■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

【GoToキャンペーンで行こう】第2弾 鶴の舞橋は日本一の木造太鼓橋!

2020-11-23 | お出かけ日記
今回の旅のミッションである鶴の舞橋にやって来た。

寒い。

まだ雪が降ってないものの、南国育ちの私にとっては充分に寒く感じた小雨降る北の湖畔です。

「鶴の舞橋って知ってる?」
その一言がきっかけになって、はるばる来ました青森県鶴田町。
TVを観ない私は知らなかったのだけど、女優の吉永さんがCMで・・・と聞き、
慌てて鶴の舞橋を検索してみました。

五能線、陸奥鶴田駅から車で10分ほど、津軽富士見湖パークから丹頂鶴自然公園へ繋がる木造の橋。
なんとっ!日本一の木造橋なのです。
木造でありながら曲線が綺麗な佇まい。
橋好きの私にはビビッと来るものがありました。

富士見湖パークの駐車場は簡単に見つかりました。
人影は少なく、貸切状態のパークです。

水辺に大きな鳥の群れが見えて、のどかな光景が広がります。
尾の先が黒い鳥です。
え?もしかしてあれが丹頂鶴?!
TVでしか観たことがない丹頂鶴が見えます。
感激してしばらくその場を離れることができません。


橋を渡った先に、丹頂鶴を飼育しているエリアがあって、金網に囲まれた場所で数羽の丹頂鶴を間近で見ることができました。
触れることはできませんが、近寄ると顔を上げてこちらを見てくれました。


しばらく鶴を見てから橋に向かいます。
案内板があるので全体の位置を確認できるから迷うことなし!



頑丈で立派な床に一安心。
濡れていても滑ることはなく、安心して渡っていけます。


スタート地点の側面はこんな風になっています。
すごでしょ、全部木でできています。
まぁ、木造橋なのだから当然木なのですが、一体何本使われているのだろう?
とか、木の種類とか、組み上げる順番とか・・・気になるところ満載です。


こんな風に簡潔にわかりやすい説明がありました。
直径30cmの「ひば」という木を使っています。


全長300mの橋の途中には2カ所のステージがあります。
少し広くなっていて、シーニックポイントというのでしょうか、少し立ち止まって湖が見渡せる気の利いた場所です。


静かな湖ですが、もうすぐ雪が降り積もってすごく風情が変わるのです。
雪が積もったら私は来ることができませんので(寒すぎるという理由で・・・)、しかとこの目に焼き付けて帰りましょう。


幅3mの橋を支えている橋脚をのぞいてみました。
スレンダーで素晴らしい脚です。
そしてこの脚ですが、全部同じ数ではなく、本数が多いのと少ないのが交互に並んでいました。
強度を確保しつつ、最大公約数を考えて作ったのかしら。


反対側からも撮ってみました。
1本の横にした木に左右1本づつ脚がついたものと、2本セットで左右についた脚。
それを向こう岸まで交互に使っているのがわかるかな。
少し分かり難いかもしれません。
でも、そんなことに感心しながら向こう岸まで歩きました。



橋を渡りきって、丹頂鶴自然公園側からみた鶴の舞橋です。
遠くに岩木山がそびえています。
初めは山にかかった雲が多かったのですが、流れが早いのでしばらく待ってから撮影です。
あぁ、一眼レフが欲しいなと切実に思いましたよ。


あとで写真を見ると、橋の全景だけで50枚ほど撮ってました。
そのくらい美しく魅力的な橋です。



湖に映った紅葉をパチリ!
小雨は降っていますが、風のない日でした。



鶴の舞橋  HPはこちらです
住所:青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150






【GoToキャンペーンで行こう】第2弾 立佞武多とのへ丼の街ー五所川原市!そして轟木駅へ

2020-11-20 | お出かけ日記
十和田湖から奥入瀬渓流、そしてドライブしながら山の紅葉を楽しんだ後は、五所川原市にやってきました。
五所川原で立佞武多を見た後は、轟木駅という夕陽の綺麗な駅に向かう予定です。


到着したのは、マルコーセンターという市場です。魚屋さん、お惣菜やさん、八百屋さんが集まった生鮮市場になっています。
次の目的地、五所川原の「立佞武多館」の隣にあるので、すぐに場所がわかりました。


5のつく日は特売日です。
残念ながら私が訪れたのは、5の日でもなくたくさん雨が降っている寒い日でした。
ちょうどお昼時なので、ここでランチをとることに!


