文化放送ラジオ 大竹まことゴールデンラジオ(2023/2/10) 青木理 韓国の徴用工裁判、日本が韓国ヘイトを続けたら社会が崩壊することを韓国取材からし指摘、メディアはスシローいたずら少年ではなく大きな社会悪を批判すべき&高野孟 リベラルと左翼は異なり、ヨーロッパの左翼はリベラルになり生き残り、台湾有事はアメリカの軍産複合体が日本に爆買いさせる口実、それを馬鹿に信じる安倍氏、麻生氏、岸田総理のアホさで日本破綻、日本は戦争回避路線を徹底的に貫くべきことを語る
永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、言いたい放題はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さん、メインディッシュはジャーナリストの高野孟さんでした。パートナーは、金曜日は闘います、の室井佑月さん、アシスタントは鈴木純子さんでした。
ちなみに、大阪府では攻撃を受けたことを想定しての訓練、関空が攻撃されて京都や兵庫に避難というものをやっていて(関西テレビの昼のニュース)、しかし、関空がやられてそんなに簡単に避難などできないし、アホか、です。
岸田総理と荒井秘書官のLGBT差別発言、統一協会系メディアが称賛、東京新聞の記事がありました、https://www.tokyo-np.co.jp/article/230292 この点、鈴木さんが報道を紹介されて、この差別発言に官邸に女性ゼロが無縁でないと、上智大の三浦まりさん指摘、秘書官は今4人とも男性、2013年に山田氏女性でついたのみ、日本の後進性を世界に発したと三浦さん指摘、小林節さん、同性婚を認めると社会は正しくなると指摘、同性婚は非難したらダメ、憲法13条では認めるべき。スシローの迷惑行為、大竹さん、世間の反応でやった少年に将来の影響はどうかと説かれて、ヒコロヒーさんは許されないが反響はさらに問題と説かれたもの、少年は謝罪、学校に苦情殺到でやめるもの、青木さん、やったことは論外でも、少年が調子に乗りやったが、加えられる罰のバランスに問題、客観的に見たら子供が馬鹿なことをかつてもしたが、メディアで大きく取り上げられて、かつては子供が怒られておしまい、しかしSNSで世界に発信されることになり、非難する人は、SNSで名前を去らず、学校名を特定して抗議、かつては一言怒られておしまいが、メディア環境でこうなった。さらにファストフード店が増えて、かつてはすし屋だと店員がいてこんなことできず、しかしこういうことが容易になったと指摘、室井さん、スシローが対処するので放っておいたらいいのに、少年の通う学校に抗議は、室井さんも息子さんいて怖いと思う。室井さんはスシロー、息子さんと運動部の友達連れて行き、最高40皿食べた(笑)、青木さんは、テレビのワイドショーに精通ではないが、少年を批判と、社会悪の批判があまりに問題、東京五輪談合の方が社会への害悪は圧倒的に大きいのに、子供が調子に乗り怒られたことは青木さんも大竹さんもあるが、メディアリンチは問題。室井さん、有名人がワイドショーで叩いたとネットニュースがあったと指摘。大竹さん、五輪談合は大犯罪、青木さん、400億円国民の税金を浪費、しかし人間はわかりやすい悪を叩くのは問題、室井さん、生活保護の人が叩かれて、テレビは低賃金の方が生活保護より低いと叩いたが、弱いものをバッシングではなく、最低賃金を上げろと言わず、高年収のものが弱いものを叩くのは問題、五輪も国民が反対してゴリ押し。青木さん、岸田総理は社会が変わるというが、ニュージーランドの首相は同性婚を認めても何も変わらないと演説、しかしそれを自民は排除、移民も、天皇を頂点とする家族国家を支持するものが排除、室井さんはマイノリティを差別する人がいるから守らないといけない、青木さん、スシローの少年の行為もあるが、メディアは社会構造で苦しむものを助けるべき。大竹さん、福島原発事故の際でも自力避難と政府の指定による避難で補償が異なり分断、その延長上、そして大竹さんも子供時代悪さをして、土手で大人を罠にというものはよくやり、SNS発達で、弱者叩き、少年の将来が危惧されて、実名さらされて母親にインタビュー殺到、少年の未来を閉ざすと危惧、馬鹿な事をする子供はいるが、制裁が常軌を逸していると指摘されました。
