先々週末出した書が帰ってきました
楷書が2種類、行書、草書、小筆の5種類です
郵便制度が改悪されて、普通郵便の日数がかかるようになって、いつも提出に間に合うかハラハラしながらの投函
昨年までは数回ごとに速達を使っていました
でも、そこまでして提出しなくてもいいかと、今年になってからは普通郵便で出しています
提出の時は、いつも自己嫌悪
臨書は、やってもやっても不満足なところが目について、提出をためらうのが毎回のこと
私の書を添削してくれるのは、書家の友人なので、いつも一筆書いて同封していますが、泣き言もついつい書いてしまっています
友人も近況などを書いてくるのですが、今日の手紙には
いつでも辞められる趣味の書なんだから、辞めたくないなら、書に関する楽しいことを見つけてやってみたら‼️と、ありました
私は見栄っ張りなところがあり、寮生活を送っていた学生時代に、母からの手紙はたまには筆で書いてと頼んでいました
寮生仲間にチラッとでも見られることを意識して🤣
たまーに巻き紙に筆で書かれた手紙が届くと、手紙の中身に加えて、そんな手間暇かけてくれた母の気持ちも重なってそれはそれは嬉しいものでした
そんな学生時代の話を友人の師匠にしたところ、プーさんにあなたも小筆で手紙を書けるようにお稽古したらと、言ってくれて始めた書の稽古です
今ではかなり小筆の使い方も慣れてきましたが、たまに小筆で手紙を書いてみても、投函したことはありません
まだその程度なのです
草書も、お茶席のお軸が読めるようになれば楽しいかもと、始めたのですが、これもなかなか読めないお軸の多い事
筆を持つ時間が足りないことはよく自覚していて、そんな自分は続ける意味がないのかなぁと思って、口にする事があります
トトさんは、書いていて楽しくないの?
楽しいなら続ければいいし、楽しくないなら辞めればいい、と、至極まっとうな応え
楽しくないの⁉️
いえいえ、筆を持って書いている時は、下手でも楽しいのです
無心になって書いている自分がいます
この無心になれる事が、私にとっては何より大事な事で、ほかに同じような気持ちになるのは針を持った時
そうなんだ
私にとって書の稽古は、無心になれる事が楽しい事なんだ
そう思いついて、しばらくは続けてみたいと思ったのが今年になってからでしょうか
今日戻ってきた提出物には相変わらず赤のお直しがあちこち
それでも一枚だけ、
額に入れて飾れるほどに書けています
茶室の茶掛けは、自筆のものは使わないものですが、茶掛けでなければ、飾ってもいいのでは❗️
と、そのような添書きがありました
何歳になっても、このような形で褒められると嬉しいものです
今日は食後に珍しく、墨をすって次の課題を数枚書いてみました
来月は少し余裕を持って提出したいと思っています
👆は、飾れるレベルと言われた一枚
手紙を声に出して読んだら、トトさんが本気出して額を探しそうになり焦りました😅
無心になれる所に惹かれるようになったとか。
同感です!
私は絵ですが、その時々の面倒なことを忘れられるのが気に入っています。
不純な動機ですが。
お習字も似てるような気がしました。
額に入れるほどだとか、字がうまく書ける人が羨ましいです。
またまたコメ返遅くなってしまい、ごめんなさい
なんだかぼーっと生きているようなこの頃です(チコちゃんに叱咤激励してもらわなきゃ😅)
bolicaminandoさんは、たくさんの絵を描かれて、額装までされていらっしゃるじゃないですか。こちらこそ羨ましい限りです
私の書は本当に上達が遅くて、自分でも呆れるほどです
でも書き始めると、無心になって書いていくんですがね。bolicaminandoさんの絵もそうなんですね
とても嬉しいコメントでした