まずは一通り見てから・・・と歩き始めると、各お店から声がかかります。
帆立美味しいよ〜とか、鮪(まぐろ)があるよ〜とか。水蛸(みずだこ)や平目、銀タラなど、見知った魚の他に、知らない名前の魚もありました。
全部、地元水揚げの新鮮な魚ばかりです。



ゆっくり見て、食べたいものが決まると、こちらの看板のお弁当やさん、「まごころキッチン」に向かいます。
「のへ丼セット」というのを注文すると、トレイに丼ご飯とお味噌汁(しじみ汁)、お新香を乗せて手渡してくれます。
お味噌汁には蓋をかぶせてくれるので、しばらくは冷めないで温かい状態を保つことができます。

そのご飯とお味噌汁のトレイを持って、魚屋さんに行きます。
下見しているときに複数の魚屋さんに声をかけてもらっているので、この店では鮪とヒラメを!あっちの店では雲丹といくらを!
という具合に、好みの具を好みのお店で乗せてもらうことが可能です。



以前は券売機を利用するシステムだったらしいのですが、今はお店ごとにお金を払います。
「他のお店でも親切に声をかけていただいているので、あちらに行ってもいいかしら?」というと、「もちろん!」と気分良く応えてくれました。
「綺麗にのせなくてはね」と笑いながらご飯の上に並べてくれます。
他の店では自分で乗せますというと、小さな容器にお刺身を入れて渡してくれました。

このように好みのものを乗っけることができるので、青森では「のっけ丼」と言います。
それが訛ったのか、五所川原では「のへ丼」と言います。
他にも場所が変われば、「やってまれ丼」とか「勝手丼」とかの名前がついているようです。


My丼はこちらです。
鮃(ひらめ)・・・大きな鮃で、特有のまったり感が楽しめました。
雲丹・・・青森の地元の雲丹はこのように小さな粒です。独特の香りがあって、青森の雲丹だぁぁ〜!
帆立・・・貝殻の中から取り出してくれたので感動しました。
鮪・・・生の鮪を切ってくれたので、これも感動もの。
水蛸・・・大きな蛸です。薄切りにしてますが歯ごたえ大。これは関西にはないので食べたかった。
いくら・・・最後の一粒まで美味しかったです。


特筆すべきはやはり雲丹でしょうか。
鮨屋ではあまり使わない雲丹なんですよ。
一房が小さくてプチプチの粒感があるのだけど、それを包むようなクリーミーさ。
最後に甘みと香りがふわ〜と膨らむんです。

市場の一角にお醤油を置いているテーブルがあって、そこで食べることができます。
早い話、セルフサービスなのだけど、今思い出しても、美味しかったなぁとニンマリしてしまいます。


マルコーセンター     HPはこちら
住所:青森県五所川原市大町506−11
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜日





食べ終わったあとは、腹ごなしも兼ねて、メルコーセンター隣の「立佞武多の館」に移動しました。
専用駐車場があり、帰る際に入場券を見せると無料になります。

青森の有名なお祭りは「ねぶた」だと思っていました。
下の写真のロゴを見ると、TACHINEPUTAとなっているではありませんか。

一般に「ねぶた」と仮名表記するのが多いのですが、弘前ねぷたのように「ねぷた」と呼ぶ地域も多く、なかには漢字で「佞武多」と書いて「ねぷた」と読みならわす地域もあるということです。
ここ五所川原は「立佞武多」と言いますが、なぜ立がつくのか、実際に見るまではよくわかりませんでした。



入館券を買って、いよいよ館内に入ります。
立佞武多との対面です。


入ると、案内人がいて、まずは4階までエレベーターで上がるようにと誘導してくれました。
そして4階から立佞武多を見ながらスロープで1階まで降りてくる経路となっています。
確かに1階はほぼ立佞武多の土台の部分、足より下の部分しか見れません。
顔を見るにはうんと見上げないとダメなんです。


立佞武多の館では、実際に現役の立佞武多が3体保管されています。
毎年、1体新作を作り、それを3年使います。
だからいつも3体の立佞武多がここに保存されています。
お披露目のときはこの館の壁を開いて動かすのだそうです。


