世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

Start over

2013年11月16日 | 音楽
アメリカのドラマを見ていると

よく”start over” というセリフが出てくる。


英英辞典で引くと、

start over

to start doing something again from the beginning,

especially because you want to do it better:


やり直すということだが、同じことを一から繰り返すのではなく、

より良くするためというニュアンスが込められている。


ボクはこの言葉が好きだ。


日本の教育の最大の欠点は、

間違うことは悪だ、という思い込みを持たせることにあると思う。


間違ってもいいんだよ、

またやり直せばいいのだから。


その時は、間違ったことを教訓に、より良くすることを心がけて、

という具合に”second chance”があることを気づかせることが大事だ。


このsecond chance という言葉も好きだ。

"Give me a second chance"(もう一回チャンスをくれ)

とか言ったりする。



人間はミスを犯すものだ、という視点に立つ。

その上で、再生の機会を与える。


あるいは、自ら再生(rebirth)しようと試みる。

自分自身に言い聞かせるのだ。


最もいけないことは、

一度の失敗でやめてしまうこと。


日本では仏の顔も三度、とか言ったりするが、

4度でも、5度でも拝めばいい。


出来るまで拝めばいい。

やり始めたら、辞めないことだ。


やると決めたら、やり抜く。

常に命を賭けること。


そこまでやれば、必ず何らかの成果は出る。


中途半端な気持ちで望めば、すべてが中途半端で終わる。

やるからには、命を賭けろ。



over の意味には、終わるという意味と、

乗り越えて打ち勝つという意味もある。


どちらを使うかは、人それぞれで違う。



You can start over.

Try agan.

Over and over again.

Never give up!




【追記】


一度ポシャった企画をもう一度考え直してみよう。

一度断られた案件を見直してみよう。


思った時が、その場がスタート地点。