学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

「要するに首から上の質が違う」

2011-08-29 | 歴史学研究会と歴史科学協議会
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2011年 8月29日(月)23時11分38秒

経団連の米倉弘昌会長は独特の辛辣な言語感覚の持ち主で、私はけっこう前から米倉氏のコメントに注目しているのですが、今回もいいですね。
菅直人氏に比べれば、あの松本龍氏の「首から上の質」も普通だったように思います。


>筆綾丸さん
ご紹介のブログは京都の人の感覚が伺えて面白いですね。
歴史学研究者の団体は、声明云々は別として、純粋に学問的な問題として「放射能汚染と差別」について議論の場を設けるべきじゃないですかね。
特に中世を研究している人は、網野善彦氏の業績などを踏まえて、いろんな観点から議論ができるように思います。
ちょっと前までだったら、例えばハンセン病差別の場合、現代人は内心では「昔の人は無知だったからしょうがないけど、らい病なんて実はたいしたことないんだよ」といったお高く止まった姿勢で中世人を眺めていたはずですが、原発事故を契機に、多くの研究者が得体の知れないものに対する中世人の恐怖をリアルに想像することが可能になったともいえますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする