昨夜遅く、ハノイ・ノイバイ空港に着いた。
そこからタクシーでホテルへ。
タクシーが走りだして間もなく渋滞しだした。
こんな時間に、こんな場所でありえない。
事故でもあったのだろうか?
運転手は英語が通じないが、そんな感じの様子だ。
ほどなくノロノロ運転が続くと、思わぬ光景が飛び込んできた。
大破したバイク。
その横に横たわる人影。
かすかな外灯に映画の一コマのようにその場景は浮かびあがって見えた。
ナント、
頭から下半身にかけて、血の海だ。
男は、ピクリとも動かない。
明らかに死んでいる、としか思えない。
離れたところで数人のやじ馬が見ている。
誰も触れようとしない。
ぶつかった相手らしき車も人もいない。
ただ、薄明るい外灯に照らされた横倒しの壊れたバイクと血の海に浮かぶ男の横たわった姿があるのみ。
警察も、救急車も居ない。
渋滞しだしてから10分以上は経っている。
ボクは慌ててデジカメのシャッターを切りながら、吐き気を催した。
ボクを乗せたタクシーの運転手も、何事もなかったかのように素通りしていった。
その夜、
その光景が脳裡から離れなかった。
気が付くと、ベッドの上で汗ビッショリになっていた。
そこからタクシーでホテルへ。
タクシーが走りだして間もなく渋滞しだした。
こんな時間に、こんな場所でありえない。
事故でもあったのだろうか?
運転手は英語が通じないが、そんな感じの様子だ。
ほどなくノロノロ運転が続くと、思わぬ光景が飛び込んできた。
大破したバイク。
その横に横たわる人影。
かすかな外灯に映画の一コマのようにその場景は浮かびあがって見えた。
ナント、
頭から下半身にかけて、血の海だ。
男は、ピクリとも動かない。
明らかに死んでいる、としか思えない。
離れたところで数人のやじ馬が見ている。
誰も触れようとしない。
ぶつかった相手らしき車も人もいない。
ただ、薄明るい外灯に照らされた横倒しの壊れたバイクと血の海に浮かぶ男の横たわった姿があるのみ。
警察も、救急車も居ない。
渋滞しだしてから10分以上は経っている。
ボクは慌ててデジカメのシャッターを切りながら、吐き気を催した。
ボクを乗せたタクシーの運転手も、何事もなかったかのように素通りしていった。
その夜、
その光景が脳裡から離れなかった。
気が付くと、ベッドの上で汗ビッショリになっていた。