デザインの起こし方とか、作成過程が丁寧に説明されていました。
輪郭を際立たせるために、太い黒い線の他に、蝋を使って白い線を出すという手法は感心してしまいます。


高さが17mと少々だったかな。20m近いのかもしれません。
すごい迫力です。
実際にこれが夜空に動いたら・・・ヤッテマレ!ヤッテマーレ!!
この掛け声に盛り上がる情景が目に浮かびます。


立佞武多の館
住所:青森県五所川原市大町506−10
営業時間:9:00~17:00
休館日:1月1日




かなり感動した立佞武多の館を出て、クールダウンを兼ねて、五能線を楽しむことにしました。


元々は五能線の話が出て始まった東北旅行。
しかし、五能線の電車で観光するのは、電車が少なすぎて無理が多い。
これは実際に轟木駅に張り出されていた時刻表。
この時期、日没は16:30頃。
もし、電車で来たとしたら・・・14:45着か、反対からの16:03着。
うむ〜、轟木駅の夕日を見たら、次は、17:39か18:34発の電車までぼんやりと過ごさなければなりません。
鄙びた駅舎がぽつんとあるだけです。




駅舎の右はこんな感じ。



左はこんなです。


駅員さんの居ない無人駅です。
ふむふむ、電車のドアは先頭の1両目しか開かないんですね。


誰も居ませんし、電車も来ないので我が物顔で探検しました。
するとホームでこんなものを見つけました。
夕日時計です。
どうやって見るのだろうか。



こちらは夕焼け暦です。
どの時期にどちらの方向に夕陽が落ちるのかわかるのですね。


よいお天気だったら、駅舎のこの方角に夕陽が落ちるはず。

楽しいものを見つけて喜んでいると、遠くで「ボ〜〜〜」と音が聞こえました。
船の音じゃ無い・・・
もしかして・・・と思うと、なんと!2両編成の電車が到着したのです。
神がかり・・・と思ってしまいました。そのくらいグッドタイミングです。


うわ〜〜、めちゃ嬉しい!!!


この空模様もかなり良い!


無茶苦茶テンションが上がった五能線、轟木駅でございました。

轟木駅
住所:青森県西津軽郡深浦町驫木扇田


次回は、途中で立ち寄った、そしてこの旅一番の目的である「鶴の舞橋」をお届けします。






【GoToキャンペーンで行こう】第2弾 紅葉の奥入瀬渓流!心に染み入る景色

2020-11-16 | お出かけ日記
宿を出発して十和田湖に向かいます。
道路標識が出ているし、カーナビがあるので大丈夫。
ランチは五所川原市の予定ですから、のんびりと心ゆくまで奥入瀬渓流を楽しむことにしました。



お天気は雨。
車から降りるときは傘が必要ですが、小雨程度の降りです。

十和田湖の周辺も木々はオレンジに染まって綺麗なのですが、写真ではその美しさが伝わりません。
目に焼き付けて、写真は奥入瀬渓流だけご紹介しますね。

もうン10年前に訪れたときは、姫鱒を食べたり、遊覧船に乗ったりしましたので
その記憶が蘇ります。
その十和田湖の東岸、子ノ口というところから焼山までの14kmに渡って続く渓流が奥入瀬渓流となります。


コロナ対策でバスでの三密を避けるために、シャトルバスの運行停止となっており、
マイカーでの通行は規制されていません。
それでも車は随分少ないように感じました。


奥入瀬渓流のよいところは、川の流れに並行して車道が通っていることかな。
もちろん全行程というわけではありませんが、ところどころに道路幅が広くなっていて車を降りてから渓流までの距離が短いので楽なんです。


雲井の滝

説明はこちらに!



落ち葉がはらはらと落ちて、紅葉は終わりかけていますが、それはそれで風情があります。



今年は暖かいようで、まだ苔も元気そう。
この苔を見て、夏に再びこの地を訪れることを心に決めました。
苔の花が咲く頃がベストです。
奥入瀬に泊まってルーペ片手に苔三昧の1日を過ごしたい。
戻ってくるから元気で待っててね!!!


