【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

前橋・藤沢両市長選挙でめざすものは何か

2016-02-13 13:34:45 | 政治・文化・社会評論
  選挙分析にもとづく予想への私見~前橋・藤沢両市長選でめざすもの
                     ~櫻井 智志

 前橋と藤沢の民主候補のサポーターの報告で、以下の情報に出会った。なかなか充実感を予感して、それをてがかりにタイトルの内容に
思考を進めた。ご覧いただれば幸いである。



Ⅰ 【元となったデータ】

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はる ⭐さんの選挙分析http://harunosippo.blog.fc2.com/


はる
@harunosippo
世論調査や過去の得票をもとにして選挙分析を行っています。

はる ⭐
@harunosippo
八幡市長選、藤沢市長選、前橋市長選は、いずれも新人の候補にとって厳しい情勢とみています。

はる ⭐
@harunosippo
2月14日投開票 群馬県 #前橋市長選
山本龍 (無所属 自民・公明推薦)
樋口和彦(無所属 共産推薦)



2012年前回選挙
山本龍   65,173票(自民・みんな推薦)
高木 政夫 51,552票(連合群馬支援)
亀田 好子 9,650票
樋口和彦 7,037票(共産推薦)


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Ⅱ 【二つの市長選にアプローチする】

 「厳しい情勢」とは、当選のことをさしていますよね。
私もはるさんの分析には信憑性があると思います。
しかし、供託金を没収されるような得票数と、たとえば京都市長選での本田久美子さんのように得票率32%で、大きく参院選の土台を固めた選挙とでは、大違いなのです。

①当選か落選か
②得票率は前回と比べてどうか
③選挙そのものが候補者も支持者も充足するような元気いっぱいの闘争ができたかどうか
④今年の衆参国政選挙のはずみとなったかよけい落胆することになったか

この四つの指標で闘い、選挙後に各地域ごとに分析すると、次の選挙での地域ごとのてこ入れが明白になります。

私たちは選挙予想屋ではない。
選挙を自ら闘うか応援するか、当事者なのです。

A 前橋市長選について

 前回 山本現市長の得票率 48.850927%
 前回 ひぐち和彦氏得票率  5.274638%

ひぐちさんが、前回の四人の選挙よりも得票率は二人の決戦ですから、増えます。
どれだけ増えるか楽しみです。

B 藤沢市長選

 前回 鈴木 恒夫 新 51,876票 元自民党神奈川県議
    海老根靖典 現 40,944票 元自民党市議 松下政経塾第2期生
    三野由美子 新 22,320票

 三野さんという方がよくつかめないので、検索すると以下の記事に出会った。
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湘南ファイブ通信(小林麻須男さんというリベラルなかたのサイトです)

2012-02-06 09:39:42 | 時事問題
藤沢市長選に立候補した三氏の素顔
鈴木つねお氏、海老根靖典氏、三野由美子氏
(*ここでは、三人に対して辛辣な素顔を赤裸々にしているが、いまの課題に照らして三野さんの記事を転載させていただく。)

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三野由美子氏
―市民感覚からほど遠い 三野氏の素顔ー 


1、民主党の看板を掲げながら、憲法改悪を進める日本会議地方議員連盟の「常任幹事」
三野氏は現在藤沢市会議員ですが、名刺には、「藤沢発、日本再生」というスローガンすり込まれ、憲法改悪、戦争賛美の教科書推進の日本会議の役員です。こうした民主党の看板を掲げながら、憲法改悪を進める議員が全国には多くいますが、彼女もそうした議員の一人です。

2、所属会派の支持も無く、市職労に推薦を求める
三野氏は、現在藤沢市議会では「民主、社民、ネット」の会派に所属していますが、市長選出馬に当たって、これらの会派や、所属する民主党からの支持が得られず、藤沢市職労推薦で出馬をきめたとの事です。個人の思惑で、政党から組合へと簡単に看板を掛け替える三野氏の変わり身の早い政治姿勢は、信用がおけません。また、藤沢市職労も、何でこうした三野氏を推薦するのか不可解です。

3、教育委員選出では、海老根市長と同一歩調、市内の平和運動には、敵意
教育委員選出問題では、海老根市長と同じ松下政経塾出身者を市外から導入に賛成したり、また、市内の9条の会が公民館行事に参加するのは政治活動だと排除を求めたり、三野氏は、議会で教科書改訂推進、平和運動敵視の言動を繰り返し行なっています。
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この「湘南ファイブ通信」は非常に参考となった。
驚くべきは次の記事である。

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湘南ファイブ通信  2012年1月24日
http://blog.goo.ne.jp/syonan-5/e/d1d7c773b62bf6ef56ac5f9a96773ccf
藤沢市長選挙
現職・海老根市長のあまりのひどさに、
社民党、共産党が勝手連的に自民党候補を支援


神奈川県藤沢市では、2月12日市長選挙が行われますが、市役所内で火災報知器を外してバーベキュウパーテをやったり、時価3000万円の土地を1億8百万円で購入するなどの不祥事・疑惑事件を起こした現職・海老根市長の退陣を求め、自民党の鈴木恒夫氏が立候補を表明しましたが、このほど、社民党、共産党より、それぞれ勝手連的に鈴木恒夫氏を支援するとの声明が発表されました。(下記声明文参照)
現職・海老根市長のあまりにもひどい市政に、自民党候補者を、社民党、共産党まで支援するなどと言うことは、藤沢市に於いて初めてのことです。
大阪市長選挙において、独善的な橋下市長阻止のために、自民党候補を共産党が支援する選挙が行われましたが、藤沢市に於いて成功するかどうか注目される所です。
市民団体としては、「藤沢市政を考える市民の会」「平和な民主藤沢をつくるみんなの会」などが、反海老根の鈴木恒夫氏を支援しています。
なお、社民・共産等の反海老根勢力分断のためか、藤沢市の職員労組が、独自候補を擁立するなどの動きも在り、市長選の行方は予断を許しません。

(*この時の共産党の見解も公開されていたので、写真情報として掲載します)
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 さて、本論に戻す。
前回当選した新人の鈴木恒夫さんは、共産党社民党の支持もとりつけていた。
それが今回は、鈴木市長に、唯一対立候補を擁立した日本共産党推薦の鈴木とも子陣営は、ゼロからの出発であったわけだ。
鈴木恒夫氏は圧倒的な地盤固めが出来ている。それにチャレンジする鈴木とも子氏は,熱心な運動からどれだけ得票するかが楽しみである。
 とりあえず、今回のねらいは二つある。
①次の市長選挙の基盤を形成することがどれだけできたか、結果に出るがそれは次回の目安となる。
②藤沢市と神奈川県ぐるみで動いていることで、国会選挙の準備ともなる。あっせん利得など金銭疑惑で辞職した甘利元大臣の地盤は大和 市が中心で、藤沢市とも近い。この市長選しだいでは、甘利明氏の選挙結果へも連動するだろう。


結論
 くどくどと書かない。
まずはみんなで投票に行くことだ。
日曜日は天気が荒れる。
きょうの期日前に行っておくか、明日の予報で早めにいくか。
いんな意味で「春の嵐」が吹く、予感がする。

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