Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

仙台 ちょこっと歩き

2010-10-16 00:00:38 | 旅行記

今日は最終日 20時半には仙台空港を発つ。

山寺をでて仙台に向かう。 何処に行きたい? 特に浮かばない。 でも青葉城はみた方が良いのか? 最後のお土産も買わないとね

と言うわけで 磐越自動車道から東北自動車道へ  とはいえあっという間だったね。

仙台はさすが大都会や。 賑やかで綺麗な町。 広瀬川ほとりにある仙台城跡。 どうしたことか大渋滞。 三の丸の案内につられて入ったところは博物館。 「博物館に用事のない人は駐めてはいけません。」とある。 と言っても何処へ行って良いかわからず「あとで 行こう。」と歩き出す。

Tizu いや~ 何処まで歩くのよ。 大手門から車のビュンビュン通る道を(もっとも渋滞していてビュンビュンは無かったか)ひたすら上っていく。 つまらない。

Jyousi やっとたどり着いた 城址公園  あらら

お城は無いんだね。

Jyouheki

Jyouheki2 とにかくでかいわ。

見上げるとひっくり返りそう

何積みっていうんだろうね? 綺麗に整然と並んでいる石組。

ここの良さは 展望だろうか? 仙台のことさっぱりわからないから ただみてるだけ~ だけれど 大きな大きな町が見える。

Tenbou_2 Tenbou2

大都会です。

Masamunekou お約束の伊達政宗公の銅像です。 伊達政宗は子どもの時に疱瘡にかかってだったか片目見えなかったと思ったのですが この銅像はあの眼帯?をしていません。 銅像だけでも目が見える武将でいたかったのでしょうか?

観光客で溢れていましたが自分としては見るところを見つけられなくて 大慌てで降ります。 博物館へは 結局入らずに(時間切れ)トイレだけを借りるという大着な観光客になってしまいました。 ごめんなさい。

Akedo 最後のお土産を買うべく 駅近くのアーケードに入りました。 元気な若い子が溢れています。活気がある町です。

笹かまぼこを買ってぶらぶら(おろおろ)していると おもしろいものを見つけました。

Ibento アーケードの真ん中に長いステージが作られています。 物々しい警備に 一方通行

これから ガールズコレクション?が行われるようです。

加賀美セーラとか IMALUとかの名前が見えます。 あと10分ほどで始まるようでしたが おばあさんには様がなさそうなファッションショーです。 話しの種にしては時間が少なすぎるし・・・・

それにしても 普通入場料いるよね。 アーケードのオープンなステージでのファッションショーって太っ腹

さ 急がなきゃ。 仙台空港は 割合仙台の町から遠いのです。 遅れたら帰れません。 仙台名物を食べるゆとりもありません。 仕方なく しまりかけた空港のレストランに滑り込んで・・・・

Gyuutan 牛タンです。身が暑くてとても美味しかった。名物のはずです。うちの方で食べる牛タンはへらへらで向こうが見えます。

Gohan 本当はもうちょっと落ち着いた店で食べたかったね。

今度の旅行は なかなか休みを取りたがらない亭主との 久しぶりの旅行。 最後かもしれんなぁと笑って帰ったけれど 盛りだくさんで 興味津々で 東北へのイメージはうんと変わって 楽しかった。

また行きたくなるのが困ったところ。 長々とおつきあいありがとうございました。

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山寺 立石寺Ⅲ

2010-10-15 19:50:26 | 旅行記

Nioumon 仁王門です。1848年に再建された門だそうですが なかなかいい門です。

運慶の弟子達の作品だそうですが この山に入る資格が無い人が上ってこないか睨み付けて見張っているそうです。 覗いてみたけど目が合わなかったので上っても良い事にして門をくぐります。 後方にはえんま様が通る人の過去の行いを記録しているんだそうで・・・・あんまり悪いこと書かないでね

Horaana 右上に大きな岩穴がいっぱいあります。 ここには 亡くなった人のお骨が入っているそうで あちこちに古い人骨があるんだって ぞぞ~っですがお墓と思えば当たり前かしら?

