
スミマセン。今日もブログをUPしている余裕がありません。というわけで、またストック・ネタでゴメンナサイ。
“お気に入りのDVD、その37” はこれ、セドリック・クラピッシュ監督のコメディ作品の 『猫が行方不明』 (1996年) をご紹介させていただくことにしましょう。

メイクアップ・アシスタントのクロエはパリの11区にあるアパルトマンに、ゲイの男性のルームメイト、ミシェルと二人で住んでいます。彼女は一人で夏のバカンスに出掛けることになり、その間、飼い猫のグリグリを近所に住む老婦人、マダム・ルネに預かったもらうことにしたのですが、戻ってみるとそのグリグリが行方不明になっており……というお話。
この映画、ハリウッド映画のようなドラマチックな展開は一切ありません。しかし、猫捜しというちょっとした事件をきっかけに、自分の周囲にそれまで気付かなかった全然別の世界が広がっていたことを知るというストーリーは、逆にこの映画の自然な魅力に繋がっていると思います。

恐らく私の周囲にも、私の知らないコミュニティが幾重にも重なり合って存在しているんでしょうね。
余談ですが、主人公の名前がクロエなのは、やはりボリス・ヴィアンの 『うたかたの日々』 とデューク・エリントンへのオマージュだそうです。
“お気に入りのDVD、その37” はこれ、セドリック・クラピッシュ監督のコメディ作品の 『猫が行方不明』 (1996年) をご紹介させていただくことにしましょう。

メイクアップ・アシスタントのクロエはパリの11区にあるアパルトマンに、ゲイの男性のルームメイト、ミシェルと二人で住んでいます。彼女は一人で夏のバカンスに出掛けることになり、その間、飼い猫のグリグリを近所に住む老婦人、マダム・ルネに預かったもらうことにしたのですが、戻ってみるとそのグリグリが行方不明になっており……というお話。
この映画、ハリウッド映画のようなドラマチックな展開は一切ありません。しかし、猫捜しというちょっとした事件をきっかけに、自分の周囲にそれまで気付かなかった全然別の世界が広がっていたことを知るというストーリーは、逆にこの映画の自然な魅力に繋がっていると思います。

恐らく私の周囲にも、私の知らないコミュニティが幾重にも重なり合って存在しているんでしょうね。
余談ですが、主人公の名前がクロエなのは、やはりボリス・ヴィアンの 『うたかたの日々』 とデューク・エリントンへのオマージュだそうです。