これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

着物のメンテに追われる日々がやってきた ‥‥ 胴抜き袷の裾が擦り切れて

2015-10-22 | 着物
行きつ戻りつした日中の気温も やっと袷を着ようかなと思うほどに下がってきました

そろそろ出番も終わりかなぁと 10月になって数回着た胴抜きの袷の着物をしまおうと畳んでいたら 裾の傷みに気が付きました

ショックです

今年は 年明けからこのような着物の傷みを何枚も発見して 頭の痛いところです

長じゅばんの背縫いがほつれたり 脇のくけがほつれたり

雨コートの裾も脇の縫い目がほつれ始めているのに気づき 簡単に直したりしました


この着物は 男物の匹ものの結城で仕立てました

季節の変わり目に数回しか着ない着物のはずなのに、こんなに裾が切れるものなのかぁと 過去を振り返ってみれば

昨年の10月の茶筅供養で着ています

で わが過去logを探しても記録なし ‥ 反省 ‥ マメに記録しておかなければ実生活の役に立てないですね

そうそう数年前に 京都に行ったとき、11月初めの京都は30度を超える暑さでした

それで この着物持って行き 一日着て歩き回りました

高山寺で鳥獣戯画絵巻を見たり いくつかの寺を回って 襖絵や屏風絵を鑑賞した日がありました

石段を上り下りしたり、玉砂利道を歩いたりもしたので、帰宅したときは草履のかかとが取れていて 本体の底まで擦り切れていて 涙を流したものです

そのとき 京都を歩くときはこれからはチープな草履かゴム引きの下駄にしようなんて思ったのですが、多分着物の裾も思いっきりダメージ受けていたのでしょう

その後は さほど過酷な着方はしていないものの 徐々に痛めて とうとう今回擦り切れてしまったように思います


紬用の八掛けは 必ず両駒と呼ばれているそれ用のものを合わせるようにと習ったし、表生地への吸い付きというか、馴染みのよさからもいつもそのようにしているのですが、縮緬タイプに比べて摩擦に弱いのが欠点のようです


今回はそのまま裾をタオルで拭いてしまいましたが、年があけたら 早いうちに裾を直そうと思っています

ガロンテープという裾や袖口を補強するテープも買ってあるのですが、おうち着物ならまだしもお出かけに着る着物に裾テープを貼るのをためらっているところです


幸いにもこの着物は胴抜き仕立てなので、袷の裾を直すより楽です

私の着物生活は ひたすらチープに 自分でできることはとことんすると決めて成り立っているのですが、着物自体はいろんな手段でそこそこの出費で手に入れることが出来るものの、手入れに関しては洋服より出ていく金額が多いのがつらいところです

これからやってくる年金生活 着物に関しては不安になります



コメント
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