岐阜県のある団体(かんたんに言えば自然を考える活動をしている団体)で夜叉が池に行くとの話があり。 まだ手をつくことができないので心配だったけれど参加することに
春の妙法が岳以来の参加。 ○垣にジオンさんとケーキさんが迎えに来てくれて 道の駅藤橋でBoggyさんと待ち合わせ。初めてお目にかかる。ブログでいつもお洒落でおいしそうな山ご飯を見て凄い人だなって思っていた。 見た目もお洒落で都会派の紳士 物腰も柔らかくて優しい。
離合不可能な山道をくねくねくねくね登っていく。 時々残る轍を見て「あ 二台は入っているな」とBoggyさん。魚釣りをする人は 先客がいると釣れないので 気になるのだそうだ。
大きな駐車場に着いた。先客6-7台。京都ナンバー 岐阜ナンバー もう何組かは登り始めている。 私達はここで関ヶ原方面からのメンバーの車を待つ。到着の車に懐かしいハイジさんの顔が見える。
ストレッチと夜叉が池の伝説 植生 ヤシャゲンゴロウの話を聞いて後出発。 駐車場を左手に降りていく。
説明に寄ると標高差364ぐらいで はじめに渓流を渡って少しだけ急な登りが続くけれど 跡は平坦なブナ林を歩き 幽玄の滝を過ぎてからロープを使いながら ガレ場の急登を登り切るとのこと。 どのくらいの急登なのだろう? どきどき
しばらくは 小さな渓流を何度も渡る。丸木橋だったり 木の橋だったり 水が綺麗で 気持ちよい。
紅葉の頃 この辺りは本当に凄いらしいのだけれど 緑が重なってキラキラしているのもわたしは好き。
大きなアップダウンではないけれど久しぶりの山歩きは 足の付け根に来る。 ヨイショ ヨイショ
やがて回りの花にも気持ちが行くようになり 少し平坦な登山道に変わる。ブナ林の気持ちの良い散策になる。
足もとに青い花がいっぱい。 ケマンソウの様で大きい花。丈はあまり大きくない。アキギリ 桐の花の様だから この名前ついたらしいけれど・・・桐?
これも丈が割合低い。 どうしてキリンソウっていうのかしら?前から気になっていたけれど これだけちびっこいと キリンとの共通点は色が黄色いだけ
ダイモンジソウ
初めて見たとき 手をいっぱいに広げて咲いている花を見て
可愛らしくておかしくて 大好きになった花。ここではあちこちに咲いている。
矢車草みたいな葉っぱと思っていたら確かに葉っぱは輪生だけれどクルマバだって
その先に 短冊をねじったような花が咲いている。 かなりピンぼけ
ミゾソバも健在。溝のそばにあるからミゾソバ?
終わりかけてはいたけれど 群生している。 これの紫のはミカエリソウだけれど ここにはなかった。熊野古道で見たことあるな
花は紫蘇のようだけれど 葉っぱ見てみて! 亀さんの様になっている。亀さんの頭がひょこっと出ている。 面白いね自然のデザイン
ナナカマドの紅葉
ウルシの紅葉
ウルシのネックレスがぶら下がっている。
ここのオヤマボクチも少々やせている。この間八方尾根で見たオヤマボクチは ひっくりかえるほどでかかった。
そう言えばオヤマボクチをヤマゴボウという人がいるけれどヤマゴボウはゴボウ科 オヤマボクチはキク科 同じものではない。 どうして そんなふうに言うようになったのだろう?
豪雪地帯であることがわかる。雪の重みでこんなになっちゃって。。。
楽しい散策を続けていると 左手に 夜叉壁らしき岩壁が迫ってきて 人らしき白い点が動いているのがわかる。
あそこまでいくのかぁ。 ひょ~ぇ
夜叉姫が 聖域に入るために ここで禊ぎをしたと言われる滝
今水量は豊富ではなかったけれど いつもはどうなんだろう?
滝の落ちてくる岩を見上げると 小さな植物図鑑の様に 竜胆 をはじめ沢山の植物が貼り付いている。 時期によっては岩ツバメも見られるらしい。
さて ここから暫く登って 夜叉姫が竜となって登っていく姿が滝になったと言われる昇竜の滝を後ろに見る頃 厳しい登りが待っている。 筈である。
大丈夫かな?