私がオートアトランタに手配していたパーツ(タイロッドエンド、ステアリングラックブーツ、前後のスタビライザーブッシュ)が届いたので、シミズテクニカルファクトリーまで届けに行きました。
というわけで早速作業開始。まずはタイロッドエンドプーラーでタイロッドを抜きます。私はいまだにタイロッドエンドが抜けるときのあの音が苦手です(笑)。でもブログで調べてみたら、前回タイロッドエンドを交換したのはもう12年も前のことでした。
その後、マーキングしてからタイロッドエンドを外します。
次にステアリングラックブーツを引き抜きます。
カミさんのポルシェ911のタイロッドはノーマルのカレラ用ではなく、ターボ用に交換してあります。カレラ用がラバーブッシュを使用しているのに対し、ターボ用はスフェリカルジョイント(いわゆるピロボール)を使っているので、この機会に給脂してあげました。タイロッド本体だけではなく、タイロッドエンドもステアリングラックブーツもカレラ用とターボ用では異なっています。
このクルマに使用したターボタイロッドキットはLEMFORDER(ZF傘下のパーツメーカー)の製品だったため、念のためボールジョイントは前回と同じLEMFORDERのやつをオーダーしたものの、ブーツに関してはポルシェ純正を選びました。ターボタイロッドに交換するのは定番のモディファイなので、中古車として入手したクルマでこの辺りの作業をする時には、部品を発注する前にノーマルかどうか?確認が必要ですね。
新しいステアリングラックブーツを組み込みます。
最後にタイロッドエンドを取り付けて作業終了。次にここを交換するときは娘か息子のクルマになっているかもしれませんね。
バルブクリアランス調整、フューエルホース交換等、大体の作業は既に終了しているので、もうすぐ車検も完了です。でもさすがに今のような猛暑では国産車のようなクーラーの効きは期待できないし、戻ってきてもあまり乗らないかもしれないなぁ・・・
■現在の走行距離(2023年07月31日) : 28万3699km
■前回からの走行距離 (07月15日~07月31日) : 0km
■今月の維持費 : 車検終了時にまとめて書くようにいたします。
夏場の東京近郊で930に乗られてる方から勉強しようと思い色々見ていたところこちらに辿り着きました。昨年930scが納車されたのですが、度重なる整備でまだ夏を経験できておらず実感がない中での質問恐縮です。この気温で走らせるのはオイルクーラーに電ファンなどを設ければいけるものなのでしょうか??
実際に動かしてる方のご意見伺えれば幸いです。
正直、ケースバイケースだと思います。私は真夏の渋滞でもエアコン全開で実用に使いたいという気持ちがあったので、クルマの負担を減らすためにオイルクーラーを変更して電動ファンを装着しましたが、それまでの30年近く、電動ファンなしのまま特に不具合もなく使用され続けてきました。
SCの場合、ノーマルのフロントオイルクーラーはパイプを曲げただけのような形状なので、オイルクーラー自体を85カレラ以降のコアタイプにに変更しないと電動ファンの装着はできません。純正でもコアタイプに変更できるパーツが設定されているので、すでにコアタイプに交換されているクルマも見掛けます。我が家の84カレラもそれを使ってコアタイプに変更しました。
https://blog.goo.ne.jp/cyrilsnow34/e/56e891706b2e3f861f6938c204ebdeac
実際に夏季に使用してみて、もし油温が高すぎるようでしたら、検討する価値ありだと思われます。
半谷
なるほど、そんな期間ファン無しで走れてるくらい調子が良い場合もあるのですね。
情報もありがとうございます。
私もちゃんと道具として常用したいと考えており、電動エアコンを設置したところでそれ以前にどうやら油温がかなり上がってしまう問題に直面していました。
非常に参考になります。
過去の記事なども今後参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
オイルクーラーをバージョンアップして以降は、猛暑日にエアコン全開で都内を這いずり回って下記の程度です。
https://blog.goo.ne.jp/cyrilsnow34/e/ce57689e998e6d6fe3ec2db4fe5a2a22
半谷
ありがとうございます。
知人の993はこの時期にさらに下段のメモリで油温が落ち着くらしいのでそこまでのアップデートができないかなーと考えています。(純正のオイルクーラーに純正のファン)
年式的にそこまでの油温管理は厳しいかもしれませんが長い目で少しずつやっていこうと思います。