ナイアガラを思い出させる滝が見えました。


近寄ってみましょう!
ビデオでも撮っているので、水流の多さがわかるのだけど、ここには載せられなくて残念です。
「銚子大滝」です。


雨の日でよかったことは、水量が多くて迫力があります。


どこを撮ってもサマになるのが奥入瀬渓流です。
道すがら、水際に三脚を設置して渾身の一枚を狙っている一眼レフおじさまの姿を
見かけました。ほんの数人ですけどね。
その気持ちわかります。私はよおくわかりますよと思いながら通り過ぎました。


木製の碑は自然に溶け込んで優しい感じがいたします。


車戻って先に進みます。
再訪を誓わなければ簡単に離れることはできなかっただろうな。
1時間や2時間の滞在では短すぎる。
私にとってはとても魅力的な景色なんですもの。

奥入瀬から山越えで上り坂になると、もう葉は全部落ちて幹だけになった木々が続きます。
車内から見る、酸ヶ湯温泉、八幡平スキー場の看板。
酸ヶ湯温泉はすごい硫黄の匂いがしました。

カーナビに表示される八甲田山。
え?八甲田山?
あの、死の八甲田山越えで有名な八甲田山ですか・・・

天気予報によると、2日後には八甲田山辺りは雪が降るとのこと。
雪の直前に来ることができてラッキーでした。

感慨深く八甲田山を無事に越えて、一路五所川原市を目指します。
予定通りお昼時に到着予定です。
TVでしか見たことがない、立佞武多を見に行きます。






【GoToキャンペーンで行こう】第2弾 紅葉の大湯温泉 ホテル鹿角の1泊2食プラン

2020-11-15 | お出かけ日記
今回の東北旅行、目指せ「鶴の舞橋」ということで企画がスタートしたのだけど、参加者の誰も青森に土地鑑がない(汗)

鶴の舞橋の写真だけ撮って帰るなら日帰りでもできそうだ。
でも、どうせなら青森、五能線のあたりをうろうろしたいよね。という話になった。
最初は、飛行機で青森空港へ行く、秋田周りの電車で行く、車で行く、それぞれの手段で青森駅を目指そうか。
そんな風に気軽に考えていたのですが、意見を出し合っているうちに、関東集合で車で一緒に移動することになりました。
私には珍しい2泊3日のお泊まりグループ旅行です。


1日目の宿泊をどこにする?と、ネットで検索してみました。
いろいろ意見が飛び交いましたが、温泉旅館が苦手な私に温泉宿の良さを是非にと、粘り強い推しについ負けそうになりました。
それでもかなり抵抗して、なんとかホテルを予約することに成功しました!

楽天トラベルで「1部屋ご利用人数」に1人を選んで検索するといくつか候補が出てきたのです。
夕食と朝食がついている旅館のようなプランです。
「でも、ホテルだよ〜?。ホテル鹿角はホテルってついてるから大丈夫」
「夕食には、食べたいと言っていたきりたんぽ鍋がついてるよ〜」
という声に背中を押されて、私もポチっと予約ボタンを押しました。

十和田湖の近くだし、ホテルの名前が鹿角・・・しかつのって・・・どんな田舎やねん!
と情報を取っていくと、鹿角は「かづの」と読みます。
縄文の故郷であり、大湯温泉郷。
そして住所はなんと!秋田県でした。



ホテルの素晴らしいHPはこちらをクリック


暗くなってからの到着だったので、ホテルの周りはよくわからずにチェックインです。
駐車場には観光バスは見当たらず、個人客の車だけでした。
フロントで名前を告げると、手続きの最後で噂に聞いた地域共通券をいただきました。
GoToを利用しての予約ですから、宿泊代は35%off、そしてこちらの商品券が付くのですからお得感満載です。
秋田県を含めて東北5県で使えます。ただし、期間が2日間のみなのですぐに使わないといけないのです。
私は地元の日本酒を選んで宅急便で送りました。



ホテルのお部屋はHPで見てもらうとして、今回は普通のシングルルームですので写真は撮りませんでした。
温泉地ですから大浴場がウリのこのホテル、バスケットにタオルセットが準備されていました。
ただし、タオルが1セットしか見当たりません。
まぁ、普通はそうでしょう。
大浴場を使う人は、浴場のほうに山のようにバスタオルは用意されているでしょうから困ることはないでしょうけど、大浴場が苦手な私はお部屋についているユニットバスを使います。
バスタオルが1枚しかないのはちと困ります。
フロントに電話をすると「すぐにお持ちします」と二つ返事で対応してくれました。
そしてほんとにすぐに、数分後には持ってきてくれました。
大きなホテルなのにこの素早さはなに?都会の一流ホテルよりも早いよ。
と、使用予定枚数のバスタオルをGETしてご機嫌な私です。

