【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【孫崎享のつぶやき】

2023-02-18 21:12:49 | 転載
【孫崎享のつぶやき】

客観的にいって、ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズは日本のメディアより優秀。だが米国民は米国民の 26% だけがニュース メディアに好意的な見解、報道機関が視聴者の最善の利益に配慮していると信じていると答えたのはわずか 23%。日本は?
2023-02-17 07:189



憂慮すべき新しい調査によると、アメリカ人の半数は、報道機関が報道で誤解を招き、誤った情報を伝えようとしていると信じている(CNN)。

アメリカのフランケンシュタインのような情報環境は、人々の報道への信頼を打ち砕いた。水曜日に、ギャラップとナイト財団は、アメリカ人がマスコミをどのように見ているかについての洞察を得るために調査した年次報告書を発表したが、その結果は厳しいもの.

調査によると、アメリカ人の 26% だけがニュース メディアに好意的な見解を持っている。これは、過去 5 年間に組織が記録した最低レベル。

おそらくもっと驚くべきことは、このレポートによると、アメリカ人の 72% が、全国のニュース編集室が大衆にサービスを提供できると信じているが、それが善意で意図されているとは信じていないということだ。全国の報道機関が視聴者の最善の利益に配慮していると信じていると答えたのはわずか 23%。

一方、アメリカ人は何を信じるべきかを判断するのにこれまで以上に困難を感じている。回答者の 61% は、メディア環境全体での情報の増加により、悪い情報と良い情報を選別することが難しくなっていると述べている。

国内で最も人気のあるメディアや政治家の一部は、情報環境を積極的に汚染している。民主党員は、共和党員よりも報道機関に対する信頼を大幅に表明している。共和党員の間で、ニュースに対する信頼は低下し続けている」と、ギャラップとナイト財団は述べている。

(注;トランプ氏には独裁的傾向で行動することがある。それは事実であるがニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストは、トランプを排除したいとの政治的意図があまりにも強く働き、報道の客観性が失われていることは事実である。従ってトランプ排斥に賛同する民主党支持者はこの傾向にあまり異を唱えず、他方共和党支持者からは強い反発を招いている)

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