広島を壊滅させたエノラ・ゲイに搭乗していた12人の最後の生存者が
93歳で死去したとの記事が載ったのは、先週のことだ。
戦後69年。
生の戦争を知る日本人は少なくなっている。
だが、イスラエルとパレスティナ、
ウクライナ、イラクなどでは今も戦争が続く。
そして、日本もいつか来た道へ引き返そうとしている。
愚かなことだ。
イスラエルと、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは、
5日午前8時(日本時間同午後2時)から3日間(72時間)の停戦に入った。
イスラエル軍の地上部隊はガザからの撤退を完了。
両者は停戦を仲介したエジプトに代表を送り、
本格的な停戦交渉に入る見通しだ。
約1カ月続いた戦闘はガザで1800人以上の命を奪った末、
ようやく収束の兆しが見え始めた。(朝日新聞)
この地区ではここ7年で戦争が3回。
そのたび和平交渉が行われた。
そしてそれはロケット弾によってまた戦火の道へと導かれた。
圧倒的戦力を誇るイスラエルに避難の目はむけられる。
だが、仕掛けてくるのはほとんどガザ地区のハマスだ。
北朝鮮のミサイルが日本を狙い、日本人が死んだらどうするか。
そしてそれが繰り返されたら。
韓国はその苦汁を何度か味わった。
それでも我慢した。
ナチスから迫害を受けたユダヤ人は
日本人には想像を超えた並々ならぬ感情を持っているのだろう。
イスラエルはシオニズム運動を経て、1948年5月14日建国された。
その後、パレスティナ問題は常に戦争の危険性を内包してきた。
長い歴史に刻まれた拭いがたい血が流れた。
しかし、宗教や民族を超えた和平に向けた努力は怠ってはいけない。
愚かな戦争をするのは、愚かな民族だけだ。
日本人は原爆を二度も落としたアメリカを憎まなかった。
ベトナムも枯葉剤をまき散らしたアメリカを憎んではいない。
憎しみを武力に訴えるのは、一部のテロリストに過ぎない。
日本人は戦争の愚かさをどこの国より知っているはずだ。
愚かな隣国の挑発に乗ってはいけない。
たとえそれが歴史に刻まれた深い憎しみがあっても。
憎しみからは何も生まれないことを我々は知っている。
もし原爆を落としたアメリカを日本人が憎しみ続けていたら、
繁栄を極めた日本はなかっただろう。
いつまでも過去を引きずっていては、前には進めない。
そこに、中国と朝鮮半島の限界が見える。
日本人は、世界で最も優れた民族である。
その矜持をいつも懐に抱えていなければ日本の復活はあり得ない。
今日は、母の86回目の誕生日。
写真はプノンペン(カンボジア)
93歳で死去したとの記事が載ったのは、先週のことだ。
戦後69年。
生の戦争を知る日本人は少なくなっている。
だが、イスラエルとパレスティナ、
ウクライナ、イラクなどでは今も戦争が続く。
そして、日本もいつか来た道へ引き返そうとしている。
愚かなことだ。
イスラエルと、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは、
5日午前8時(日本時間同午後2時)から3日間(72時間)の停戦に入った。
イスラエル軍の地上部隊はガザからの撤退を完了。
両者は停戦を仲介したエジプトに代表を送り、
本格的な停戦交渉に入る見通しだ。
約1カ月続いた戦闘はガザで1800人以上の命を奪った末、
ようやく収束の兆しが見え始めた。(朝日新聞)
この地区ではここ7年で戦争が3回。
そのたび和平交渉が行われた。
そしてそれはロケット弾によってまた戦火の道へと導かれた。
圧倒的戦力を誇るイスラエルに避難の目はむけられる。
だが、仕掛けてくるのはほとんどガザ地区のハマスだ。
北朝鮮のミサイルが日本を狙い、日本人が死んだらどうするか。
そしてそれが繰り返されたら。
韓国はその苦汁を何度か味わった。
それでも我慢した。
ナチスから迫害を受けたユダヤ人は
日本人には想像を超えた並々ならぬ感情を持っているのだろう。
イスラエルはシオニズム運動を経て、1948年5月14日建国された。
その後、パレスティナ問題は常に戦争の危険性を内包してきた。
長い歴史に刻まれた拭いがたい血が流れた。
しかし、宗教や民族を超えた和平に向けた努力は怠ってはいけない。
愚かな戦争をするのは、愚かな民族だけだ。
日本人は原爆を二度も落としたアメリカを憎まなかった。
ベトナムも枯葉剤をまき散らしたアメリカを憎んではいない。
憎しみを武力に訴えるのは、一部のテロリストに過ぎない。
日本人は戦争の愚かさをどこの国より知っているはずだ。
愚かな隣国の挑発に乗ってはいけない。
たとえそれが歴史に刻まれた深い憎しみがあっても。
憎しみからは何も生まれないことを我々は知っている。
もし原爆を落としたアメリカを日本人が憎しみ続けていたら、
繁栄を極めた日本はなかっただろう。
いつまでも過去を引きずっていては、前には進めない。
そこに、中国と朝鮮半島の限界が見える。
日本人は、世界で最も優れた民族である。
その矜持をいつも懐に抱えていなければ日本の復活はあり得ない。
今日は、母の86回目の誕生日。
写真はプノンペン(カンボジア)