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Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

飯山に憧れて 信越トレイル 斑尾山Ⅱ

2010-10-28 20:51:51 | 山歩き

Gozentatibana この時期は残念ながら花は期待できない。 紅葉にもちょっと早い。 だからというわけではないがこんなぱっぱの変化もうれしい。 ゴゼンタチバナ  赤い実も無くなっている。

上り詰めると 仮の頂上  仮の頂上? 何それ? そんなんいらんわ  といったらガイドさんからからと笑う。 よく笑うガイドさんだった。 やまにはスキーから入ったらしいけれど 頭の左記から足の先までやまに染まっている。

Tenbouzu 落書きいっぱいの小汚い展望図。 木々が生い茂って全く見えない。 だから 仮の頂上? 昔は見えたのかしら?

はじめに展望地があるので後で行きましょうと 聞いていたので尾根を左に歩き始める。 あらら? 下るんですか? ずっと先にピークが見えてますけれど。。。

Tozandou2 でも この道好き

ずっとブナが植わっていて白い木肌を見せている。森全体が優しい表情に変わっている。

ブナ 木偏に無しと書く(橅) 昔は何の役にも立たないといわれ注目されなかったけれど近年「森のダム」といわれて注目されるようになったそうだ。 ブナの葉っぱはね 手をめいっぱい広げた形ではなく少し緩めた形をしている。だから葉脈に沿って雨粒を真ん中に集め それは枝を伝って木に取り込み 根元にいっぱいいっぱいため込むんだって。 だからブナの木のたくさんある森は元気が良い。 うれしい話だよね。雨の流れる筋も自然に木肌についてきている。 耳をくっつけたら  聞こえるかな? 水の流れる音。

Tozandou3 Otiba 足下は根っこがいっぱい。 

そうそう 私今回あろう事かトレッキングシューズ忘れてきたんだよね。 朝車を変えたときにすっかり忘れて。。。スニーカーでの山登りで ガイドさんに申し訳なくて  根っこで滑らないように気をつけて・・・はぁ~い

Cyoujyou と 本物の頂上  標高1382メートル。あんまり高くないよ。 それより これも仮の頂上? 何にも見えないよ。

強いていえばこの頂上の裏に薬師様が祀られていたことかな?

Yakusisam この小さなほこらに13体の薬師如来が安置されていた。

本来は薬師如来というのは12体だそうだが あるのものが一体を自分に家に安置しようと持ち帰ったら次々と災難に遭い こりゃ薬師様のたたりじゃ~と戻しに来た。 ところが13体入っていたはずのほこら どんなにやって見てもどうしても入らない。 無くなった薬師様の代わりに新しい薬師様をお迎えして12体にしたから当然なのだけれど  の衆はあきらめてそこに薬師様をそこにおいて山を下りた。ところが 13体目の薬師様は次の日にぴったりとそのほこらに収まっていたのだと・・・・だから斑尾山の薬師様は13体あるのだそうで  危険だから人が寄りつかなかったといわれたけれど やっぱりいろんな人が登っていたんだよね? でなきゃ 信州と越後をつなぐ峠道は生まれない。

Bunabayasi ブナ林 ほれぼれするね 大騒ぎしている私にガイドさん???な顔 からからと笑ってばかり。

いつも見ているから珍しくないのかな?

Bunaブナの林を抜けると 展望所

妙高や黒姫山が見えるはずだけれど・・・・・

コメント (6)
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飯山に憧れて 信越トレイル 斑尾山Ⅰ

2010-10-28 13:40:18 | 山歩き

このところ仕事や家庭の忙しさ 見ている山との違い 体力の違いなどから人を誘うことも 誘われることも無くなり ほとんど一人歩きをしていた。 時々息子がつきあってくれたりとそれなりに楽しんでいたけれど・・・・

8月に飯山へ行ってからこの地方の自然の美しさに心奪われやりくりして通いたいなと思うようになった。ここに信越トレイルというのがある。 文字通り信州から越後へつなぐトレイル。

Sintore

ブナ林に恵まれた全長80キロの道には16もの峠道があって かつて信州と越後を結ぶ交通の要所だったらしい。戦国時代には上杉謙信が川中島の合戦に何万もの兵を引き連れて峠越えをした道 

すごい話だよね? そんな道を地元のトレイルクラブが中心になって 整備 維持管理をしているという。パンフレットでは80キロとあるけれど 確か最近110キロまで整備されたと聞いた。 いくつもの里と山をつなぐ歩く道・・・・どきどきするような響きの山道だと思いませんか?

この全行程を6つのセクションに分けて歩くコースが提案されていて それぞれにガイド+送迎付きと聞いたらこんなうれしいことはない。というわけで会社におそるおそるお休みの申請をして・・・・決行日は10月5日 まず第一セクションに挑む。

困ったことに 当日希望者が無くて私一人では催行できないと・・・ありゃりゃ せっかく休み取ったのに・・・ というわけでピーちゃんを誘ってみた。 彼女にしたら物足りない山で申し訳ないけれど。。。。

第一タームは斑尾山から 袴岳を経て赤池へ 歩行時間7時間強で10.4キロの行程。斑尾高原の山の家に集合 ガイドさんと合わせて三人の山歩きだ。木島平のペンションからの山一は霧に包まれてホワイトアウト状態。 今日は天気よくなるはずなのにぃ

しかし山に家に来たら雲海の上 空は青空。 良いぞ~

Sukijyou山の家から送迎の車がスキー場の下まで乗せていってくれる。

スキー場を登っていくんだよね? やっぱり?

この写真で見るとさほど急に見えないけれど 下から見ると結構急なんだよね 歩きにくいし スキー場大嫌い。

斑尾山は唱歌ふるさとの舞台って知っていた? ウサギお~いし かの山~ 小鮒~釣~りし  か~の川♪

彼の山は斑尾山 彼の川は麓を流れる 斑川(はんがわ)なんだそうです。 そうかぁ ふるさとの舞台かぁ・・・・道理で心の原風景が 包まれている感じだわ

Madaraokougen 振り返ると。。。やっぱり雲海は消えない。本当は高原の下に飯山の風景が見えるはずだけれど

千曲川に沿ってある盆地は空気が流れにくくなっていて この時期はガスが湧きやすいのだと  鍋倉のところで千曲川がくの字に曲がっているから余計に。。。冬に雪が深いのもそのせいらしい。

Obanagahara ススキが薄い日を受けて光っているのを見ながらトンネルを進む。 ゆっくりゆっくり

Unkai ずいぶん登ってきた。高度差は400少し切れるぐらいだから 半分くらい?

雲海の向こうに見える台形の山は鍋倉。ブナの森が特に美しいらしい。

Fukan リフトの終着駅?までくるとそこからはジグザグに巻き道を上っていく。のぞいてみれば下が見えないぐらいの急斜面で 登っていくのはとても無理。 こんなところから颯爽と降りていく人はどんな人なんだろう?

Tozandou

斑尾スキー場の歴史は比較的新しい。 ふるさとの舞台ではあるが斑尾山そのものには 地元の人々は危険だからとあまり近づかなかったのだそうだ。

スキー場の一番上まで来てここからは登山道らしい道を上っていく。 最後の登りになるかな? がんばろっ!

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