この時期は残念ながら花は期待できない。 紅葉にもちょっと早い。 だからというわけではないがこんなぱっぱの変化もうれしい。 ゴゼンタチバナ 赤い実も無くなっている。
上り詰めると 仮の頂上 仮の頂上? 何それ? そんなんいらんわ といったらガイドさんからからと笑う。 よく笑うガイドさんだった。 やまにはスキーから入ったらしいけれど 頭の左記から足の先までやまに染まっている。
落書きいっぱいの小汚い展望図。 木々が生い茂って全く見えない。 だから 仮の頂上? 昔は見えたのかしら?
はじめに展望地があるので後で行きましょうと 聞いていたので尾根を左に歩き始める。 あらら? 下るんですか? ずっと先にピークが見えてますけれど。。。
ずっとブナが植わっていて白い木肌を見せている。森全体が優しい表情に変わっている。
ブナ 木偏に無しと書く(橅) 昔は何の役にも立たないといわれ注目されなかったけれど近年「森のダム」といわれて注目されるようになったそうだ。 ブナの葉っぱはね 手をめいっぱい広げた形ではなく少し緩めた形をしている。だから葉脈に沿って雨粒を真ん中に集め それは枝を伝って木に取り込み 根元にいっぱいいっぱいため込むんだって。 だからブナの木のたくさんある森は元気が良い。 うれしい話だよね。雨の流れる筋も自然に木肌についてきている。 耳をくっつけたら 聞こえるかな? 水の流れる音。
そうそう 私今回あろう事かトレッキングシューズ忘れてきたんだよね。 朝車を変えたときにすっかり忘れて。。。スニーカーでの山登りで ガイドさんに申し訳なくて 根っこで滑らないように気をつけて・・・はぁ~い
と 本物の頂上 標高1382メートル。あんまり高くないよ。 それより これも仮の頂上? 何にも見えないよ。
強いていえばこの頂上の裏に薬師様が祀られていたことかな?
本来は薬師如来というのは12体だそうだが あるのものが一体を自分に家に安置しようと持ち帰ったら次々と災難に遭い こりゃ薬師様のたたりじゃ~と戻しに来た。 ところが13体入っていたはずのほこら どんなにやって見てもどうしても入らない。 無くなった薬師様の代わりに新しい薬師様をお迎えして12体にしたから当然なのだけれど の衆はあきらめてそこに薬師様をそこにおいて山を下りた。ところが 13体目の薬師様は次の日にぴったりとそのほこらに収まっていたのだと・・・・だから斑尾山の薬師様は13体あるのだそうで 危険だから人が寄りつかなかったといわれたけれど やっぱりいろんな人が登っていたんだよね? でなきゃ 信州と越後をつなぐ峠道は生まれない。
ブナ林 ほれぼれするね 大騒ぎしている私にガイドさん???な顔 からからと笑ってばかり。
いつも見ているから珍しくないのかな?
妙高や黒姫山が見えるはずだけれど・・・・・