
今夜は手抜きで、市販の恵方巻き
海鮮巻きとトンカツが巻いてあるものを買ってみました
イワシを焼いて、大根おろしをたっぷり添えて
豆まきは、ベス🐕🦺がいるから今年もなしでした
豆まきはしないけど、恵方巻きと鰯を食べるのは、献立を考えずに済むから😅
鹿児島では昔から節分には殻付き落花生を撒いていたようです
これはトトさんもそうだったというから、我が家だけではなかったようです
私の親は節分の夜、高さ20cmほどの茶缶に貯めてあった1円玉、5円玉、10円玉と落花生を準備していました
雨戸を閉めて、父が雨戸に向かい
鬼はそと❗️
家族に向けて
福はうち❗️
と、電気を消して暗くした家の中で豆まきしていました
暗い中で手探りで落花生や硬貨を探して集めていました
父が撒き終わると、あかりをつけて、拾いきれなかった落花生や硬貨を見つけるのも楽しいものでした
そして、お金は合計して交換してくれるのです
私や妹には、節分の日は正月のお年玉の次に、お小遣いゲットの日でした
豆まきの豆が炒り大豆に変わったのは、大学生になり寮に入ってからです
炒り大豆を食べた事なかった私には衝撃の節分でした
夕食で出た炒り大豆を部屋に持ち帰り、3人で(3人部屋だったので)バルコニーに出て、鬼は外❗️と、大きな声で派手に撒きました
全部撒いたのか一握り撒いたのか記憶にはないのですが、翌朝の食堂でのこと
大学を定年退職した寮母先生の朝のお言葉に二度目のびっくりがありました
『昨夜は外に出て、大声で豆を巻くようなお行儀の悪い人がいました ・・・』
と、お小言です
豆を家の外に撒くのは、お行儀が悪いの?
理由はわからないのですが、その言葉は忘れられません
あと2つある、その寮母先生のお言葉の思い出
寮生は輪番で 5、6人で朝食の準備を手伝うことになっていました
寮に入ってすぐの頃だと思います
当番が三角巾、エプロン着衣のまま席につきました
『まぁ、お手伝いさんでもないのに、エプロンつけたまま、食事するものではありません‼️』
私の母はエプロンつけたまま食卓に着いていましたし、小学校、中学校の給食当番も帽子と割烹着着衣のまま、給食食べていました
エプロンつけたまま食事するのは、お行儀良くないらしい😅
18才で初めて知ったマナーでした
最後の一つは
秋の午後、早く学校から帰ってきた私に声がかかりました
『庭にいろいろな花が咲いていますから、見繕って玄関に活けてください』
私は鋏を借りて、花を数種類と蔦物を花材に選びました
そして、葛を花器からはみ出して玄関の棚から流れて落ちるようにして活けました
高校では池坊の生け花を習っていて、基本は知っていたのですが、その生け花のルールを無視して自由に剣山に刺したわけです
出来上がったものを見て、
『まぁ、近頃は随分変わってきているのですね』と、これも少なからずびっくりしました❗️の気持ちのこもった言葉が発せられました🤣
他にもいくつか理由が重なって、私は生け花が苦手
でも、食事の時はエプロンを外すという事は、以来守っています(今では、家族以外に食卓を囲む人がいる時のみですが)
今夜はあけぼのの福豆をカリポリしながら、昔の事を思い出してしまいました
ところで、あけぼのの福豆の入っていた袋の裏には、豆まきの しかたが書いてあります
一、豆は夜になるまで三方か升に入れて神棚に供える
二、夜、家族が揃ったら年男あるいは一家の主人が豆を胸元に持ち 玄関や窓を開けて下から放るように「鬼は外」と、2回豆を撒く
三、鬼が入ってこないようすぐに戸や窓を閉める
四、「福は内」と部屋の中にも2回撒く
奥の部屋から順に玄関まで撒いていく
五、一年の厄除けを願い自分の年齢よりもひとつ多くて豆を食べる
数が多くて食べられない時は 豆にお湯を注いだ福茶を飲んでもよい
だそうです
三方とは三宝のこと?
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