仁王門です。1848年に再建された門だそうですが なかなかいい門です。
運慶の弟子達の作品だそうですが この山に入る資格が無い人が上ってこないか睨み付けて見張っているそうです。 覗いてみたけど目が合わなかったので上っても良い事にして門をくぐります。 後方にはえんま様が通る人の過去の行いを記録しているんだそうで・・・・あんまり悪いこと書かないでね
右上に大きな岩穴がいっぱいあります。 ここには 亡くなった人のお骨が入っているそうで あちこちに古い人骨があるんだって ぞぞ~っですがお墓と思えば当たり前かしら?
確信の山内に入ったのだけれど まだまだ階段は続きます。江戸時代には13の塔中支院があったそうだけれど 今は4つ
性相院 金乗院 中性院 華蔵院
見えているのは性相院 金乗院か?
さらに階段を上ると見えてくるのが反対側の岩の修行場。 釈迦が峰 危険な岩場を上ってお釈迦様の元にいたる行場なのだけれど 出世や欲望のために行く人が転落することが多かったので 今は修行者にしか許されていないのだとか
前に行った修験道の山 伊勢山上によく似た様子をしている。
開山堂と五大堂
赤い小さなお堂は納経堂。山内で一番古い建物だそうだ。
裏側に入定屈 慈覚大師が眠っていらっしゃる。 五大堂は天下太平を祈る道場。 この山内で一番の展望が得られる場所。
1000人もの修行僧が行き来していた頃この里はどんな様子だったんだろう?
思ったより優しい山だったねと すばらしい山寺に 心残しながら 一方通行の下山道をたどる。