Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

匠屋敷に寄り道 天生湿原

2008-07-09 23:58:00 | 山歩き

「私たち 遅いから帰れなかったのではありませんか?」

「いいえ いつも もっと遅くまでいるんです。今日は天候が不順なので 様子を見に来ました。」

彼らは パトロール隊としては若い。私の車が三河ナンバーだと確かめてどこから来たのかと聞く。 じつは 彼は岡崎に 彼女は豊橋にいたらしい。 元々こちらの人で ふるさとに戻ってきたと言うことか・・・

まだ見所が残っているはずだった。 ニッコウキスゲ ワタスゲ アサヒランにお目にかかっていなかった。 遠くには見えたんだけれど それに前回 匠屋敷に寄ることを忘れた。 伝説の匠の屋敷跡には立ち寄らないと・・・ 誰でもが知っている伝説の人だからね

Watasuge 広大な土地だし 遠いのでわかりにくいけれど ワタスゲが咲いている。 白いふわふわの玉のような花 あれはタンポポの綿毛のようなもの? もしそうならその前に花が咲くよね?

手前にはニッコウキスゲが咲いている。今年は不作だそうで あまり無い。 近づくと虫の卵のようなものがいっぱい付いている。 こうして花が駄目になっちゃったのかしら?

Kisuge

あっ 笹百合

Sasayuri 湿原の周りの道にいっぱい群生している。まだつぼみの堅いのもあってこれが全部咲いたら見事だろうね。

そんなことを思っていたら いきなり バタバタと雨。

レインコートを着るために 雨宿り出来そうな場所に移動。

匠屋敷が近かった。

Takumijinjyaここで私は勘違いしてるらしいと思った。

月ヶ瀬の伝説は左甚五郎だと親から聞いていた。

ところがここでは鳥のような顔をした撫男で鳥と呼ばれていた事 やがて鳥は都へ出て皇居や神社 仏閣の建築に携わったと。そして鳥だから 止利仏師と呼ばれたと・・・・

そう お寺では何度もこの名前を見ている。ここは左甚五郎の家では無く 止利仏師の伝説の場所だったのだ。

「もう少し近づいて花を見る場所はありませんか?」と聞くとこの屋敷周りを教えられたけれど やっぱり難しい。

只ここでは アサヒラン(サワラン)を見ることが出来た。

Asahiran ほんの少しだけ心残りを作ったけれど ますますひどくなる雨に 駐車場までをとにかく走る。何度も上り下りを繰り返しながら 走る。

レインコートを着ていた割にはぐしょぐしょ。でもなんだか楽しくて興奮して 帰ってきました。

コメント
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