カミさんと二人で、東京ステーションギャラリーに行きました。
現在開催されている企画展はこちら、 『メスキータ エッシャーが、命懸けで守った男。』 です。メスキータはオランダの版画家で、美術学校で教えていた頃の生徒の中にはあのエッシシャーもいたとのこと。私の不勉強もあり、この企画展のフライヤーを見るまで、その名前にはまったく聞き覚えがありませんでした。
メスキータは、ポルトガル系のユダヤ人であったため、第二次世界大戦中にゲシュタポに捕らわれ、アウシュヴィッツで亡くなったとのこと。その貴重な作品はエッシャーや友人達が密かに持ち出して保管していたため、破棄されることを免れて現代に遺されているそうです。
今回、展示室内は撮影不可だったものの、最後にこんなフォトスポットが設けられていました。
確かにインパクのある作品が多く、エッシャーが影響を受けたというのも理解できますね。個人的には、動物を題材にした作品に魅力を感じました。