半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

ポルシェ911(930)、ピンチ!

2009-04-02 23:58:25 | ポルシェ911
稽古から帰ったら、カミさんから今年二度目のレスキュー・コールが!
仕事を終えて帰ろうとしたら、クラッシャー・モービル2号(84年モデルのポルシェ911 3.2カレラ)のエンジンが掛からなくなったというのです。カミさんが通勤に使い始めて約6年、8万キロ以上、一度も出先でトラぶったことがない良い子でしたが、ついに “不沈艦” 伝説が終わりを迎える日がやってきました。



症状は “セルは回るが初爆がない” という前回のビートルとまったく同じもの。燃料は十分あるということなので、燃料供給系か点火系のトラブルのはずです。

最初に一番ありがちなDMEリレーのトラブルを疑ってスペアと交換したのですが、残念ながら症状は全然変わらず。やはり正攻法で攻めることにしましょう。

点検の結果、原因は燃料ではなく、火がまったく飛んでないためであることが分かりました。症状からすると、コイルの突然死か、デスビのキャップ内でのリークが怪しいなぁ。コイルだったら家まで部品を取りに帰らなくてはならないので、まずはデスビのキャップから作業開始です。

ブロワーのダクトを外し、キャップを開けてみたら、なんと内側がビショビショに!。さすがにこれじゃ火は飛びません。どうやら、昨夜の雨でエンジンルーム内に浸入した雨水がエンジンの熱で気化し、この部分で結露してしまったようです。930系の場合、同じ理由で大雨の翌日などにアイドリング不良が起こることがありますが、今朝は普通にエンジンが掛かっていたし、エンジンルーム内にも水の浸入した痕跡が残っていなかったので、すっかり油断してました。



と、いうわけで、水分を拭き取ってあげたら、エンジンは何事もなかったように掛かりました。アイドリングは安定しているし、吹け上がりもまったく異常なしで、まるで先ほどまでのトラブルが嘘のよう。さすがにこれじゃ故障の範囲には入りませんね。

でも今月車検なので、そのときに何か対策を考えることにしましょう。

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