Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

あと少し あと少しで・・・・ 車で上った野登り山 坂本の棚田

2013-04-17 10:00:00 | 山歩き

2009年 三重県の月兎舎が出している「NAGIと言う本に出会った。
「山寺ハイキング」の特集がされていて いくつかの三重県の山寺が紹介されていた。

鶏足山野登寺  伊勢山上福田寺 朝熊岳金剛證寺  青峯山正福寺  霊山寺 大峰山寺

大峰山は女人禁制なので登れないけれど(他にも理由はあるけれどね) 残りは登ってみたいと思っていた。 で 何年かかけて登ったわけだけれど 野登り山だけが残っていた。

ピーちゃんのお休みと私のあいてる日が一致したので「いこ 野登り山」 彼女には物足りないかもしれないけれどね。

新名神を走っていると 亀山を超したあたりから山のかなり上の方まで家が連なっているのが気になっていた。 あそこが野登寺に違いない。 とすると案外一人でも大丈夫な山なんかな?

Isimon

野登寺 今は上寺と下寺があるけれどもともとは山頂近くに立つ上寺が野登寺。 910年に建立 醍醐天皇勅願って書いてある。
1583年には秀吉の兵火により焼失したものの亀山城主の寄進により再建 依頼城主代々の祈願所となっている・・・・と言うわけです。

由緒あるんだねぇ それにしても標高851.6メートルの上寺はきついわ

ご住職が同じ事を感じられたかどうかは定かでは無いけれど 1717年に下の方に降りていらして祈願所も移された。だから今は池山の集落にある下寺にお参りされているようです。

Simojiで ここからの登りは上寺へ行く参道をとことこ登っていくとのこと

難易度も低いし 集落の坂道を登っていくのは風情があるよ・・とのことでしたが

地図を見たらPのマークがあちこちにあるでは無いですか? 難易度低いと行っても往復9キロ 標高差750メートルは病み上がりの私にはちょっと無理でしょう(怠けたいので すぐに病み上がりを理由にします)

まず坂本の棚田でも見ましょう。

Tanada_2ほう お天気はあまりよくなので鈴鹿のお山の展望は臨めませんでしたが 新名神が棚田の向こうに見えます。

不思議な風景です。

田にミズが入って綺麗。
かえるもげこげこ言い出しますね

Hotokenoza_2

Hanakiiro

Kiransou
キランソウ 綺麗な色です。

Kikeman
キケマン

Nisikigoromo
ニシキゴロモ?

葉っぱが変なのでさんざん迷ったけれど ニシキゴロモにはこんな葉っぱもあるのだと・・・

後でカールおじさんがカキドオシでは無いかと教えて下さいました。

なーるほど これで葉っぱの形に違和感があったこともすっきりしました。 有り難うございます。

Rengebatakeすご~い  蓮華畑や

私のふるさと岐阜ではお米の田んぼに蓮華を植えていた。 春先になると田んぼは蓮華で一杯になって それは美しかった。 花を摘んで花環を作ったり 蜜を吸ったり。。。。

そんな思いでが懐かしくて今でも毎日食べるお米は岐阜の蓮華米 初霜を使っている。

Renge_4本当に可愛らしくて美しい。

今では珍しくなってしまった蓮華

Mitumata
もう 時期は終わってしまったけれど三椏の群生。

匂いもあんまりしなくなっているけれど

Mitumata2
この坂本は三椏が有名らしい。 野登り山の登山道には一杯の三椏が見られるようですけれど。。。。

どうする? 頂上は まだ 遠そうだよ。

上の方に お店のような庵が建っているらしい。 と言うことはまだまだ車で行けるんだよね? もう少し上の駐車場まで行ってみても良いんでないかい?

コメント (4)
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リハビリ登山は 本宮山

2013-04-11 10:00:00 | 山歩き

毎年春になると 持病の発作がでたりするので 一ヶ月も前から予防薬を飲んで備える。このところ持病その者は大事にならずに済んでいるのだけれど どうも春先はいけない。
かまえているから余計かもしれないね。

Tanpopo

今年もたいしたことは無かったんだけれど 鼻血がとまらなくなった。 まるで水道の蛇口をひねった様にあふれてきて 押さえたタオルから吹き出して床にぼたぼた。 鼻の付け根を押さえて 氷で冷やして・・・・・・手が足りないよ~~。 止まるまでに二時間ほど
ある日朝起きた時にいきなりだったから亭主にばれた・・・・ 
何か悪い病気じゃ無いの?・・・・・・いえいえ決してそのようなことは ちゃんと血液検査もしてますし  

と言い訳しても あんまりの出血に亭主おろおろ  即病院へ連行
あの~救急車だけは呼ばないでよ   とおとなしく従う。
結局は 変な紐付きカメラで粘膜を見て 麻酔をかけた後レーザーで焼いた・・と言う簡単な手当で済んだけどね。 