チェックインのときにお夕食の時間を決めたので、それまでの時間はお部屋で寛ぐべく洗面道具を出したり、TVを点けてみたり、Wi-Fiを楽しもうとiPadを取り出していたところ、
天井の照明のところでパチっパチっ・・・と音がし始めました。
見上げると音は止まるのですが、iPadを見ていると再び音がします。
よくよく見ると、蠅よりも少し大きな黒い虫が明るい照明を攻撃しているようです。




慌てて持っていたiPadをデスクに置いた時に、どうやら照明のコントローラの上に置いたようで、部屋が暗くなってしまいました。
気がつかない私はさらに慌てることに・・・。

半泣きで再度フロントに電話しました。
お夕食時間の忙しいときにごめんなさいね。
ほんとに手のかかる女です、はい。

今度もすぐに部屋に来ていただいて、迅速に全部解決してもらいました。
虫には慣れているようで、捕獲セットがあるんです。
それですぐに解決です。あまりの手際のよさに感心してしまいました。


そんなことをしていたらお夕食の時間になりました。
1階、ロビーの奥にはライトアップされた紅葉の綺麗な庭がありました。
そこに数分佇んで、手入れの行き届いた庭を鑑賞しました。
庭に出ることは叶わずにガラス越しなので写真は撮りませんでした。
朝に撮った写真がこれです。
通常なら写真左手に映るレストランでの食事なのですが、今はコロナ感染対策のためにレストランを閉鎖して、宴会場が夕食会場になっていました。


夕食会場は天翔の間です。


内緒で隣のテーブルをパチリ!(笑)
奥行きのあるテーブルを用意し、飛沫感染を避けるために席の工夫が見られます。
座ってみてわかったけど、対面との距離があるのであまり会話が進みません(苦笑)
出発前にジョークで言ってた「会話はLINEで!」が笑えない状況でした。


ホテル側の対策に感心しながらお夕食が始まりました。
種類多いっ!
でも、嬉しっ!!


すでにテーブルにはこのセットが配膳されていました。
お刺身とか冷製茶碗蒸しなどは冷たかったので、予約時間の直前に用意されたと思われます。


アルコール分のほとんど入ってない甘いりんご酒を一気に煽って、まずは八寸から。
私は海老・蟹抜きの献立になっています。
4種盛りは、鮭、胡麻豆腐、烏賊と明太子、青菜とアサリ。
胡麻がNGだというのを伝え忘れていましたが、最近胡麻を食べてないのでほんのちょっぴりだけ味見をしました。


お造りは、鮪(まぐろ)、鮭、帆立、烏賊
冷たくて、特に、帆立と烏賊が美味しかったなぁ。


銀ダラのオーブン焼き
海のほうでは銀ダラもよく獲れるらしく、翌日の魚市場でもたくさん銀ダラを見ました。


陶板焼き。
これは旅館ではよく見かける、下に固形燃料があって、スタッフが火を点けてくれるスタイルですよね。
こういうのに少し憧れていた私は、心の中で拍手をしました。(笑)
秋田牛と十和田湖高原ポークの食べ比べです。
秋田牛はなんともワイルドで歯ごたえがよく、対して高原豚はとろとろで柔らかく、
私としては十和田湖高原ポークが勝利しました。
野菜が美味しいのが印象深いです。


これ、稲庭うどんですよね?
献立にはサラダ仕立てとありますが、ジュンサイが入っているからこれで間違いなさそうです。



出汁の効いた冷製茶碗蒸しを食べると心が落ち着きました。
これできりたんぽ鍋に向き合えます。



お待ちかねのすごく興味がある鍋、ひとり用きりたんぽ鍋も卓上で温めるスタイルです。


じゃん!!
蓋を取ると、こんな感じ・・・
糸こんにゃく、舞茸、セリ、比内鶏(写真では見えないけど)、ネギ、きりたんぽ。
ネギの下に入ってる比内鶏が少量すぎて、出汁が薄いらしいです。
美味しいきりたんぽ鍋を食べたことがある人はそう言っていました。
私的にはあっさりと美味しくいただきました。特にセリが美味しいと感じました。
関西ではあまり食べないから、野菜の味が違うんですよ。
秋田の野菜、味が濃くて美味しい〜〜!