青木さんの、もっと言いたい放題、火曜日のラジオでも話されて、先週韓国取材、様々な取材をして、元徴用工問題、日韓政府で大詰め、ユン政権は日韓関係改善の解決策、財団に韓国企業が寄付して徴用工に払い、これに日本も呼応してほしい。報道によると、植民地支配の反省もして、有志の日本企業の寄付はOKというもの、3月にWBC日韓戦を岸田総理とユン大統領観戦、G7サミットにユン大統領を招く、しかし青木さん、徴用工や弁護団、財団の関係者を取材すると解決は難しい。韓国側は日本の総理の謝罪と、被告企業、日本製鉄と三菱重工の賠償は必須、これをユン政権は押し切れるか、韓国の世論は6割反対、元徴用工が反対だとダメ。これは火曜日に話しきれず、取材したのは知日派の方、ユン政権とともに日韓関係改善、そして日本も良く知っている人で、かつての日本には韓国のことをちゃんと配慮、韓国の方がかつては強く反発、日本の方が柔軟、しかし今は日本に多様性、柔軟性がないと指摘、この方は日本が好きな人の話で、青木さんの胸に刺さり、そして韓国の裁判所で、韓国兵がベトナム戦争での残虐行為に賠償命令、が、日本だと韓国も悪いことをしているとネトウヨがわめいたが、この被害者弁護士は、徴用工の弁護士=韓国人のベトナム加害も、日本の犯罪もちゃんと裁く人であり、軍隊、国家の犯した過ちを糺す弁護活動をされていて、もちろん日本のネトウヨの味方ではない。この弁護士に青木さん長時間取材、日韓は価値観を共有する重要な隣国、日本がヘイトスピーチをつづるのはダメだと青木さん強調されて、大竹さん、ユン政権は歩み寄りを見せて、日本は誠意に答えるべき。青木さん。政府間では65年の日韓条約で解決済みでも、個人の請求権は残っていることを知るべきと強調されました。
そして、宮崎地裁で生活保護減額取消しの判決、https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2023/2/10/1025654 この件のスペシャリストの小久保哲郎弁護士も、流れが変わってきたと発信されています。また、赤旗の潮流だと、原発60年延長は危険との指摘がありました、https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-02-10/2023021015_01_0.html テレビでは原発のことほとんど報じないので貴重です。
メインディッシュはフリージャーナリストの高野孟(はじめ)さん、この番組久しぶり、かつてはテレビタックルで共演、高野さん、土地を16年前に房総半島で手に入れて農業、そこに家を建てて、近くに棚田があり、保存活動をして、森林伐採、薪ストーブ、農業的な暮らしに憧れた。当時は大英断、加藤登紀子さん夫妻もそこに行かれて、田植え、酒飲み(笑)。お連れ合いさんは亡くなられたが、その縁で千葉に行き、半能半電脳、インサイダー、まぐまぐをされて、高野孟のザ・ジャーナル、48年目になっている。かつてのインサイダーのメイン記事を続けられて、再来年で50年、室井さん、高野さんに会いたかった、室井さんは問題児、叔父が面倒見てくれて、その叔父に似ている。
