Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

般若心経

2006-11-28 22:36:39 | 日記・エッセイ・コラム

私の家は 飛騨地方では古い歴史を持った家で 仏様にお参りすることは生活の一部であり とても大事にされてきた。

父はいわゆる本家の跡取りであるが 仕事の関係で若いときから家を出ているので 私たちの暮らし方は新家の様なものだった。 仏壇も最近まで無かった。

だから時々 父や母の実家に帰ると その作法やしきたりにとまどうことが多かった。

そんな風でお寺巡りは好きでも お経を上げることは全くない生活をしている。 教典を前にすればついて読めるが 殆ど覚えていない。

先日 寂光院でのこと 本堂の回りに回廊の様な廊下があって そこを右回りに般若心経を唱えながら三回廻ると願いがかなうと書かれていた。

Jyakkouin2

何でもやってみる私。

回りの人は何やら唱えながら一心不乱に廻っている。私たちは山登りの中の一部のように大きなリュックを背負って先頭を切って廻ってみたもののなにか所在ない。

登山靴で どたどたと手を合わせて頭を下げて歩いているだけ。

ふと耳を澄ますと 後ろから般若心経が聞こえる。ん?んん?え~っ?

私よりもうんと若いピーが般若心経を唱えている。ますます 所在なくてピーと先頭を交代。後をついて手を合わせながら ひたすら沈黙のお参り

般若波羅蜜多~~♪♪ 

ひぇー 私も覚えないといけないな

コメント (7)
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