木の子が入った炊き込みご飯。
旅行中ずっと思ってけど、お米が美味しい。
このご飯も、お腹いっぱいなのにどんどん入る。


デザートもでましたが、味見程度しか食べることができませんでした。
そのくらいお腹いっぱいです。


ライトアップされた庭をもう一度鑑賞し、ギフトショップを冷やかしてから部屋に戻りました。
早朝からの移動と、部屋のWiFiの繋がりが悪かったのとで、お風呂あがりに缶チューハイを数口飲んで寝落ちです。
気がついたら朝だった・・・(笑)


顔を洗ったらもう朝食の時間です。
夜と同じ会場で、案内されたテーブルにはあらかじめ朝ごはんが配置されていました。
写真下のご飯、お味噌汁、惣菜一品、飲み物はビュッフェになっていてカウンターに取りにいきます。
すかさずりんごジュースGETしましたよ。
ご飯のところにはカレー、朝カレーの用意もありました。
私がとったお惣菜は、八幡平ポークと野菜の煮込みでしたが、これが大層美味しくて、おかわりしたいなと思ったくらいです。
お米、美味しい〜〜〜!


朝食が終わったら、小雨の中、いよいよ青森ツアーが始まります。
出発直前に、弘前がクラスターでロックダウンになりまして、この日は解除されたようなのですが大事をとって弘前をコースから外すことになりました。
弘前城の紅葉・・・綺麗だろうに残念です。

その代わりに十和田湖方面に行くことになりました。
もうすぐ行くから待っててね、奥入瀬〜〜!






【GoToキャンペーンで行こう】第2弾 青森の紅葉と北海道新幹線の旅

2020-11-11 | お出かけ日記
9月に行った箱根の更新をようやく終え、一息ついたところで、先日でかけた紅葉の写真編集が待っている。
おかしいなぁ、箱根から2ヶ月近く経ってるのだけど(笑)
遅れ遅れでごめんなさい。頑張って追いつきます。

箱根の写真を編集しながら、GoToトラベルキャンペーンのバナーが気になって仕方がない。
10月以降は地域共通券の恩恵もあることだし、やっぱり一度は挑戦してみたいなぁと思っていたところに、JR東日本からすごくお得なプランが出ました!!!

なんとっ!「北海道新幹線 半額」

新幹線は北海道新幹線を省いて全線制覇している私としては、いつかは北海道新幹線に乗ってみたいと思ってたのです。
どうにかして乗れないかな・・・と思いはじめると落ち着かない。
そんな私に悪魔の囁きが聞こえました。

「五能線で鶴の舞橋を見に行こう」

遠くにいる旅友の声が聞こえたのは天命でございましょう。

五能線は知っていても、鶴の舞橋を知らないので、まずはGoogle先生でお勉強をし、青森駅で集合することに!

それから1ヶ月の準備期間の間に変更に変更を重ねて、ようやく出発日になりました。
最初の予定とは全然違うスケジュールになったのはご愛嬌ですが、結果としてベストな旅になったのです。

さあ、秋の東北、紅葉ツアーの始まりです。


まずは、新幹線で東京駅を目指します。
早朝出発なので新幹線の中で朝ごはん!
勇気を出して車内販売の店員さんに声をかけると、サンドウイッチとコーヒーがセットになってますという説明でした。
このセット、1コイン(500円)だったのですよ。すごくコスパ良いですね。
シンプルに見えるサンドウィッチでしたが、お味はしごく真っ当なきちんとしたものでした。



お天気もよくて富士山がくっきりと見えました。



そして東京駅で乗り換えて、京浜東北線に乗り換えます。
最初の予定では青森駅集合だったのですけど、車で行こうということになり、
集合は川口駅(埼玉県)となりました。
その日の宿まで東北自動車道をまっしぐら!7時間くらいで着くはず・・・。

電車より車での移動の方が安全という説がありますが、大事をとって車内は私語禁止(笑)
食事の時も会話禁止。会話はLINEで〜!
などという半分本気のジョークを言いながら、ひたすら高速道路を進みます。

