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ハラール セミナー

2014年08月07日 | 国際
2日続きでハラールの説明会に行ってみた。



前にも書いたが、ハラールとはイスラム教に則った決まりなので、

イスラム教について知ることが必要となる。

地球の人口の約30%がイスラム教徒で、それは増加している。


イスラム教といえば、中近東、アラブなどをイメージするが、

実はアジアが最もイスラム教の信徒が多いのだ。

イスラム教徒の約70%がアジアに住む。

中でもインドネシアが最も多く、2億人を超す。


日本ではわずか10万人ほどだ。

だが、日本でも増加傾向にある。


移民政策による外国人労働者や留学生も増えている。


熊本は、ムスリムフレンドリーの街を宣言している。

ムスリムの人が住みやすい街にしようというものだ。


そのために、ハラール料理は欠かせない。

そうした意味合いから今回のセミナーが行われた。



熊本の場合、マレーシアとの関係が強い。


一口にイスラム教と言っても、宗派にもよるが、

国によってその趣は大きく違う。


共通点は、豚肉とアルコールを口にすることを禁じていることだろう。

それでも、トルコのイスラム教徒の友人は平気でビールを飲んでいたが。


先日、インド人のイスラム教徒と一緒にベトナムとカンボジアを旅した。

さすがにビールこそ口にしなかったが、豚肉は食べていた。

メニューを決めるにも一苦労だ。


ボクは死んでもイスラム教になることはない。

だからといって、彼らにリスペクトはしている。

自由に飲み食いできることを幸せに思う。


ただ、これからインドネシアに進出する場合は、

ハラールを心しておかなければ生きてはいけない。


特に今手がける納豆レストランは、

イスラムの国ではハラールでなければならない。


そうした意味で、今回の2日にわたるセミナーは意義深いものであった。