望月衣塑子
@ISOKO_MOCHIZUKI
法務委員会終了後、福岡たかまろ議員
@fukuokatakamaro
にぶら下がり。福岡議員は「入管庁に手間をかけさせるとは思うが、入管庁が持っている記録を意図的に隠すつもりはない。出せるものがあるなら、入管庁に出してもらう」と話した
入管法改正案は、午後にも強行採決とされるが、柳瀬房子氏の2021年4月の国会で「2005年以降、2000人以上と対面審査したが、認定できたのは6人。難民を見つけたいが見つけられない」との発言について
斎藤法相は4月25日の会見でも「柳瀬氏は2000件以上対面審査し、6人を難民認定したと発言したが、答弁はわが国の難民認定制度の現状を的確に表しているものと考えている」と、立法の根拠とした理由を説明している
しかし、16年で2000件対面審査とすると柳瀬氏は、年125件対面審査しなければならず、取材で聞く参与員たちの「年最大で50件」との数字や審判課長の「年できても最大100」との数値を大幅に上回ることになり、この柳瀬氏の発言にも疑義が生じている
自公は逃げずに入管庁に、立法事実の根拠とされた柳瀬氏の年間の処理件数を適切に出させてほしい
こんな状態で強行採決に向かうのは、世界に日本の難民認定における酷い惨状を曝け出すことに他ならない
#入管法改定案は廃案に
=============================
私見
入管法と関わる政策の向こう側に、日本政府の欧米尊重、第三世界蔑視の意識の荒野が広がっている。最近ベトナム人を多く、日本国内労働力として、うわべと異なり消耗労働力として酷使している。ベトナムから日本で学び期待してきた人々を、居場所から行方不明となるほど酷使している。ずっと前に、東電OL殺人事件があり、容疑者に東南アジアの出稼ぎ男性が逮捕された。作家佐野眞一氏のノンフィクション『東電OL殺人事件』によって1997年に起きた事件は広く世間に知られていった。逮捕されたネパール人男性は
最終的に裁判で無罪を示す状況証拠によって祖国に家族が迎えにきて帰国した。
続いてウシュマさんの事件。これは直近なので詳細は省く。ベトナム、ネパール、フィリピンとアジアの民衆たちに日本が国家的に国際社会での信頼を貶める実態は、望月さんが書かれた入管法成立の結果によって決定的な段階を超えていった。
@ISOKO_MOCHIZUKI
法務委員会終了後、福岡たかまろ議員
@fukuokatakamaro
にぶら下がり。福岡議員は「入管庁に手間をかけさせるとは思うが、入管庁が持っている記録を意図的に隠すつもりはない。出せるものがあるなら、入管庁に出してもらう」と話した
入管法改正案は、午後にも強行採決とされるが、柳瀬房子氏の2021年4月の国会で「2005年以降、2000人以上と対面審査したが、認定できたのは6人。難民を見つけたいが見つけられない」との発言について
斎藤法相は4月25日の会見でも「柳瀬氏は2000件以上対面審査し、6人を難民認定したと発言したが、答弁はわが国の難民認定制度の現状を的確に表しているものと考えている」と、立法の根拠とした理由を説明している
しかし、16年で2000件対面審査とすると柳瀬氏は、年125件対面審査しなければならず、取材で聞く参与員たちの「年最大で50件」との数字や審判課長の「年できても最大100」との数値を大幅に上回ることになり、この柳瀬氏の発言にも疑義が生じている
自公は逃げずに入管庁に、立法事実の根拠とされた柳瀬氏の年間の処理件数を適切に出させてほしい
こんな状態で強行採決に向かうのは、世界に日本の難民認定における酷い惨状を曝け出すことに他ならない
#入管法改定案は廃案に
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私見
入管法と関わる政策の向こう側に、日本政府の欧米尊重、第三世界蔑視の意識の荒野が広がっている。最近ベトナム人を多く、日本国内労働力として、うわべと異なり消耗労働力として酷使している。ベトナムから日本で学び期待してきた人々を、居場所から行方不明となるほど酷使している。ずっと前に、東電OL殺人事件があり、容疑者に東南アジアの出稼ぎ男性が逮捕された。作家佐野眞一氏のノンフィクション『東電OL殺人事件』によって1997年に起きた事件は広く世間に知られていった。逮捕されたネパール人男性は
最終的に裁判で無罪を示す状況証拠によって祖国に家族が迎えにきて帰国した。
続いてウシュマさんの事件。これは直近なので詳細は省く。ベトナム、ネパール、フィリピンとアジアの民衆たちに日本が国家的に国際社会での信頼を貶める実態は、望月さんが書かれた入管法成立の結果によって決定的な段階を超えていった。