの　『エル・グレコ展』　です。３年前の家族旅行でバルセロナの美術館巡りをして以来、息子がスペインの美術に興味を持つようになりました。この展覧会も息子からのリクエストです。



私にとってのエル・グレコのイメージは、宗教画／祭壇画を専門とする職人的な画家といったものでした。しかし、この展覧会を観て、それが正解ではなかったことを知りました。

『白貂　（しろてん）　の毛皮をまとう貴婦人』　等の作品を見れば、非常に写実的な表現もできる画家であったことが分かりますし、自筆のメモからは高度な絵画理論に基づいて作品を制作していたという事実が理解できました。

この企画展、恐らく自分の好みとはかなり違うだろうなぁ……と思っていましたが、観に行って良かった。


話は変わって、上野公園の桜、少しづつですが咲き始めていました。






シジュウカラも蜜を吸いに来ていましたよ。



『エル・グレコ展』　、４月７日まで開催されているので、お花見がてらに観に行っても良いかもしれませんね。この後、私達は次の目的地へと向かったのですが、それに関してはまた後日書かせていただくことにしましょう。