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明石市長12年の泉房穂氏、著書2万部突破にも“毒舌”さく裂「口は悪いが、もっと売れると…」

2023-05-20 17:34:43 | 転載・政治社会と思想報道
明石市長12年の泉房穂氏、著書2万部突破にも“毒舌”さく裂「口は悪いが、もっと売れると…」


スポーツ報知• 1 時間前


著書「政治はケンカだ!」のサイン本お渡し会を行った前明石市長の泉房穂氏(カメラ・筒井政也)
© スポーツ報知/報知新聞社
 今年4月末で兵庫県明石市長を退任した泉房穂氏が20日、大阪・堂島のジュンク堂書店大阪本店で、著書「政治はケンカだ! 明石市長の12年」(聞き手・鮫島浩、講談社)のサイン本お渡し会に出席した。

 元テレビディレクター、弁護士で2003年に民主党から衆院議員になり、2011年から3期12年、明石市長として子ども施策などに尽力し、故郷を立て直した。17年の拡幅工事の土地買収交渉の担当者へのパワハラ発言など数々の問題も起こし“暴言王”の異名も取る。

 お渡し会前に取材に応じた泉氏は、政治への思いや未来をつづった本について「12年やってきて、市長の時には遠慮せざるを得なかったテーマを本音に近い形でメッセージ性を出せたかな。シンプルイズベストで、街や社会は変えることができる。私は結果を出した。政治は結果」と胸を張った。

 代表を務めていた「明石市民の会」は4月30日をもって解散。本書では政治家卒業を明かしているが、「政治は選挙で選ばれた人だけがすると思っていない。他の街の首長選挙にも関わる。明石でできたことは国でもできる。こんなひどい国のまま死にたくはない。何らかの役割は果たしたい」と培った手腕を生かしていく構えだ。

 退任して約3週間。「12年やって疲れたのは本音。ちょっとはゆっくりしたいが、オファーはいろいろある。映画で言えば監督、脚本家、主役の中では脚本、ストーリーを書くのが好き。日本の政治の大転換のシナリオを書きたい」と息巻いた。

 本書は5月1日に発売され、即3刷で2万部突破と単行本では異例の売れ行きだが「口は悪いが、もっと売れると思った。すごくショック。こんなん、売れているうちに入らない。村上春樹の本ぐらい置いてほしい。タレントの写真集を抜いてこそ政治が変わる。12年間の卒業論文、世の中の国会議員全員に買ってほしい」と、出版社側にも毒舌をさく裂した。

 市長時代は舌禍の反省を込めて、怒りを自己調節する「アンガーマネジメント」を学んだことも。「意味はあります。いい勉強になった。一番効いたのは『腹が立ったらトイレに立つ』。帰ってくる間にクールダウンする」と説明。「コンビニに行くとレジが遅くてイライラして『手伝ったろか!?』となるが、そう思わず一緒にクリアするつもりで見守る。コンビニでイラつくのは減りました」と笑って明かした。

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