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プライドとコンプレックス

2009年11月15日 | 人生
「プライドと偏見」 という映画がある。

18世紀のイギリスを舞台にした、田園風景の美しさと、そこに降り注ぐ光のみずみずしいきらめきが印象的な作品だ。



プライドの高そうな女性が偏見を抱きながらも男性に引かれていく、といったものだが、

「プライドとコンプレックス」 を併せ持つ男の物語は悲惨だ。

何を隠そう、市橋容疑者のことだが、


プライドの高さゆえに自分の挫折を認めたくないあまり、殺人を犯してしまう。

得てして潔癖症に多いタイプ。


「○○であらねばならない」 といった妥協を知らないものには、往々にして触られたくない傷がある。

ナイーブな個所に触れられた途端、

精神のバランスが崩れてしまう。




少々ズボラでいい加減な性格、

貶(けな)されても、悪口を言われてもヘラヘラと笑って気にしない、

「プライドと自信」 の裏付けが必要だろう。
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