世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

人に語れば夢は実現できる

2014年08月18日 | ライフスタイル
何かをやろうと思ったら、人に話すことだ。


何事も自分一人では実現できない。

人の協力があって初めて成し遂げられる。


だから、実現できても一人で成し遂げたなどと思い上がると、

しっぺ返し(returning tit for tat; retaliating )が待っている。


何かに一生懸命打ち込んでいる人がいて、

そのことを知った人が情報を持っていれば教えたくなるのが人情だろう。

これを看板効果という。


ボクが、納豆レストランを開きますよ、とか

障がい者カフェを開きますよと言ったとたん、

いろんな方からアドバイスをいただくようになった。


あまりの自分の無知に愕然とすることはあるけど、

素直な心で聞く耳を持てば、

それはすべて自分のやりたいことを実現する手助けになることは間違いない。



人に自分の夢を語ることは、すごく恥ずかしいことだ。

まず、笑われる。

馬鹿にされる。

時にはきちがい(不適切用語かも)扱いにさえされる。

大風呂敷だとか、誇大妄想だとか。


でも、夢ってそんなものではないか。

どうせ持つなら、大きな夢を持て。

夢は大きければ大きいほどいいのだ。


脳裏に浮かぶことはすべて実現できる。

実現できるから、脳裏に浮かぶのだ。



ただ、言ったからには、実現できるまで努力しなければならない。

行動に移さなければならない。


夢に近づけば近づくほど、困難は増していく。

苦しくなってくる。

途中で投げ出したくなる。


そうすると、うそつきのレッテルを張られることになる。

だれも信用してくれなくなる。


それが怖いから、人に言わずにこっそりやろうとする。

そうしていつしか途中であきらめてしまう。


やっぱり自分には出来なかった。

あー、人に言わなくてよかったと。


これではいつまでたっても夢は実現できない。



思いついたアイデアは、片っ端から人に言うぐらいの気概を持たなければならない。


そんないい加減なことはできないというかもしれない。

それは、自分の考えがいい加減なだけなのだ。



納豆レストランのアイデアを思いついてから一年ほどになる。

この前、久しぶりに会った友人に話すと

まだそれ続いてんの?と言われた。


そんな簡単に実現できるものではない。

そんな簡単に辞めるものでもない。


だいたい夢の実現には、思いついてから2~3年はかかるものだ。

ボクの世界一周は20年かけて実現させた。


2~3年という表現は実に都合のいいものだ。

よく人は何かをやろうというときに、あと2~3年たったら、という言い方をする。


それは思いついて、実際行動に移してからのことなのだ。

今はじめて2~3年なのに、

2~3年たってから始めようという気らしい。


それでは結局4~6年かかるわけで、

そのうち情熱も薄れ、心変わりをしてしまう。


思いついたら即行動。

まず、人に夢を語ろう。


それから実現への道のりが始まる。



【追記】


今こうしてブログを書いている間も、

いろんな情報が集まってきている。


自分のやっていること、行動を開陳することで、

その先々でいろんな人が待っていてくれる。

そして、会って話をする。


ただ、自分同様相手の人も夢を持っているのであって、

その人のことを考えてあげなければならない。

独りよがりの夢は実現しない。

実現しても、失敗するだろう。


人の夢を実現させること。

それがボクの夢でもある。