鈴木光太郎著、 『オオカミ少女はいなかった』 (新曜社刊) を読みました。
タイトルにもなっているオオカミ少女、アマラとカマラの話を始めとして、私たちが真実のように思わされてきた心理学上の定説のいくつかは、実は根拠のないものだということが良くわかります。
個人的に特に面白いと思ったのは 「まぼろしのサブリミナル」 の章。当時の映画は一秒間に24コマだったから、1/3000秒などという短時間だけ画像を流すことは不可能という説を読んでしまうと、今までそんな単純なことに気づかなかった自分が情けなく思えてしまいますね。
これじゃ刑事コロンボの 「意識下の映像」 のストーリーも成立しないなぁ。
タイトルにもなっているオオカミ少女、アマラとカマラの話を始めとして、私たちが真実のように思わされてきた心理学上の定説のいくつかは、実は根拠のないものだということが良くわかります。
個人的に特に面白いと思ったのは 「まぼろしのサブリミナル」 の章。当時の映画は一秒間に24コマだったから、1/3000秒などという短時間だけ画像を流すことは不可能という説を読んでしまうと、今までそんな単純なことに気づかなかった自分が情けなく思えてしまいますね。
これじゃ刑事コロンボの 「意識下の映像」 のストーリーも成立しないなぁ。