2017茨城県知事選、橋本知事の「再稼働認めね」発言の波紋と背景
~明確に新しい形態と段階に入った「市民+野党」共闘の市民選挙~
2017/08/15「敗戦確定と平和再建」記念日に
櫻井 智志
webには見当たらないので視写する。
東京新聞は5月14日二面で山下葉月記者の署名入り記事によってこう記した。
茨城知事選
橋本知事「再稼働認めぬ」
東海村長不快感
推薦の方針転換
【要約と私見】
要約:七選を目指す現職の橋本昌氏が再稼働反対の姿勢を示した。 東海村の山田修村長は13日に「橋本氏と原子力政策の考え方は違う」と不快感を示し、橋本氏を含めたいずれの候補も支援しない考えを示した。
山田村長は「どの市町村も避難計画づくりに取り組んでいるのに、橋本氏の姿勢はそれをないがしろにした発言だ」とした。
私見:インターネット保守系サイトでは、橋本県政を支持するいままでの多くの団体や連合などによって、結局八選をはたすとする予想が見れる。できるだけ「波風」たたず、大手マスコミを通じて茨城県知事選を争点を隠し、そのまま投票日にもちこめば、低投票率で橋本当選を実現するだろうとする見方もある。
では、橋本知事の「東海第二原発 再稼働反対」の姿勢転換は何を意味するのか?私は、共産党、新社会党、緑の党グリーンズジャパン、自由党小沢一郎氏の後援会である茨城一新会、つくば・市民ネットワーク、とりで生活者ネットワークの六政党・政治団体など、多くの脱原発の市民団体や政党の広範な【東海第二原発 再稼働反対】のうねりが現地で大きなものとなっていること、橋本知事も本音はともかく、公約の転換をはなければ、選挙戦を戦えないという政治判断があってのことと推測する。
実は、東京都議選、仙台市長選と連敗し、横浜市長選を民進党の分断で勝利した自民党本部は、横浜市を地盤とする菅義偉内閣官房長官が直接腹心の選挙参謀を現地に送り込んでいるそうだ(「日刊ゲンダイ」参照)。思い切った現職知事の政策転換は、それだけの見通しをもってのことだ。無所属の橋本知事も自公公認の候補も、ともに当選したら自民党路線でしか動かない。
社民党も党首福島瑞穂さんのパートナー海渡弁護士は、鶴田まこみさん立候補以来の選挙参謀格だし、地元の社民党のかたも応援演説にらたっている。代表選で大変な民進党にも、鶴田まこみ候補の母体「いのち輝くいばらきの会」はおだやかであたたかく支援を呼びかけている。「鶴田まこみ @ いのち輝くいばらきの会 @makomitsurutter」さんがリツイートしたツイートに以下の秀逸なツイートがある。
haru.sf 鶴田まこみ絶賛応援中! @SfHarry2 8 時間8 時間前
【8/27投票 #茨城県知事選 #鶴田まこみ 】
おぉ!😳皆さん!社民党・福島みずほさんのご主人、海渡雄一弁護士が、応援に駆け付けて下さいました〜!オール茨城に後一歩✌️😆『自主投票』の民進さんも遠慮しないで😄是非是非“自主的・個人的”に来て、鶴田まこみに『この指とまれ!』
いまだ投票日までに変動や突発事もあり得る。けれど、「市民+野党」の共闘は、明確に新しい形態と段階の市民選挙に入っている。
~明確に新しい形態と段階に入った「市民+野党」共闘の市民選挙~
2017/08/15「敗戦確定と平和再建」記念日に
櫻井 智志
webには見当たらないので視写する。
東京新聞は5月14日二面で山下葉月記者の署名入り記事によってこう記した。
茨城知事選
橋本知事「再稼働認めぬ」
東海村長不快感
推薦の方針転換
【要約と私見】
要約:七選を目指す現職の橋本昌氏が再稼働反対の姿勢を示した。 東海村の山田修村長は13日に「橋本氏と原子力政策の考え方は違う」と不快感を示し、橋本氏を含めたいずれの候補も支援しない考えを示した。
山田村長は「どの市町村も避難計画づくりに取り組んでいるのに、橋本氏の姿勢はそれをないがしろにした発言だ」とした。
私見:インターネット保守系サイトでは、橋本県政を支持するいままでの多くの団体や連合などによって、結局八選をはたすとする予想が見れる。できるだけ「波風」たたず、大手マスコミを通じて茨城県知事選を争点を隠し、そのまま投票日にもちこめば、低投票率で橋本当選を実現するだろうとする見方もある。
では、橋本知事の「東海第二原発 再稼働反対」の姿勢転換は何を意味するのか?私は、共産党、新社会党、緑の党グリーンズジャパン、自由党小沢一郎氏の後援会である茨城一新会、つくば・市民ネットワーク、とりで生活者ネットワークの六政党・政治団体など、多くの脱原発の市民団体や政党の広範な【東海第二原発 再稼働反対】のうねりが現地で大きなものとなっていること、橋本知事も本音はともかく、公約の転換をはなければ、選挙戦を戦えないという政治判断があってのことと推測する。
実は、東京都議選、仙台市長選と連敗し、横浜市長選を民進党の分断で勝利した自民党本部は、横浜市を地盤とする菅義偉内閣官房長官が直接腹心の選挙参謀を現地に送り込んでいるそうだ(「日刊ゲンダイ」参照)。思い切った現職知事の政策転換は、それだけの見通しをもってのことだ。無所属の橋本知事も自公公認の候補も、ともに当選したら自民党路線でしか動かない。
社民党も党首福島瑞穂さんのパートナー海渡弁護士は、鶴田まこみさん立候補以来の選挙参謀格だし、地元の社民党のかたも応援演説にらたっている。代表選で大変な民進党にも、鶴田まこみ候補の母体「いのち輝くいばらきの会」はおだやかであたたかく支援を呼びかけている。「鶴田まこみ @ いのち輝くいばらきの会 @makomitsurutter」さんがリツイートしたツイートに以下の秀逸なツイートがある。
haru.sf 鶴田まこみ絶賛応援中! @SfHarry2 8 時間8 時間前
【8/27投票 #茨城県知事選 #鶴田まこみ 】
おぉ!😳皆さん!社民党・福島みずほさんのご主人、海渡雄一弁護士が、応援に駆け付けて下さいました〜!オール茨城に後一歩✌️😆『自主投票』の民進さんも遠慮しないで😄是非是非“自主的・個人的”に来て、鶴田まこみに『この指とまれ!』
いまだ投票日までに変動や突発事もあり得る。けれど、「市民+野党」の共闘は、明確に新しい形態と段階の市民選挙に入っている。