
この帯は、母が初孫( 私の息子 )のお宮参りで一回締めただけの物
母は一年後に体調不良を訴え、半年後に亡くなった
お宮参りだけではなく、お茶事とか色々着るつもりだったのだと思う
絽の訪問着に合わせて買い求めた物だった
私にとっては形見の帯
夏限定のフォーマル帯の手持ちは少ないので、何回か締めようと取り出しても、結局諦めていた
袋帯で芯があるから、真夏の帯なのに、暑くて締める気がしなかった
このまま またしまい込んでも、来年も同じように取り出して、ため息つきながら諦める事になりそうで
しまい込む前に、帯芯を外した
帯の手の方の閉じを解いて、ぐるっとひっくり返し、帯芯を外した
再び表に返して、返し口を千鳥くけで縫っていく。
最後に、当て布をかけて一巻き目辺りにスチームアイロンをかけて、変化を見る
問題ないとわかったので、手から垂れまでスチームアイロンで仕上げをした
これで来年は出番があるかもしれない😊

帯のむこうに見えるのが外した帯芯
帯芯は糊のあくが少々出ているが、捨てるか再利用するか思案しているケチ子さんの私である
帯のお太鼓の形の好みは色々
きっちりとしたお太鼓を好む人も多いが、私はどちらかといえば柔らかな感じのお太鼓の形が好きだ
芯無しの方が、好みの形になるので、良い思いつきだったと自画自賛😆