ほとんど同じ高さの道を 山の形に添ってトラバースしていきます。
ウスギヨウラク
久しぶりにみました
やがて小さな小川を超えます。 湿原から来た水を集めた小川です。 湿原が近いことを教えてくれます。
あらあら 水芭蕉が巨大な芭蕉扇に変わっています。
やっぱり今年は水芭蕉が早かった様で
ひょろりとした頼りなげな植物が
何だろね?
って言っていたら 通りがかったガイドさんが「それはつるにんじんやさ」と
「ここには残念ながら婆さんはいないんや」と懐かしい言葉で教えてくれる。
そうか 爺さんばかりなんだぁ
見た目はただのひょろりとした草 感動するほどの出会いでは無かったけれど ツルが隣の植物の茎に巻き付いていたのをみてYさん
「爺さんだもの やっぱり杖がいるかぁ」の一言に ちょっと笑ってしまった。
何年か前から湿原は一方通行になっています。
湿原の入り口にコバイケイソウの群落
バイケイソウはまだ早いようです。
バイケイソウの花の方がはっきりしていてちょっと緑がかって綺麗と思うのだけれど 仕方ありません。
あ でも コバイケイソウもよく見ると可愛いね
とても毒のある花とは思えない。
ツマトリソウもいっぱい咲いてます。
久しぶりに見る花です。
このところ高い山に行っていませんからね
ミツガシワが最後の花を咲かせていました。 もう一週間も持たないでしょう。
毛むくじゃらというか花びらから糸が出ているというか 全く不思議な花です。
チゴユリ
先端に可愛いを一個だけ付けています。
おお~っ
二つの目玉がぎょろりとこちらをみていました。
ヒメカンアオイ
どうにも視線が気になります。
ゴゼンタチバナ
懐かしい花が次々と現れます。
ミツバオウレンも待っていてくれた。
最後の力を振り絞って・・・・
お疲れ様
今年はマイマイガの大発生であちらこちらに虫食いが・・・・・
この山も例外では無く 足下の植物まで穴だらけでした。
「朴葉寿司が作れなくて大変ですね?」っていったら
「最近は朴の葉っぱも中国から取り寄せているからあんまり問題ない。」そうな
こんなのも出て来ると 季節が逆戻りしたみたいで混乱してきますわ。
何年か前から見たくて見たくて・・・・
7月頃に咲くと言われて毎月出かけたとしもあったけれど
ひょんな事から見つかりました。
付かず離れず歩いていたガイドさん いつもお世話になる水上さんの事を訪ねたら「私は水上さんの一番弟子で・・・・」ってにやっと笑われて 話が弾みました。
フガクスズムシソウみたいんだよね
アンタの頭の上にあるぜ
ええ~~っ?
遠くて高くてよくわかりませんが 望遠でYさんに撮ってもらいました。
フガクは富岳のこと 青木ヶ原の樹海で沢山見つけられたからこの名前があるんだって
何処にでもある花では無いけれど この山には あちこちの木についているらしい。
季節が予定より進んでいたために思いがけない花との出会いがありました。
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