【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

政治家比較人間学入門以前~小池百合子氏と野田聖子氏~

2017-08-02 21:32:01 | 政治・文化・社会評論
小池百合子氏と野田聖子氏2017

          櫻井 智志



Ⅰ:卓越したふたりの保守政治家


小池百合子氏と野田聖子氏。2人を遠くから見ていると、力量がありしっかりと政治に取り組む政治家は、大変なことと想う。第2次政権の安倍首相の支持率低落のさなかに内閣入りが噂される野田聖子議員。1年をたとうとしている小池百合子都知事。140字以内で、2人をそれぞれ所感をこの後に述べる。



Ⅱ:小池百合子都知事の国政展望

衆院議員の頃と都知事当選後の今。小池都知事は発進力に優れている。自分を印象づける独創的才能は抜群だが、具体的な内容は1年たっても見えない。むしろ人々を惹き付けて、国政の「受け皿」とマスコミに言わせている。国政に手を伸ばしたら、衆院議員の小池氏を調べれば何をするか方向性はわかるだろう。




Ⅲ:野田聖子議員入閣濃厚のベクトル


野田聖子議員。一強多弱の時、安倍候補に対立して立候補を決意したが、党内の逆風で辞めた。小泉内閣郵政選挙に異を唱え、冷や飯を食う。テレビで子育ての様子に感銘した。難病で困難な中での温み。弱者への人としての心が野田氏の信念ある政治行動の源だろう。内閣に入れば本意と逆の行動もあり得る。