![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/96/d541bc25fa4b320a49cdb6d755e44b15.jpg)
M銃砲店から無事に戻ってきた古式銃、追加で私が真鍮の錆を落とすことにしました。この時代の洋式銃の場合、真鍮部品は砂型鋳造で火縄銃のようにビシッとエッジを立てた丁寧な仕上げではないし、元々の程度も大したことはなかったので、清水さんの工場でサンドブラストをお願いしちゃいました。真鍮の錆落としに関してはクエン酸のような弱い酸を使う方もいらっしゃいますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/de/e1dd590da58a0ad3cebb916f2f0f394c.jpg)
ブラスト直後はこんな感じ。つや消しになってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c6/b804f31e809063c9b46e883022af1655.jpg)
それを真鍮のブラシで磨きます。今回はドレメルのリューターを使いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/c6/8b20740075811e5b77db56e92770b8fb.jpg)
はい、出来上がり。過去の使用によってできた傷まで消してしまうのは好きじゃありませんし、軍用銃なのでオリジナルの状態でもピカピカということは無かったはずなので、取り合えずこの辺りで止めておくことにします。作業前に確認してみたら、ストックに隠れる合わせ目の部分等はほとんど仕上げらしきものが施されておらず、荒いヤスリの痕がそのままでしたし、トリガー・ガードの内側も梨地だったので、敢えてほとんど磨かない状態にしておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/b4/d1c3a7de26c09237902494ed22c88422.jpg)
バットプレートのように銃から外してない部分に関しては、木部に傷が付かないようにマスキング・テープで養生してから、真鍮ブラシで磨きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/f1/31947e9afeb944fbb36ddb208fb516b7.jpg)
こんなやり方でも、ちょっと磨いただけで結構綺麗になるんですよ。次回は銃身の錆落としか、ロック部分の分解方法について書こうと思っています。
※注意
古式銃は文化財であり、その修理、修復の範囲に関しては、1989年に文化庁(文化財保護委員会)との間で取り決められた厳格なガイドラインがございます。古式銃のレストア等を行う場合には、決してその範囲を逸脱しないように、くれぐれもご注意下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/de/e1dd590da58a0ad3cebb916f2f0f394c.jpg)
ブラスト直後はこんな感じ。つや消しになってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/c6/b804f31e809063c9b46e883022af1655.jpg)
それを真鍮のブラシで磨きます。今回はドレメルのリューターを使いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/c6/8b20740075811e5b77db56e92770b8fb.jpg)
はい、出来上がり。過去の使用によってできた傷まで消してしまうのは好きじゃありませんし、軍用銃なのでオリジナルの状態でもピカピカということは無かったはずなので、取り合えずこの辺りで止めておくことにします。作業前に確認してみたら、ストックに隠れる合わせ目の部分等はほとんど仕上げらしきものが施されておらず、荒いヤスリの痕がそのままでしたし、トリガー・ガードの内側も梨地だったので、敢えてほとんど磨かない状態にしておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/b4/d1c3a7de26c09237902494ed22c88422.jpg)
バットプレートのように銃から外してない部分に関しては、木部に傷が付かないようにマスキング・テープで養生してから、真鍮ブラシで磨きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/f1/31947e9afeb944fbb36ddb208fb516b7.jpg)
こんなやり方でも、ちょっと磨いただけで結構綺麗になるんですよ。次回は銃身の錆落としか、ロック部分の分解方法について書こうと思っています。
※注意
古式銃は文化財であり、その修理、修復の範囲に関しては、1989年に文化庁(文化財保護委員会)との間で取り決められた厳格なガイドラインがございます。古式銃のレストア等を行う場合には、決してその範囲を逸脱しないように、くれぐれもご注意下さい。