最初に停車したサービスエリアで簡単にランチをとることにしました。
綺麗な建物の国見サービスエリアです。
って、どこ?何県ですか?
関西人の私には馴染みのない地名です。
国見SAは福島県の北部で、宮城県との県境に近いのだそうです。


清潔なフードコート完備で、ご当地メニューがたくさんありそうです。
ここではもちろん「喜多方らーめん」でしょ!(笑)


カウンターで注文と会計を終えると、ホケットベルなのかな、出来上がったらお知らせが届くものを持たされました。
お茶とお水はセルフで無料でした。


おぉ、久しぶりのラーメンに感激した私です。
太いちぢれ麺、澄んだ醤油スープ、メンマ、ナルト、ネキ、そして煮豚のトッピング。
麺は想像より堅めに仕上がっておりましたが、太さと縮れ具合は好みです。
チャーシューは厚みがあって豪華ですが、もっとヒラヒラした薄いもののほうが食べやすい気がしました。


そしてらーめんの後にはお約束のスイーツを探しました。
フードコートの隣には、地元野菜やお土産を売るスペースがありました。
丁寧に見てまわり、国見「ももどら焼き」をGETです。
生クリームに小豆と桃を混ぜていている今風のどら焼きです。
冷凍のを買ったものだから、アイスっぽくて食べやすかったです。


そしてもう一つ、福島にきたからにはこれは必須!と教えられたのが「ままどおる」です。
結局これは家まで持ち帰ったのですが、1日1個ずつ美味しくいただきました。



次の停車は仙台を過ぎたところで、「一関」(いちのせき)で一度高速を降りることを提案しました。
ガソリンを補給しないといけないし、少し休憩をとったほうがよいですものね。

一関インターから15分という近さで「厳美渓」(げんびけい)という渓谷があります。
紅葉の様子も見たいですし、寄り道することにしました。


厳美渓は、岩手県一関市にある磐井川中流の渓谷です。約2kmに渡って国の名勝および天然記念物に指定されています。
天然記念物って動物や植物だけなのかとおもったら、地質鉱物も含まれるのだそうです。地層なども含まれるので、この厳美渓は切り立った岩肌の地層や形状などが指定されているのでしょう。


遠くに吊り橋が見えましたので、近づいてみました。


すごく揺れる橋です。
向こう側から渡ってきたオバ様方のグループで、気持ちが悪いと座り込んでしまった人がいました。
渡ってみて納得です。左右と上下に揺れるのです。


しっかりと頑丈な作りをしていたのでそれほど心配はしませんでしたが、これ以上長い距離を揺られたら私でもギブアップしそうです。


紅葉は3分ほどで、これからもっと色づいて楽しませてくれることでしょう。


私のもう一つの関心は、空飛ぶ団子、かっこう団子の様子です。
この岩場の対岸に「かっこう団子」というお団子屋がありまして、
岩場側に置かれているカゴにお金を入れて合図をすると、カゴが対岸に引き寄せられて、そのカゴにお団子とお茶を入れて返してくれるのだそうです。

誰かが注文する様子を見るだけでもよいのだけど・・・
と思ったのですが、この写真のとおりすでにお団子が売り切れておりました。
残念〜〜


45分ほどのロスタイムで、再び東北自動車道に戻りました。
ひたすら北を目指します。

盛岡を過ぎたあたりで、岩手富士と呼ばれる裾野がきれいに広がった岩手山が見えました。
山頂には雪・・・、しかも今降ってるって様子です。


さらに北に進むと紅葉している山が増えてきました。
夕方なので写真に撮るほどの明るさがなく、写真は諦めて目に焼きるけることに。
重なる山が見事にオレンジ色って・・・やっぱり東北の紅葉は素晴らしい。

十和田湖ICに着くころには辺りはもう真っ暗になっていました。
今宵の宿は大湯温泉!
目指せ大湯温泉郷!!


ホテルの灯りが見えた時にはほっとしました。
まだ17:30頃なのにこの暗さ。
明日の朝、目覚めた時に山深さがわかるのかな。



この日は朝5時半起きだったので、12時間ほど移動しています。
でも気分が高揚しているせいかちっとも眠くない。
温泉の宿はすごく久しぶりなので、楽しみと同時に少し緊張していたのでした。







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