大急ぎで車で下山 反対側の山石巻山に向かう。
実は本宮山には山姥の足跡っていうのがあって(あまり良く分らないんだけれど)本宮山の山姥が 本宮山と 石巻山に足をかけて 下を流れる豊川で顔を洗ったって言う神話がある。
これが反対側石巻山ではでいたらぼっちが出てきて ありゃりゃな話しが出てくる。 これはあ・と・で
石巻山の入口は 道路に面しているので 三人をここにおろして 山腹石巻神社で待つことにする。
ここも古い神社で 本宮山と同様 粥管神事が行われる。 小さな神社のようだけれど 毎日社殿は開かれていてお世話する人がいらっしゃるようだ。
この辺り 旅館街で 昔亭主殿も飲み会によく使っていたけれど 今はあまり訪れる人がいないらしい。 寂しいね
山腹までの緑は気持ち良いけれど 急な石段に気持ちが凪ぐ。 さほど長くは無いけれど。
まっすぐ行くと神社 右に折れると石巻山への登山道。
あちこちに倒木がある。
しばらく行くとでいたらぼっちの足跡
ここでのフットプリントはでいたらぼっち ありゃりゃの話しは・・・
でいたらぼっちが本宮山に足をかけてまたぎ 用を足したのだと言うのだ そのときできた流れが豊川
つまり本宮山の山姥はでいたらぼっちのおしっこで顔を洗ったらしい。。。。え~~~っ? 何だか匂いがしてきそうなんですけれど。
石巻の蛇穴 直径60センチ 奥行き13メートルはいかにも大蛇のすみかのようだけれど 石灰岩が風化水蝕によって出来たらしい。 誰かこの中に入ってみた。。。と話しも聞いたことあるけれどね 私には絶対出来ない 蛇嫌い だ絵でなく閉所恐怖症だからね すぐに呼吸困難の発作を起こすよ
足もとごろごろした岩を登ったりしながら更に進む この山はごろごろなのだ
それを利用して 神事のような事も行われる。 石巻山そのものが神様の山なんだと思う。
前に二川の宿で石巻山の描かれた 街道絵を見た。
石巻山は特に吉田宿(豊橋)から見ると不思議な形をした インパクトの強い山なのだ。
更に進むと右側に大きな岩が続く。それを巻くように進むと最後の梯子となる。これがなかなかすごいんだよね
でもしっかり作ってあるから何の心配も無い。
前なんか保育園の野外保育でここまで登っているのを見て肝を冷やした。
ちびっ子岩の上をちょろちょろ走り回って危ないったら・・・・この日もおじいちゃんと孫と思われる一行が登ってきた。
しめ縄はタフロープをほどいたような素材だったけれど真新しくなっていた。
今日は富士山見えない 岩場から後方を振り返ると富幕山の脇に見えるんだけれどね
さて もう一つのお気に入りの場所に案内しなきゃと 下山
観光道路40分ほど歩いて 大知波峠の登り口へ・・・と言いたいところだけれど またまたオモニ 車でワープを提案。
オモニはこの道大好きって言うんだけれど 私はアスファルトの道苦手なんだよね それに長い
時間の事もあるので甘えて 車でぶ~~ん
急な石の階段を上って支尾根を登って行く。 脇に中電の管理道路があって使えないことは無いけれどこれは 死ぬかと思うぐらいつらいらしい。 車で行く事前提の道だしね。
尾根から降りて 林道をしばらく歩くと 突然目の前が開けて
大知波峠~~ 大好きな場所
昔ここに大きなお寺があった 100年ほどで廃寺になってしまった訳は文献が残っていないのでわからないけれど 驚くほどの大きさと ロケーション 古さ を考えるといかにも惜しい。
ここは豊川道が通っていてたくさんの古道が交差するいわゆるジャンクション
今では 伸びやかな空間を提供してくれる大好きな場所。 浜名湖 浜松の町 太平洋。。。 知波田の駅から登ってくる道は 木のトンネル
ここで小休止
金魚さんからおにぎりいただいて・・・
ここで食べるおにぎりは絶品です。
可愛らしい仏様の前で記念撮影
景色にも 友にも名残は尽きないけれど 何時はさよなら言わないとね
また再開を願って 下山
本当の山登りとは言えなかったかもしれないけれど 東三河の秘密の場所 気に入ってもらえたかな?