我が家のダイニングで使用しているテーブルと椅子は、このイギリス製のアンティーク家具です。今から26年前、当時目黒通り沿いにあったキーウエストというアンティーク家具のお店(現在は閉店)で購入しました。これを手に入れるまでには、勝どきや木場、有明等にあった倉庫のように大きいアンティーク家具の専門店をいくつも見て探し回ったんですよ。今じゃどのお店も無くなっちゃいましたけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/8d/bb57f2df628512435faaee8540c1aedd.jpg)
ドローリーフのテーブルとそれと揃いになった椅子が6脚というセットだったこともあり、他の同種の商品よりかなり高価だったけれど、今でもあの時に思い切って買って本当に良かったなぁと思い続けています。キーウエストからは他にも後に写っているキャビネットや私の書斎のデスク等、数点のアンティーク家具を購入しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/c2/20ccd61b7eb86a4cfc16651dae0413ee.jpg)
最初から揃いだったのでご覧の様に足も全く同じデザイン、アカンサスのバルボスレッグです。後から買い揃えようとしてもデザインや高さなどがピッタリというのは中々見付からないし、それを6脚揃えるなんてまず不可能です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/5c/be305919a6e38ee524d0ac7a76c592f2.jpg)
でもこのセット、さすがに26年も使い続けてきたので、結構傷んできてしまいました。椅子なんか座面が凹んで生地が破れちゃったヤツまであります。そろそろ何とかしないとなぁ・・・と、いうわけで、この夏休みの間に自分で張り替えに挑戦することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9b/864d3b74d55570b45e14ee0c51531952.jpg)
このタイプの椅子、補修時のことを考慮しているためか?、座面の部分だけ木枠ごと取り外すことが出来ます。中身は2種類の綿のような素材を重ねてあり、麻のベルトで吊るという構造になっていました。座面が凹んでしまったのは、その麻のベルトが切れてしまったからだったんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/26/cf27398341529136b04b75e09195bd17.jpg)
裏地を剥がして中身を出したら、座面の生地を剝がすために、ネイルを1本1本抜きます。根気のいる作業だよなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8b/f093586454711037ee6bed021d493032.jpg)
それが終わったら、麻のベルトを取り外します。座面の生地を留めていたネイルよりも長くて折れやすいので抜くのが大変でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ad/dac1d8ddbac9a69f867189bca411755a.jpg)
折れてしまったネイルはハンマーで叩き込んでおきました。この木枠を見ると、今までに何度も張り替えられていることが良く分かります。やはり抜けずに叩き込まれているネイルもチラホラ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fb/e0ad0732b9589f89a999f6369d03713f.jpg)
これが今回抜いたネイルの一部。この段階で挫折してしまう方も少なくないそうですよ。実際にやってみると、その気持ちも良く分かるよなぁ(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ad/dac1d8ddbac9a69f867189bca411755a.jpg)
これで生地もネイルも全部外れて、木枠のみになりました。実際に作業を開始する前には全然気づいていなかったのですが、この木枠、座り心地を良くするために丁寧に曲げてありますね。しかも前後でRが異なっています。もしかしたらこの家具、私達が考えていたよりも上等の品物だったかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/eb/d850cb711ea09532b2db2516e4772bb2.jpg)
というわけで次は組み立て作業なのですが・・・実は当初考えていたのとは別の方法にチャレンジしてみることにしました。どんな方法で修理したのか?に関しては次回をお楽しみに。
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ドローリーフのテーブルとそれと揃いになった椅子が6脚というセットだったこともあり、他の同種の商品よりかなり高価だったけれど、今でもあの時に思い切って買って本当に良かったなぁと思い続けています。キーウエストからは他にも後に写っているキャビネットや私の書斎のデスク等、数点のアンティーク家具を購入しています。
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最初から揃いだったのでご覧の様に足も全く同じデザイン、アカンサスのバルボスレッグです。後から買い揃えようとしてもデザインや高さなどがピッタリというのは中々見付からないし、それを6脚揃えるなんてまず不可能です。
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でもこのセット、さすがに26年も使い続けてきたので、結構傷んできてしまいました。椅子なんか座面が凹んで生地が破れちゃったヤツまであります。そろそろ何とかしないとなぁ・・・と、いうわけで、この夏休みの間に自分で張り替えに挑戦することにしました。
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このタイプの椅子、補修時のことを考慮しているためか?、座面の部分だけ木枠ごと取り外すことが出来ます。中身は2種類の綿のような素材を重ねてあり、麻のベルトで吊るという構造になっていました。座面が凹んでしまったのは、その麻のベルトが切れてしまったからだったんですね。
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裏地を剥がして中身を出したら、座面の生地を剝がすために、ネイルを1本1本抜きます。根気のいる作業だよなぁ。
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それが終わったら、麻のベルトを取り外します。座面の生地を留めていたネイルよりも長くて折れやすいので抜くのが大変でした。
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折れてしまったネイルはハンマーで叩き込んでおきました。この木枠を見ると、今までに何度も張り替えられていることが良く分かります。やはり抜けずに叩き込まれているネイルもチラホラ。
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これが今回抜いたネイルの一部。この段階で挫折してしまう方も少なくないそうですよ。実際にやってみると、その気持ちも良く分かるよなぁ(笑)。
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これで生地もネイルも全部外れて、木枠のみになりました。実際に作業を開始する前には全然気づいていなかったのですが、この木枠、座り心地を良くするために丁寧に曲げてありますね。しかも前後でRが異なっています。もしかしたらこの家具、私達が考えていたよりも上等の品物だったかもしれません。
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というわけで次は組み立て作業なのですが・・・実は当初考えていたのとは別の方法にチャレンジしてみることにしました。どんな方法で修理したのか?に関しては次回をお楽しみに。