Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

御在所の秋

2006-11-13 11:57:56 | 山歩き

今年の秋はいつまでも暖かく 毎週の様に山に通ってもなかなか紅葉が見られなかった。

先月は奥飛騨まで行ったのに駄目だった。

そんな時に御在所はもう見頃というネット仲間からの情報をもらった。最近ヘリコプターから撮った綾錦の空中写真も新聞に載ったらしい。

よし 行こう!豊橋の友達を誘っていこう。

去年 一緒に行こうと約束しながら 彼女が急に帯状疱疹になってしまって私一人で心細い思いを市ながらツアーに参加した事を思い出す。

この春アカヤシオが見たくて登山道のおさらいをかねて個人で登ったことがあるので道は解ると思う。 よし 行こう!

コースは中道を使う。 中道はきついけれど展望が良いし 所々に おばれ岩とか地蔵岩等の奇岩があるし キレットもあって変化があって楽しいし 疲れた頃に ビューポイントがあるので体力がいる割には 頑張れる。

会社の子も一人参加。 二度目の山が御在所じゃぁ びっくりするかな?

スカイラインの旧料金所に車を駐めて歩き出す。 ふーん思ったより紅葉きれいじゃぁないなあ どうしてだろう? やはり 昼間との温度差があまりないからな。少々がっかり

そうはいっても 角度によっては美しいし 岩の上に立って谷をのぞき込むと 足もとには点々と赤や黄色が 散らばっている。 点描法の絵のようだ。 青い空に奇岩 紅葉ときらら言うことなし。

Jizouiwa_1 キレットまではjyんちょうに来たけれど そこからの急登の長いこと 長いこと  見上げると富士見岩のあたりの巨大な塊が迫ってくるけれど 遠い。

急登に継ぐ 急登 鎖にロープを繰り返し「こんなにザレタ道だったかしら?」

道が沢山の人が歩くことによって変わってしまったのかしら? 冷や冷や

前に思ったより楽と感じた岩に張りついての横移動は どうしてだか今回は手こずった。

足の置き場所がみつからないし 新しく付けられた鎖は 大きくゆるみがあって なかなか先に進めない。おかしいな

Kiretto そこを過ぎてひとがんばりで あっけなく富士見岩についたよ。

ここからは観光客も沢山入り交じって危ない。 大きな岩の上を スニーカーならまだしも カッターシューズで 「どいてどいて」とばかりに割り込んでくる。

そうそうにそこを立ち去り ゲートのある岩場で お昼。

ここはあまり人が通らないのと 風があまりないことが多いので好き。

今日は冷食の豚骨ラーメンと中華ちまき 果物 焼ウィンナー

生麺なので なかなかおいしい。 お茶を飲もうにも おなかにゆとりがなくなってしまって 3キロほどアスファルトの道を歩いて三角点に向かう。

アスファルトの道は 膝に優しくないので嫌い。 引きずりながらヨイショヨイショ

三角点のある広場から望湖台まで降りて 岩場をのぞき込む

雨乞いに イブネ クラシ 真下は 七人山? まだまだ行きたい山がいっぱい

Doudankouyou 仲間が私の膝を心配して ロープウェーで降りようって言ってくれたけれど 湯の山温泉からタクシーでスカイラインにむかうのもなぁ?

それに裏道を歩いてみたかった。

「裏道は つまらない道だよ。」っていていた人がいて そうなんだと思っていたけれど 違う気がしてきた。それぞれの表情があるはず。

今回は一人じゃないので 何かあっても心強いし 時間も暗くなるまでたっぷりある。 よし 行こう。

ファミリーコースは 思ったより手強かった。 途中で出会った人に国見尾根から行くとあの面白い岩を総て見て回れるよ いずれ藤内小屋の手前の 同じ所に出るし・・・

と言われたけれど いきなりボブスレーのコースのような道を大下りしているうちに「今日はあの道止めよう」という気になった。

「そりゃあれだけのきつい登りだったんだから 下りだけ楽なわけないわ」 そう言われて苦笑。 国見峠からは ずっと沢に沿って降りていく。 ゴツゴツの大岩を降りていくのは結構膝にじんじん来て ダメージがおおきい。 矢印や赤丸を探してゆっくりゆっくり歩く。

このマークがなかったらとても歩けない。間違いなく遭難。

こちらのコースは 国見岳と御在所の間の谷を通るので 両方の迫り来る奇岩を見ながら歩く。 有名な藤内壁もここにある。

Kuromojikouyou

紅葉もこちらの方が綺麗な気がする。 陽の光を受けてきらきらしている真っ赤な楓 黄色いくろもじ 嬉しい

時間を気にしながら 藤内小屋までたどり着く。 最近CBCテレビのドキュメンタリー「山小屋のカレー」がアジアの大会で賞を取ったと報道されていたけれど その舞台がここ

Kouyou 途中から中道に入って帰るつもりでいたから 藤内小屋のおばさんに道を聞いたけれど「あの道は殆ど人が通らないから危ないよ。 スカイラインまで出るとトンネルの手前に出るから そこから少し歩いた方が良いよ。」と言われる。

思いがけない 進路変更だったけれどよかった。 知らないと 苦労していたかも。 小屋を過ぎてやっと 普通の(?)登山道になってきた。 明るいうちにスカイラインに出てほっ

よく歩いたな 紅葉見たさに 来た山だったけれど 思いっきり歩いて 足の付け根から珍しく筋肉痛。 そして今回は 重い体を支える場所が多かったので 肩や背中が筋肉痛

でも良い気持ち

コメント (6)
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