今日は籾糠山へ行く予定だった。 春 夏と訪れた大好きな山 秋にはどんな顔をしているのか知りたかった。あのカツラ門は? 湿原は? ブナ林は?
紅葉には少し遅いことも知っていたけれど みんなが休みを取ってこの日に備えていた。
それなのに それなのに
晴れ女の私の力は誰かの力には勝てなかった。 少々の雨なら行くと決めていたけれど 朝起きたら・・・・・嵐のような雨 (ρ゜∩゜) グスン
ふて寝
眠りこけていたらピーちゃんからメール。「みんな退屈しているから足助の奥に 日帰り入浴とご飯食べさせてくれるところあるからいこっ!って」
10時半に王滝の駐車場で待ち合わせ。 そこから合流 足助を通って途中から19号線の方に曲がる。しばらく走っていくと 立派な道の下の方に集落が見える。榊野温泉
すずめは その名前にはあまり似つかわしくない 渓流沿いにあった。雨上がりでごうごうと流れる水は生き物のように激しく流れ 音も恐ろしげ
夏はさぞかし涼しいに違いない。 部屋からは紅葉の紅葉が臨めそう。ひなびた小さな旅館だった。
かにさんも這い出してきている あっちにも こっちにも
お風呂がすごく良かった。二つのお風呂があって 一つは木のお風呂 掛け流し温泉。もう一つは岩風呂 窓から渓流の眺めが良い。こちらは循環らしいのだけれど どちらもとろっとしてつるつる。4人で馬鹿になってお風呂を楽しむ。
木のお風呂は撮り損なったけれど 両方とも4人でいっぱいぐらいの可愛いお風呂。でも四人の為にそれぞれのお風呂を入れるようにしてくれたのは嬉しい。
温泉の湧出量毎分19リットル 常温摂氏14度のアルカリ性硫黄泉 って書いてある。
さてご飯 ご飯
山の幸ふんだんに盛り込んだお料理。 ぴーちゃんと鈴さん目が点
鯉の洗い 高野豆腐の炊き合わせ きゃらぶき エシャロットのもろみ味噌 栗きんとんの載っているど真ん中に 黒い虫さんが・・・・
あはは 私蛇は駄目だけれど イナゴは大丈夫。香ばしくて美味しいじゃん。
目があった。 口に足が当たっている・・・等大騒ぎ
でも全部完食。
鮎 ピンクの線が入っている。 「珍しいですね 赤いって」というと この時期の鮎はお腹が赤いのだそうな でも初めて見たよ。
茶碗蒸し
あれ~~っ? ひょっとしてこれって松茸? 久しくそんな高級品を食べていない私たち クンクンして舌で大事に味わって・・・・ん~~ 松茸 4枚も入っているぜ。
「鯉の煮魚です」
この旅館の名物料理らしい。 鱗もゼラチン質で食べられると・・・それにしても真っ黒だ
色ほど辛くなかったけれどね! 注ぎ足し注ぎ足しの秘伝のたれっていう奴だね。
その後ご飯 鯉こく(また鯉だよ) フルーツ 香の物と出てお腹いっぱい。
ご飯は薪で炊いたのかしら?
香ばしくて 甘くて 良いにおいだった。 おにぎりにしたかったな。
雨にたたられて 憂さ晴らしの食事会は その後岡崎の珈琲やさんに場所を移して解散は4時過ぎ。 たまにはこういうのも良いよね と慰めながら