私はもともと気にしていなかったけれど 亭主はショックだったらしく おとなしくしている様に・・・・と。  へ~~ぃ!  って言うこと聞くわけ無いじゃん

話は長くなったけれど 次の週にBOGEY会で小谷山へ登る計画があった。 考えてみたら今年に入って二度しか山に登っていない。 
あかん これはみんなに迷惑かける。

Kibusi

本宮山 行ってこ~~ 

本宮山は 私に取っては山登りの原点みたいな場所。 このところあまり行っていないけれどどうなったかな?  台風で随分登山道が変わったって聞いた。

登山道に一番近い駐車場に車を駐めて歩き出す。 緊張します。 本宮山は標高789メートル 登り口が90メートル程なので標高差700メートルぐらいでしょうか? とてもきついと感じる時と 案外るんるんで登れる時とその差があるのです。

早い時は登り一時間半 下り45分  遅い時は登り2時間半 下り一時間

全体を50の丁石で案内されていますが 特に40丁から50丁までは大嫌い! 退屈できつい

今日はまだ病み上がりなので28丁の馬の背から少し行った展望台までです。 たとえ調子よくてもそこまでと決めました。

Tozandou
最初はゆったりした階段から始まります。 懐かしい景色です。

20丁までは時々傾斜がきつくなるものの たいしたことはありません。

Tozandou2時々 こんなところもあります。

きついというのでは無く この山が露岩が一杯でている山だったことを思い出しました。

Tutioningyou_3土人形が一杯出来ています。
この山が保水力を失っていることを表しています。

登山道のあちこちで倒木が起きているのはそんなことも原因かもしれません。

Tozandou3_3
日差しが明るいです。 こんな景色の中を歩くのは好きです。

でも今日はちょっと風が冷たい。

Sikatobisaka
鹿跳び坂やら 野猿坂やら名前がついた階段を登って行くと鶯峠

鹿跳び坂・・・初めて来た時あの坂さえきつくてオモニが気を遣って「休もう」って・・・あの登山道の真ん中で座り込んで休んだんだった

Sintoumei
鶯峠から新東名の工事が見える。本宮山のおなかにトンネル開けるんだって・・・って聞いていたので驚いていたけれど 工事の様子を見ると今私が歩いている登山道の尾根をくぐる形でトンネルを開けている様だった。

景色が様変わりするんだろうな

Manryou

Snowdrop
ななな・・・・なんと!
なぜスノードロップが植わっているんや

一つだけならともかく ずっと続いている。いくら可愛い花でも これはこの山に似合わない

生態系保全の立場からも駄目だよねぇ

Tutujiコバノミツバツツジは終わりかけて別のツツジが蕾を膨らませている。

Kitijyousan
20丁手前 吉祥山が見える

下の方に新東名の工事が見える。 今までに無かった景色だなぁ

高速道路 私の生活に欠かせないものだから複雑です。。。。。

Rindou21丁目 林道と出会います。

ここまでは序の口 ここからは少しづつ山らしくなってきます。

馬の背もすぐだね

Ebine
ん?

21丁目の入り口に花壇様のものが作られていてエビネ?

ちょっとサービスしすぎやねぇ

Mikaerizaka
21丁目からね少しだけれどごっつい登りがあるんだよ。 丁度けじめの坂みたいで好きだけれどね

さすがにここだけは手も使って登ります。

さて 今日の目標の展望台は28丁目あたりです。 もう少しです。

Tozandou4
21丁目の入り口を序の口としてどんどんきつくなってきます。

Umanoseiwa
登山道にど~~んと横たわるでっかい岩。 馬の背岩って

誰が刻んだんだろうね? 大きな岩に足を引っかける刻みが・・・・

登りはこれで充分です。

下りはかかとしか置けなかったり つま先がうまく乗らなかったりで ちょっと難儀

Umanose
どんどん露岩が続きますよ

馬の背岩は25丁目から28丁目あたりまで続いている。これを登り切ったところが今日の目的地 東屋

Umanose2
鎖が取り付けてあるけれど無くても大丈夫。 ただ降りる時に 御在所のキレットとあまり違わないのでは・・・と思った。

もう少し立っていたらキレットだね

Azumaya
ちょっとはぁはぁ言いながら・・・・ついたぜ

一時間ほどでついた。 のんびりのんびり歩いた割には案外大丈夫だったね

もう少し行ってみるか・・・・と誘惑に駆られながらも気持ちを抑える。 慌てない 慌てない

Toyakawa
ここが一番見晴らしが良いかな?
豊川から豊橋 写真では霞んでいるけれど 渥美半島 渥美湾・・・三河湾まで見える。

しばらく景色を堪能しながら休憩。

一人で踏み出してみたからこれからは昔みたいにまた歩ける様な気がする。
ゆっくりじぶんのペースを大事にして 山を楽しむことにする。

思い切ってきて良かった~と思った軟弱な山歩きでした。

コメント (4)
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