確信の山内に入ったのだけれど まだまだ階段は続きます。江戸時代には13の塔中支院があったそうだけれど 今は4つ

性相院 金乗院 中性院 華蔵院

見えているのは性相院 金乗院か?

Syugyouba さらに階段を上ると見えてくるのが反対側の岩の修行場。 釈迦が峰  危険な岩場を上ってお釈迦様の元にいたる行場なのだけれど 出世や欲望のために行く人が転落することが多かったので 今は修行者にしか許されていないのだとか

前に行った修験道の山 伊勢山上によく似た様子をしている。

Kaizandou ほぼ上まで登り切って いくつかの堂宇は平行移動。

開山堂と五大堂 

赤い小さなお堂は納経堂。山内で一番古い建物だそうだ。

裏側に入定屈 慈覚大師が眠っていらっしゃる。 五大堂は天下太平を祈る道場。 この山内で一番の展望が得られる場所。

Tenbou ほらね  何とも言えない良い景色でしょう?

1000人もの修行僧が行き来していた頃この里はどんな様子だったんだろう?

Sandai

Okunoin

Hagi

Hagisiro

思ったより優しい山だったねと すばらしい山寺に 心残しながら 一方通行の下山道をたどる。

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山寺 立石寺Ⅰ

2010-10-14 15:24:46 | 旅行記

19日 朝から雨模様で 天気予報は午後には晴れると言っていたけれどなんだかテンション上がらない。 実は山寺行くの気が乗りませんでした。

膝の調子がひどく悪かったことに加え 山寺と言うからには山の頂上までてくてく登っていくのは間違いなく「実は途中まで車で行けるとって言う話しは無いの?」と密かにおもっていました。

山寺のイメージを 何県だったかの投入堂と勘違いしていたこともあります。 1000段の階段って・・・・・ 愛知県の鳳来寺山ぐらいかしら? 鳳来寺山は階段で行ったこと無いし・・・・

とブチブチ ブチブチ

あ でも天童から山寺への道をたどっているうちに気が変わりました。 覚悟ができました。人気のお寺なのかひっきりなしに車やってきます。

Yamadera_2  参拝道は 一方通行になっていて 入り口の遠いこと遠いこと。。。。いやはや

「山寺って 山寺のおしょさんが 猫を紙袋に押し込んで。。。♪のところだよねぇ?」え~~っ そうなんですかぁ?

人には聞けない話ですが・・・・そうなんですか?

「閑かさや 岩にしみいる蝉の声」のところでは無いかい?

Tozanguti ねぇ 登山口って書いてありますねぇ やっぱり登山ですか?

Hondou 早速始まった階段を上っていくと本堂です。

860年清和天皇の勅願に寄って慈覚大師開いた天台宗のお寺である。とある 860年? そういえばこの清和天皇と慈覚大師のコンビ 良く聞く名前だなぁ

鎌倉時代には東北仏教界の中枢を担って山上山下300あまりの寺坊があり1000人以上の修行者がいたという。 こりゃ凄いわ  想像がつかないぐらい大きなお寺だった。ここでも戦国時代には戦火にさらされ衰退 江戸時代にまた勢いを盛り返したんだって

まだまだすてきお話があるよ。 伝教大師って言うから最澄さんか? 伝教大師が比叡山から移した火を絶やさずにいた。その火は信長の焼き討ちにあった比叡山に今度は里帰り。今でも不滅の法灯として輝いているって凄いことだと思うの。 こうして悠久の時代を照らしていく火がとても尊いものに思える。

Kemuri あらら このお寺は悪縁を切るお寺として有名らしいよ。 亭主と一緒に行くと 縁が切れる? 

Hondou2

Kame 亀さんの形をした祈祷所?があったよ。 亀さんの背中の位置に寄って効能?いろいろで 私は頭に効くところと 心臓に効くところを中心にお参り  亭主は・・・・・やっぱり頭らしい ははは

Basyou 芭蕉さん

やっぱり閑かさや・・・・は ここで詠んだと言われているんや

奥の細道の舞台だね

Sora こちらは 川合曽良さんでしょうか? 

