【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

橋下徹バラエティテレビ番組復活の謀略

2016-02-19 00:10:56 | 政治・文化・社会評論
お茶の間に偲びこむ政治家失格市長はもう二度と
テレビに顔を見せてほしくはないさあ
安倍と組む浪花のトールさま、とおらんでええがな、
あんなもん。
           昭和鑑真&櫻井 智志





橋下徹がなんとテレビのバラエティ番組にでて、日テレ、フリー、テレビ朝日とわたりあるく出世と野望のアナウンサー羽鳥氏とペアで番組を進行させるという。
まっとうに考えたら、極右勢力で大阪でやりたい放題やって大阪の街をぶちこわしたネトウヨまがいのデマゴーグを、テレ朝はよくもバラエティに起用したものだ。
古館伊知郎の報道ステーションをTBSのNEWS23の前の時間に聴いている。古館はいまも反権力、反ファシズムへの抵抗を見失っていない。
それを夜ごとマスコミの幹部や経営陣を料亭などに招いては接待食事を続ける安倍総理に、もちかけられたテレ朝の誰かがほいほいと安請け合いして、橋下をつかってみようとしたと考えられる。
日本国民は、政治と大衆人気とを分別できない。
古くは、山東昭子、石原慎太郎、山口淑子(李香蘭)、
そして今度の参院選ではなでしこサッカーの沢穂稀が公然と東京選挙区で、スピードの今井絵理子が沖縄比例区から、三原じゅん子は神奈川選挙区、まるで芸能人とスポーツ花形のオンパレードだ。
橋下は、テレビで露出し、国民に人気をふっとうさせて、それをばねにいよいよ憲法改悪のタッグマッチで安倍とくんで、憲法改悪合法クーデターにうってでる。
いいかげん、テレビで二股五股の浮気や不倫報道でしょうもないネタでうっぷんばらししているような状態が続くと、国民はテレビ文化を中心にいつのまにかテレビボックスのもと洗脳された陶酔状態でハメルーンの笛吹きにおどられされて、東京オリンピックでスポーツを媒介に見事に国粋主義に熱狂していく。
その導入役を羽鳥サンに手招きされて橋下徹がまかりとおる。
テレビ10%で何千万という人間が動く。
私にはその光景が、お笑いどころか国民をなめたファシズムの怨霊が甦ってくるように思える。
国会のいいかげん止めてくれと思う自民党閣僚や議員たちの海外に顔を向けられないようなどうしようもない醜態政治が続く。
かつて報道されたほんとの事件。
新幹線のなかで、男が抵抗するみずしらずの女性を車内トイレに強引にひっぱって恫喝と暴力で恐怖で威圧して、トイレ内で強姦犯罪を強行した。
車内の乗客はずうっと成り行きを見ていて、しかししらんぷりして見てみぬふりをよそおった。
日本の現在の一般的風潮をあらわしている。
いま国内でおしすすめられている安倍政権の暴走は、ほとんど国民の心理をコントロールして恫喝と強権力行使のえげつなさの一点において、新幹線強姦男とあまり変わらないと私は感ずる。
恐怖政治はいつか崩壊するにしても、国民はそのような暴力支配に脅えきってなにも言えなくさせられている。
橋下徹。この安倍政権の太鼓持ちが、テレビ電波で迎合の男芸者の媚びをうろうとする浅薄な仕掛けが、日本ファシズム深化のひきがねとなって、参院選や衆院選で日本を滅茶苦茶にする手先案内人となって、熱狂的に陶酔する狂乱状態を権力迎合の大手マスコミ幹部たちと送り出すのか。
なさけない社会となってしまった。
貧しく餓えに苦しんだ戦争直後への数年間、私たちの親たちの世代は必死になって日本再建のために、1960年にはアメリカ軍支配下の傀儡政権岸信介と闘って、ついにアメリカ政府要人はヘリコプターできたがアメリカ本国に帰らざるをえなかった。
いまSEALDsや市民連合に呼応する多くの民衆。ともにたたかう共産党や社民党、生活の党、緑の党、民主党岡田代表派。
私たちはつくらたニヒリズムを自ら打破し克服し、社会を再建するために見ずらの足元で地道な闘争が求められている。
アメリカの民主主義的社会主義者サンダース大統領候補選に闘っているアメリカの隣人とともに日本では日本の課題を実現しよう。

最新の画像もっと見る