2009年 三重県の月兎舎が出している「NAGIと言う本に出会った。
「山寺ハイキング」の特集がされていて いくつかの三重県の山寺が紹介されていた。
鶏足山野登寺 伊勢山上福田寺 朝熊岳金剛證寺 青峯山正福寺 霊山寺 大峰山寺
大峰山は女人禁制なので登れないけれど(他にも理由はあるけれどね) 残りは登ってみたいと思っていた。 で 何年かかけて登ったわけだけれど 野登り山だけが残っていた。
ピーちゃんのお休みと私のあいてる日が一致したので「いこ 野登り山」 彼女には物足りないかもしれないけれどね。
新名神を走っていると 亀山を超したあたりから山のかなり上の方まで家が連なっているのが気になっていた。 あそこが野登寺に違いない。 とすると案外一人でも大丈夫な山なんかな?
野登寺 今は上寺と下寺があるけれどもともとは山頂近くに立つ上寺が野登寺。 910年に建立 醍醐天皇勅願って書いてある。
1583年には秀吉の兵火により焼失したものの亀山城主の寄進により再建 依頼城主代々の祈願所となっている・・・・と言うわけです。
由緒あるんだねぇ それにしても標高851.6メートルの上寺はきついわ
ご住職が同じ事を感じられたかどうかは定かでは無いけれど 1717年に下の方に降りていらして祈願所も移された。だから今は池山の集落にある下寺にお参りされているようです。
で ここからの登りは上寺へ行く参道をとことこ登っていくとのこと
難易度も低いし 集落の坂道を登っていくのは風情があるよ・・とのことでしたが
地図を見たらPのマークがあちこちにあるでは無いですか? 難易度低いと行っても往復9キロ 標高差750メートルは病み上がりの私にはちょっと無理でしょう(怠けたいので すぐに病み上がりを理由にします)
まず坂本の棚田でも見ましょう。
ほう お天気はあまりよくなので鈴鹿のお山の展望は臨めませんでしたが 新名神が棚田の向こうに見えます。
不思議な風景です。
田にミズが入って綺麗。
かえるもげこげこ言い出しますね
葉っぱが変なのでさんざん迷ったけれど ニシキゴロモにはこんな葉っぱもあるのだと・・・
後でカールおじさんがカキドオシでは無いかと教えて下さいました。
なーるほど これで葉っぱの形に違和感があったこともすっきりしました。 有り難うございます。
私のふるさと岐阜ではお米の田んぼに蓮華を植えていた。 春先になると田んぼは蓮華で一杯になって それは美しかった。 花を摘んで花環を作ったり 蜜を吸ったり。。。。
そんな思いでが懐かしくて今でも毎日食べるお米は岐阜の蓮華米 初霜を使っている。
今では珍しくなってしまった蓮華
匂いもあんまりしなくなっているけれど
この坂本は三椏が有名らしい。 野登り山の登山道には一杯の三椏が見られるようですけれど。。。。
どうする? 頂上は まだ 遠そうだよ。
上の方に お店のような庵が建っているらしい。 と言うことはまだまだ車で行けるんだよね? もう少し上の駐車場まで行ってみても良いんでないかい?