半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

息子の二十歳の誕生日、プレゼントはファイロファックスの手帳にしました。

2020-07-21 20:19:07 | 機械/道具/生活雑貨
先日のこと、息子の二十歳の誕生日プレゼントを買うために二人で銀座伊東屋に行きました。新型コロナの影響で観光客が少ないためか?、休日にもかかわらずご覧のようにガラガラ。大声で話す人もいないので、落ち着いた雰囲気でした。




私達が伊東屋に行ったのは手帳を買うため。成人したら自分のスケジュールくらいはちゃんと自分で管理して欲しいので、以前から二十歳の誕生日プレゼントは手帳にしようと決めていたのです。ずらっと並んだ製品の中から息子が選んだのはコレ、ファイロファックス。6穴のバイブルサイズでした。ペンホルダーが細身のタイプだったので、クロスのボールペンも一緒にプレゼントしました。






モデルは違うけれど、右が私が学生の頃に買って以来ずっと愛用し続けているファイロファックス。当時はこのタイプの黒と赤しか選べませんでした。ボールペンまでお揃いになりました(笑)。




私がファイロファックスのシステム手帳の存在を知ったのは、この松山猛さんのエッセイ集 『贅沢の勉強』を読んだときのこと。その後すぐ、伊東屋や丸善に探しに行ったけれど、当時はまだどちらのお店でも扱っていませんでした。




この本は出版されてすぐ、1983年に購入しています。装幀が故・渡邊かをるさんだったとは知りませんでした。それだけでも贅沢ですね。




私のファイロファックスは、朝日新聞の日曜版に広告を出していたCBSソニーファミリークラブの通販で手に入れました。1884年か1985年か分からなくなっていたけれど、一番旧いリフィールやインデックスが1983年だったので、恐らく1984年だったんでしょうね。確かに当時は今とは比べ物にならないくらい高価ではありましたが、まさか36年も使い続けることになるとは思ってもいませんでした。



この手帳、今まで何度も落としたり置き忘れたりしたのに必ず私の元へ帰ってきてました。10年前にリングが外れたときにはさすがに買い替えか?と思ったものの、 銀座伊東屋に修理に出したらちゃんと綺麗に直りました 。息子の手帳も私のと同じように、これから末永く息子の学業や仕事をサポートしてくれることを祈っています。


■ファイロファックスの手帳関連ブログ

2010年03月  ファイロファックスの手帳、修理に出しました。

2010年04月  ファイロファックスの手帳、修理見積もりが出ましたよ。

2010年04月  ファイロファックスの手帳、修理が完了しました。

2020年07月  息子の二十歳の誕生日、プレゼントはファイロファックスの手帳にしました。

2020年10月 ファイロファックスの手帳、来年のリフィールを買いました。

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