Nenbutudou 念仏堂です。

ころりと書いてあるから 苦しまないでお迎えを待てるように・・・との念仏堂? ころりは みんなの願いかもしれないからねぇ

Syourou さすが 東北を代表するお寺だけあって きょろきょろ きょろきょろ なかなか先に進めません。

まだまだ100段も歩いていないよ。

Sanmon あれ~? ここが山門です。今までのは何だったの?

ここから 長い長い階段が始まるようです。

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五月雨を 集めて早し最上川

2010-10-12 23:33:36 | 旅行記

Sobabatake 一面に広がる真っ白なそば畑を見ながら大蔵村に別れを告げる頃 「ねぇ 時間あるから最上川船下りに行こう。」 え~~っ またですかぁ そういえば亭主は本当に船に乗るのが好きなんです。

まさかここまで来て 日本海側じゃないですか?そう言って抵抗してみても もう肘折温泉来ている時点で日本海近いし。。。大蔵村から 戸沢村を経て最上川川下りの場所に向かう。 色んな乗り場があるのだけれど 車の回収をしなくても良い義経浪漫観光へ  たぶん一番奥。

JR陸羽西線高屋駅に車をおく。(こうして書きながら まるでよその世界みたい)坂道を下っていくと乗船場。

Murasakihana_2  Kiturifune

こちらは黄ツリフネがぶらぶら

お天気は今にも降り出しそうな様子。

Sennindou2 対岸に仙人堂

義経が落ち延びるときに一緒についてきた常陸坊海尊が具合が悪くなり ここで泣きの別れをしたといわれている。 後でここに寄るはずだったが。。。。

ますます暗くなってくる空を眺め船は 出発。

雨がぽつぽつ来始めた。 雨男との旅行でここまで持った方が奇跡というもんだね。

Haison 対岸にいくつかの屋根が見えるけれど廃村だそうな。 山を歩いていると時々廃村の光景を見るけれどなんだか哀しい。

元々最上川流域に住む人は まずは人助け(川での遭難)のために住みだしたのだろうと

山間部と違ってそうは暮らしにくくないだろうと思ったけれど 洪水の被害とかで悩んでいたかもしれませんね?

農作業だけにやってくる廃村もあるようです。

Kazangan 最上川は昔はここまで広くなくて水運の河として工事がされました。 右手の石は山を切り開いて道を作った跡なので 火山の石です。

Kasenjiki 言われないと気づきませんが対岸の石はいわゆる河川敷にある石です。 河の歴史が見えます。

中州のあるあたりでは川の流れがぶつかって波が立ちます。

Nami 時々雨脚が強くなってきて正直あまり楽しくはありません。

Taki

このコースは滝があちこちで見られるのが売りでしたが。。。。

Taki2 ガイドさんの東北なまりを駆使した話しがおもしろかったので退屈はしませんでしたが なんだかなぁ

きっとお天気のせいです。

極めつけは 仙人堂  本当はここに上陸して少し散策ができるはずでした。新奥の細道と言われる手つかずの自然が残る場所があるそうです。

「雨強いけれど どうするべ?」と言われて 最初の人がもう帰ると言ったものだから 私は行きたいとは言えません。 何となく中途半端な思いで帰ってきました。残念。

Mitinoeki 途中の道の駅です。 ももかみの里と言って 韓国との草の根交流出発点とし 相互理解を深め会うために生まれたそうです。 どう見ても道の駅と言うよりは韓国です。

泥色の最上川に鮮やかな色を添えていました。

9月19日 午前

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肘折温泉って何処よ?