高野孟さん、沖縄に海兵隊は要らない、いまアジア共同体か、孫崎享さんと共著。室井さん、日刊ゲンダイで左翼とリベラルの違いを見て目から鱗、高野さん、マスコミは整理されず、旧左翼、社民党、日本共産党を今リベラルと呼ぶが、旧左翼は時代遅れで、旧民主党を作るのに鳩山さんたちと脱左翼、ヨーロッパでは、今までドイツの社民党、イタリアの共産党は行き詰まり、新たな活路。室井さん、今は行き詰まり、野党の勝つにはこのコラム、と説かれて、高野さん、今日本共産党で、松竹さん、党首公選制を言うと除名、意見の違うのを排除が左翼でダメ、多様性なし、意見が違いぶつかり合うものが活性化。志位さんは高野さん評価するが、22年委員長は問題。室井さん、党首選挙をしても志位さん選ばれると説かれて、高野さん、ピラミッド型、室井さん、多くの人に訴えるのは、柔軟性がいると、話を聞いてもらわないと、と説かれて、高野さん、ヨーロッパでは、イタリアの共産党は冷戦後民主党になり政権を取り、ドイツではゴリゴリの労働者の政党が変化してうまくいっている。
室井さん、与党にゴリゴリでも、リベラルがゴリゴリだとアカンと説かれて、高野さん、対話は必要、日本共産党で意見の異なるものを排除だとダメ。室井さん、日本共産党は縁の下の力持ちで頑張ったのにもったいない、高野さん、20代共産党員、いきなり追放、党の中央と違うものを書くと査問、追放。その経験者。
大竹さん、志位さんが長年で硬直化、しかし与党が圧倒的に強い一強他弱を問われて、高野さん、日本共産党はいいところあり、立憲民主党はふわふわでも、高野さん、96年に旧民主党の時に新時代のリベラルを作る意欲はあり、選挙協力、共産党と天皇制など100%会わなくても、岸田政権の馬鹿と闘うだけでいい、政権全て一致なら同じ政党になるもの、一致する政策で提携したらいい。
室井さん、弱者、労働者を守れが最優先なのに、野党にも問題あり、高野さん、細部にこだわり、子供手当の所得制限が問題になるより、これほど子供が大切にされない時代はない、江戸時代に、これほど子供が大事な社会はないと外国人が驚き、しかしそれから150年、子供の餓死、親が子供を殺す、子供手当の前に、かつては日本は子供を大切にしていた。大竹さん、少子化は40年前からわかっていて自民は無能、高野さん、子供に対する姿勢はダメ、そこから国会はやるべき。
大竹さん、高野さんは農業をやりながら社会を見て、岸田政権のデタラメと、野党、マスコミのものを問われて、専守防衛逸脱を問われて、高野さん、一言ではアメリカの軍産複合体、議会、役所、国防総省etcのアメリカの金のためのものがあり、かつてDPRKが核開発だと、それが危ないと、日本に入り知恵、DPRKに事があると武装した難民が来るとキャンペーン、しかしDPRKの難民は中国に行くもの、そして尖閣問題、また離島のこともアメリカのいうのは架空。そして今回は台湾有事、2027年までに来るというが、習近平氏が4期目にやるのに戦争しかないと、そんなアホなことを習近平氏はするはずない!のに、日本は、安倍氏、麻生氏か゜゛これに飛びついて、デビッドソン太平洋司令官の嘘に飛びついて、2027年まで台湾やられる、沖縄やられると、何の検証もなくデタラメを言い、それが既定路線、そして軍事費倍増。
大竹さん、その前にプーチン大統領のウクライナ侵攻があり、日本が浮足だったと説かれて、高野さん、中国がプーチン大統領みたいなアホなことはしない。台湾は中国から見ても台湾から見ても国内、何かあっても内戦、それにアメリカ、日本が武力行使は内戦。ウクライナ侵攻はドンバスのロシア系住民の多いところで、ロシア語禁止があり、それを見てプーチン大統領は介入、これは侵略になり、米日が台湾有事に手を出すと侵略=ロシアを批判できない。
大竹さん、アメリカも軍産複合体は大儲け、日米関係をどうすべきか問われて、高野さん、日本が自分の頭で考えて、台湾有事があると信じ込むのはダメ、室井さん、アメリカケツナメ、大竹さん、国会無視と説かれて時間になりました。貴重な提言で、私も赤旗ファンとして共感、これも拡散してください、以上、青木理さん、高野孟さんのお話でした。
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