2010-10-12 17:25:31 | 旅行記

今日の宿は肘折温泉  計画をしているときに宿を何処に取る?と地図を見ながら検討。

「銀山温泉 行きたいけれど・・・」と亭主の希望を聞きながら検索するも どうにも希望と条件にかなうところが無い。 う~ん 反対側に肘折温泉ってあるけど・・・・聞いた事あるよ

じゃぁ そこにしよう

なんてのりで決めた宿。考えてみたら 山形県の地図広げて こっちが駄目なら反対側って言ったって近いわけ無いじゃん。まるで道路を渡ればすぐのような気持ちでいた私たち。

大変じゃー  と言うわけで 磐越自動車道から東北自動車道へ その後村田で山形自動車道から寒河江へ行き そこから北上したらいいなと走り始める。 到着予定時刻は6時 予約は少しゆとりをもって 6時半にしてあるので。。。。

Zaou

それにしても 本やニュースで聞いたことはあるけれど ここは何処?みたいな場所が次から次へと

と とんでもないニュースが 村田の手前で事故渋滞 6キロ  ま普通なら6キロの渋滞は我慢できる範囲 と思っていたけれど 動きゃしない  6時になったら宿に電話入れよう

と忍耐の車中に宿から電話。 まだ5時半だったのでいぶかってでたら 道案内の電話だった。 寒河江から北上しないで 山形北を降りたら天童東根を通って新庄を目指し 手前の舟形で案内板に従って来るようにとのこと。

最初の予定 およびナビ君の案内では山道しかも砂利道の悪路なのでやめてほしいとのこと。良かった~ 暗くなるし そんな道を行ったものなら不安で先に進めなかったかもしれない。 同じように事故渋滞に巻き込まれた一組があって 無理矢理悪路を来て参ったと。。。

8時になってしまったけれど 無事到着した宿は肘折温泉元河原湯

Motokawarayu 山また山の中にようやく桃源郷のように現れた小さな小さな温泉街の宿だった。 転がるように降りていったところにある。

Shokuji1 いろりに火が入れられ イワナとサツマイモが焼かれている。 米沢牛のすき焼き鍋が並ぶ。

料理は地元の幸を使った丁寧なしつらえ。

Sukiyaki いろりで焼いてくださいと 味噌を塗ったおにぎりがOnigiri  

無理です とても食べられません。

と部屋に戻ったら コーヒーとケーキ そして先ほどの焼きおにぎりの夜食が

Thiramisu_2 と言うわけで またまた食べる食べる。 特別に豪華な食材が並んでいるわけではないのに どうしてこんなに美味しいのでしょう?

只珍しいと言うわけではなさそうです。 旬の食材を一番美味しい方法で食べる方法を熟知されているのかもしれません。

元河原湯は 肘折温泉の源泉から引く温泉と 元河原湯が持っている源泉と両方の温泉が楽しめます。

お腹いっぱいになって お風呂もいただいて 気持ち良く 知らぬ間に熟睡していました。

Akegata こんな鄙びた温泉です。 何もありません。 温泉以外のものは似合わない場所に違いありません。

朝になってこの温泉は月山の恵みなんだって 月山だよ! とんでもないところまで来てしまったと思わず笑いが出てくる。 この先少し行くとカルデラ館があるらしい。なんだか興味をそそられる温泉だと思いながらもいくまでには至らなかったけれど。

それにしてもこの温泉一帯誰が見つけたの? 現代でも来るのが大変なのに 807年にはもう発見されていたっていうから驚きです。因みに この肘折温泉がある大蔵村は日本一美しい村に登録されているそうで 長野県の中川村 大鹿村と私が足を踏み入れた三つ目の村ということになります。 山紫水明の美しい村です。

Asamoya Motokawarayu2 

さて朝ご飯の前に 朝市がでるそうで 散歩です。 宿から歩いて2-3分

どっちへ歩いてもすぐに温泉から出てしまいますが

Asaiti 地元の方が思い思いに漬け物を持ち寄ったり お菓子を持ち寄ったり 山菜を持ち寄ったり・・・・

あろう事か 気づいたらリュックにいっぱいの野菜を買っていました。 戦後の買い出しじゃあるまいに(知りませんよ)

Annaizu

Asagohan 散策後朝ご飯です。 特上のお米にお漬け物 芋煮もでました。 芋煮話しには聞いていたけれど想像がつかなかった。肉じゃがの里芋版ですね。たっぷり盛られていて美味しかった。まだたくさんいただいたのですが 気づいた頃にはお腹の中に入っていて・・・・・

さて今日は山寺に行きます。 

また来たいなと思える温泉を見つけて満足。 日本一美しい村にお別れです。

Soba Hijiori

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